• 規格品の郵便ポストは1号から14号まであります。
  • 1号と4号は2種類あるので、都合16種類です。
  • また、各タイプとも細かいバリエーションが多数あります。
  • 10号以降は、平成8年導入の新型ポスト。

■郵便差出箱 1号(丸型)

  • 昭和31年4月20日から使用された速達郵便専用の青いタイプも過去には存在した。 このタイプは「郵〒便」と書かれている部分が「速達〒郵便 専用」となっていた。現役は見つかっておらず、ほぼ原型が有馬切手記念館にある。
  • 最近一部加工の上私設ポストとして使用されているのが北海道札幌で見つかった。

■郵便差出箱 1号角型

初期型

  • ひさしの無いタイプ
写真: 須賀神社

一般型

  • ひさしのあるタイプ
  • 一般型にさらに2タイプあって、前面の取集時刻受けがある方が、後期のタイプです。

その他バリエーション

  • 初期型、一般型に関わらず、投函口が狭くレターパックが投函できないものと、投函口が広くレターパックが投函可能なものがある。
写真:差入口拡大化改造例

■郵便差出箱 2号

  • 昭和25年より使用
  • いわゆる掛け箱型ポスト。山間部で見かけることが多いが、まれに町中に設置されている場合もある。 ポストマップ» 差出箱2号
  • 民家の郵便受け風のデザイン。
  • 高さ約45cm。
  • 容量は郵便物約130通。

■郵便差出箱 3号

  • 昭和26年より使用
  • 1号角型を少し大きくしたタイプ。 ポストマップ» 差出箱3号
  • 差し入れ口が1箇所。足が短い。
  • 本体の高さが約110cm。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 容量は郵便物約640通。

バリエーション

  • ひさしが無いタイプ(原型)、ひさし直線タイプ(当初取付タイプ)もあり。

写真左:ひさしが無いタイプ 伊藤ハム東京工場
写真右:ひさし直線タイプ 取手とうきゅう北

■郵便差出箱 4号

  • 昭和34年より使用
  • 速達専用の青いポスト。 ポストマップ» 差出箱4号
  • 差し入れ口が1箇所。
  • 本体の高さが約80cm。
  • 取り集め口が向かって右にあり、上部がカーブを描いているのが特徴。
  • 赤く塗り替えられ、私設ポストとして利用される例も多い。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 容量は郵便物約400通。

バリエーション

  • 特に私設ポストとして転用された場合バリエーションがあり、ひさしが無いタイプや取り集め口の上部が丸くなく直線的な五角形扉のものもあります。

■郵便差出箱 特4号

  • 昭和35年4月11日より使用
  • 速達専用の青ポスト。4号を大型化したもの。 ポストマップ» 差出箱特4号
  • 差し入れ口が1箇所。
  • 本体の高さが約110cm。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 現在は特定の局管内にのみ残存

■郵便差出箱 5号

  • 昭和31年8月1日より使用
  • 2号掛け箱型に似ているがもう少し大きい。
  • 駅のホームを中心に設置された。
  • 本体の高さが約70cm。
  • 駅設置のタイプは屋根が付いていない。
  • 容量は郵便物約410通。
  • 残存数はポストマップでは1本。

■郵便差出箱 6号

  • 昭和34年4月1日より使用
  • 前送郵便物の一時保管庫を兼ねた郵便ポスト。扉がポストの両側にあるのが区別のポイント。 ポストマップ» 差出箱6号
  • 足が無いのが特徴。
  • 本体の高さが約130cm。
  • 投函口に向かって右側の扉は配達郵便の一時保管用、左扉は差出郵便物の取集用。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 容量は郵便物約500通。
  • 残存数は僅少(数年前の資料だと6本)ポストマップでは5本、うち2本は撤去が確認されている。

■郵便差出箱 7号

  • 昭和37年より使用
  • 差し入れ口が2箇所。
  • 大型のポスト。
  • 本体の高さが約110cm。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 容量は郵便物各約450通。

バリエーション

  • ひさしが無いタイプ(原型)、ひさし直線タイプ(初期設置タイプ)もあり。

写真左:ひさしが無いタイプ 日本青年館通用口
写真右:ひさし直線タイプ ラッキー蔵前店前

■郵便差出箱 8号

  • 昭和41年より使用
  • 差し入れ口が2箇所。
  • 中型のポスト。
  • 本体の高さが約80cm。
  • 設置当初はひさしが付いておらず、昭和46年6月より一斉に取付られた。
  • 容量は郵便物各約200通。

写真左:通称ひさしまっすぐ型(高さ80cm、幅60cm、奥行45cm) 北里研究所病院
写真右:通称ひさし山形(高さ80cm、幅68cm、奥行45cm) あきやま商店

■郵便差出箱 9号

  • 差し入れ口が1箇所。
  • 小型のポスト。足が長い。
  • 本体の高さが約50cm。
  • 2号の後継タイプとの位置づけと思われる。

9号初期型

  • 初期型にさらに2タイプあって、前面の取集時刻受けがある方が、後期のタイプです。
写真左:前期型 府内簡易郵便局の前
写真右:後期型 夜須町添地の商店跡の前

9号様式改正型

  • 初期型より奥行きが増え、横から見ると真四角に近い形となりました。
写真: 細山

9号F型

  • FRP製、沿岸部に多い。
  • 頭の角が取れている。
  • 投函口、取集時刻受けがステンレス製。
  • 銘板はステッカータイプ(すべて郵政弘済会)
  • F型にも奥行きの浅い「前期型」奥行きの深い「後期型」がある

写真:前期型 曽根商店前
写真:後期型 和泉商店前

■郵便差出箱 10号

  • 差し入れ口が1箇所。
  • 本体の高さが約80cm。
  • 1号角型に大きさが近い。

バリエーション

  • 初期型扉と後期型の扉

■郵便差出箱 11号

  • 差し入れ口が1箇所。
  • 本体の高さが約110cm。
  • 3号に大きさが近い。

バリエーション

  • 初期型扉と後期型の扉

写真左:初期型扉 南流山郵便局の前
写真右:後期型扉 NEC我孫子事業所副門

■郵便差出箱 12号

  • 差し入れ口が2箇所。
  • 大型のポスト。
  • 本体の高さが約110cm。
  • 7号に大きさが近い。

バリエーション

  • 初期型扉と後期型の扉

写真左:初期型扉 大勝軒系らーめん七福神の前
写真右:後期型扉 池袋駅前郵便局の前
  • 投函口の左側が大きいタイプと小さいタイプがあります(参考: 12号ポスト・13号の分類 )
  • 分割ひさししか無いと思っていたが、私設ながら一体型ひさしも1本だけ確認されている。

■郵便差出箱 13号

  • 差し入れ口が2箇所。
  • 中型のポスト。
  • 本体の高さが約80cm。
  • 8号に大きさが近い。

バリエーション

  • 初期型扉と後期型の扉
  • 丸柱の脚と角柱の脚
  • 後期型扉には左右分割ひさしと左右一体型ひさし

写真左:初期型扉 乃木坂駅前郵便局の前
写真中:後期型扉角柱 東浅草郵便局の前
写真右:後期型扉丸柱一体型ひさし 法政大学市ケ谷田町校前

■郵便差出箱 14号

  • 差し入れ口が1箇所。
  • 小型のポスト。足が長い。
  • 本体の高さが約50cm。
  • 9号に大きさが近い。

バリエーション

  • 初期型扉と後期型の扉

写真左:初期型扉 柏厚生総合病院跡
写真右:後期型扉 仲野屋商店

14号W

  •  14号の差入口をほんの少し拡大したもの。2014年より登場。 

14号S

  • ステンレス製、沿岸部に多い。
  • 見分け方は、銘板の記載で判断するか、磁石を当ててくっつかない14号。

バリエーション

  • 初期型扉と後期型の扉

写真左:初期型扉 Aコープくれだ前
写真右:後期型扉 味処ふかみ向かい

14号WS

  •  14号Wのステンレス版。やはり沿岸部用。まだ数百しか発注されていないので見かけることはすくない。