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ユーロビートをユーロたらしめる、エネルギッシュなシンセ音。

ダンスビート上を軽快に飛翔するそれは、熱き魂を駆り立てる音のハリケーン!


決まった呼び名がないので、トランスに多用されるシンセ音「SUPER SAW」にあやかり

EURO SAW (ユーロ・ソウ) という呼称を広めたいのですが、いかがでしょうか。


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■Euro Sawの作り方

おすすめするシンセ:2基以上のオシレーターを持つVAシンセ。ピッチにEGをかけられる機能が必須。デチューンがあればなお良し。

  • オシレータは基本的に全てノコギリ波。わずかにピッチをずらしてデチューンする。1オクターブ高い音も足すと華やかになる。

  • ピッチにEGをかける。打鍵後すぐにピッチが急降下するようにディケイを短く設定する。ピッチが降下する音がアタック音に聞こえるぐらい。

  • デチューンの具合はSuper Saw程にブレた厚い音にせず、ノコギリ波の芯を残して上品な程度にずらす。ノコギリ波のアルデンテやー。

  • 音の厚さや鋭さ、迫力に欠けると思ったら、シンセをもう一台レイヤーしてみましょう。設定パラメータを若干ずらすのがコツ。

  • モジュレーションホイール等でヴィブラートをかけられるようにする。

  • コンプでアタック音が目立つようにするとカッコいいかも。



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■Euro Sawの打ち込み

  • とにかく歯切れよく!

  • 躍動感ある打ち込みを心がけよう。ユーロにおいてシンセのモタつきは、曲の垢抜けなさ・稚拙さに直結します。

  • Euro Sawは生き物です。ほんのわずかな音の長さの差でニュアンスが変わる繊細なもの。音符の長さは64分までこだわろう。

  • 長めの音符にはヴィブラート。イメージとして『ハレ晴レユカイ』を聴いてみてください。

  • フレーズによってシンセのEGを調整。連打するフレーズなんかは、アタック音のピッチ感がだらしなく目立つことがあるので注意。

  • 合いの手のようなアプローチも曲を盛り上げる。アクセントとなる箇所は、ギュ~ン、とピッチベンドで降下させると良い感じ。



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■Euro Sawの音を聴いてみよう

■Synth1で作ったEuro Saw。あくまで一例です。
1インスタンスのSynth1。音の厚みとステレオ感を優先した音作りにしてみました。
作曲の際には複数インスタンス立ち上げて、センター成分になるデチューン薄めの音などをレイヤーしたいと思います。
Osc1はノコギリ波をデチューン、サブOscで単純なノコギリを出力(音に芯を残すためにけっこう重要)。
Osc2はデチューンつまみが無いので、ノコギリじゃなくPWMで厚みを出してみました。
ピッチEGはOsc2にしか無いので、Osc2の音が優先的です。
さらに厚みと広がりを出すためにコーラス・ユニゾンを強めにかけました。
前述した通り高音成分を足すと音が華やかになるので、toneで少しハイにしてみました。(この辺はお好みで)



■Native Instruments Massiveで作ったEuro Sawです。


Massiveを3台レイヤー。それぞれVoicingでUnisono値2のデチューン。

波形はSawtoothとGroan Iを使用。センターで鳴ってるMassive1台以外は、うっすらリヴァーブかけてます。



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