記念ポスト・規格品以外のポスト

こちらでは規格品(1号~14号)以外の郵便ポストを紹介します。

■書状集箱(しょじょうあつめばこ)

  • 郵便制度が始まった明治4(1871)年に設置されたポストを再現。黒く塗られている。
  • 明治時代は木製だったが、再現品は金属製。

写真:ワープステーション江戸

■黒塗柱箱

  • 明治5(1872)年から使われていたポストを再現。黒い柱状で三角屋根。
バリエーション
  • 江の島郵便局前などに設置の上から見て正方形タイプと川越元町郵便局前などに設置の上から見て長方形タイプがあります。

■丸形庇付

  • 差出箱1号に似ているが一回り小さく、差出し口周囲に装飾が施されている。個体によって装飾が多少異なる。

写真:古橋荒物店

バリエーション
  • 右書きと左書き。

■コンクリート製代用ポスト

  • 戦時中、金属不足のためにコンクリートで作られたポスト。長野県上田市武石で一本が現役で使われている。

■LETTERポスト

  • 差出箱1号の試作品。昭和23~24年頃製造されたらしい。3本だけ見つかっており、そのうち2本は現役。いずれも「協和産業」製造。
  • 1号との相違点は差出口に英語でLETTERの表示がある。天頂部のボルトが無い。取集時刻の枠が無い。

■掛箱

  • 差出箱2号に似ている。
  • 時刻の枠が無い。

■引出し型ポスト

  • 札幌市内だけで見つかっている。7号に近いサイズ感。

■郵トピア都市記念ポスト

  • 1988年(昭和63年)に郵政省が全国から数十都市を郵トピアモデル都市を選定した。7号の変形でオブジェの載ったポスト、光るポスト、投函すると音の鳴るポスト等が設置された。郵トピア事業は2000年に終了し、ポストも撤去されつつある。
郵トピア構想モデル都市は以下の市
北海道:旭川市、小樽市、函館市
東北:八戸市、塩竈・多賀城地域(塩竃市、多賀城市、七ケ浜町)、秋田市、山形市、会津若松市
関東:宇都宮市、桐生市、佐倉市、小田原市、甲府市
東京:武蔵野市、小平市
信越:新潟市、上越市、松本市
北陸:富山市、金沢地域(金沢市、野々市町、内灘町)
東海:高山市、沼津市、瀬戸市、伊勢市
近畿:草津市、宮津市、八尾市、西宮市、桜井市、和歌山市
中国:米子市、松江市、岡山市、福山市、防府市
四国:高松市、松山地域(松山市、砥部町、松前町、重信町)、高知市
九州:久留米市、佐賀市、長崎市、熊本市、宮崎市
沖縄:那覇市

■近年設置の私設ポスト

  • 近年設置された私設ポスト。コンビニ用と同じポパル製と思われる。今のところ二口大型、一口大型、一口小型の三種確認。私設以外では成田郵便局空港第1旅客ビル内分室前に設置されている。


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最終更新:2023年11月18日 13:55