高校球児の個人情報をネットニュースのコラムに晒し上げたスポーツライター


事の経緯

  • スポーツライターが、インターネットの高校野球情報サイトで、今夏の甲子園大会では全力疾走しない選手が目立った、として全力疾走しないワースト10の選手を実名で掲載した。
  • インターネット上(主に2ちゃんねる)で話題となる。
  • 3日後、記事が削除される。
    • 魚拓が取られていたが、魚拓まで削除される。
  • JCastで取り上げられる。
    • 上記によると、実名を晒した記者は担当者は出張中で1週間以内には戻ると思いますとのこと。
  • 2ちゃんねるでは担当者が逃亡したという見方が強く、ますます炎上。
  • 謝罪文掲載と再掲記事掲載

問題になった記事


本文まとめ(痛いニュース(ノ∀`)より)


第92回選手権大会総括 レベルの低い大会——。
残念ながら、そう思わざるをえない大会だった。理由は、走らないから。打ち損なった時点であきらめ、凡打と決めつけて走らない。反対に、安打と決めつけてふくらんで走り、ファインプレーをされてアウトにされるケースも目立った。最後まであきらめない、自分で判断しない、勝手に決めつけないのは基本中の基本。全力疾走の意識が欠如している。

今大会では、まるでプロ野球選手のように凡打で一塁までダラダラと走る選手が目立った。
一塁ベースまで到達せずにベンチへ戻る“不走”も多かった。選手たちには酷かもしれないが、代表にふさわしくないプレーをした代償として走らない選手リストを挙げておく。

(不走、一塁到達秒数ワースト10のリスト:省略)

一塁ベースまで走らないなど言語道断。

チームとしては、不走リストに3人も名前を連ねる佐賀学園、ワースト10に3人入っている成田の他に、不走2人を含む4秒75以上が4人の早稲田実、6人の松本工、4人のいなべ総合などが目立った。松本工、いなべ総合は初出場。初めての晴れ舞台でこのような姿勢では、二度目はないだろう。

記事画像(非難された個人名は削除、現代徒然草より)


JCastニュース記事


インターネットの高校野球情報サイトで、今夏の甲子園大会では全力疾走しない選手が目立った、とし、
全力疾走しないワースト10の選手を実名で掲載した。ネットでは「高校生の名前を晒して批判するのはいかがなものか」と激しいバッシングが起こり、該当の記事は削除された。

問題の記事が掲載されたのは「高校野球情報.com全国の高校野球情報」内のスポーツライターの田尻賢誉さんが2010年8月21日付けで書いた「検証 甲子園コラム」だ。
田尻さんはこの夏の92回選手権大会はレベルが低く、その理由は「全力疾走の意識が欠如している」。打ち損なった時点で凡打と決めつけて走らなかった、などと解説した。

ネットでのバッシングが激しかったせいなのか、この記事は24日までには削除されている。今回の騒動をどう受け止めているのか「高校野球情報.com」を運営するWoodStockに問い合わせてみたが、

「担当者は出張中で1週間以内には戻ると思います」

ということだった。

再掲記事

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最終更新:2010年08月29日 21:10