日本と北欧諸国の国内総生産(GDP)を比較してみる。やっぱり日本は大きいなぁ。北欧の国々は小粒。

(出典:OECD)

次に、人口を見てみる。
やはり日本は圧倒的にでかい国。

(出典:OECD)

しかし、国民一人当たりのGDPを見てみると、日本は北欧諸国と同じか、むしろ低いくらいである。

(出典:OECD)

北欧諸国は経済規模(国全体のGDP)や人口が小さいので「小国」と見なされ、そもそも日本との比較に値しないと思われがちである。

しかし、国の経済規模とかいったことは、政治家とか政府の役人とか、国際関係の中での国の行く末を考えなければならない人たちにとって重要かもしれないが、一般人にとってはどうでもいい話である。

個人にとっては、「世界第2位の経済大国」などということより、国民一人一人の豊かさのほうがずっと重要だ。

現に、世界的にはたいした規模でもない経済の国の人々が、「経済大国」日本の国民よりお金を稼いでいる。
これはいったいどういうことなのだろう?
という素朴な疑問。
最終更新:2007年02月04日 13:58