侍道4

【さむらいどうよん】

ジャンル アクションアドベンチャー

対応機種 プレイステーション3
Windowa 7以上
発売元 【PS3】スパイク
【Win】Ghostlight
開発元 アクワイア
発売日 【PS3】2011年3月3日
【Win】2015年7月23日
価格 【PS3】7,770円
【Win】2,480円
レーティング CERO:D(17才以上対象)
廉価版 PlayStation 3 the Best (4 Plus)
2012年1月26日/4,179円(税込)
判定 なし
侍道シリーズ
(完全版)(ポータブル) / 侍道2(決闘版)(ポータブル)
サムライウエスタン 活劇侍道 / 侍道3(Plus) / 侍道4(Plus)
侍道外伝 KATANAKAMI


概要

アクワイアが開発し、スパイクからリリースしている『侍道』の続編。
プレイヤーの選択で町の未来が決まり、自身も英雄や辻切り、刀を求める侍とシナリオに自由度が高いのが特徴のシリーズとなっている。

舞台は黒船来航を迎えた幕末、阿弥浜。 イギリスから派遣された「外国」緊迫する街を守る「幕府」外国を忌み嫌う「攘夷」の3勢力がひしめき合っている。
時系列は第1作にあたる『侍』の少し前となっており、歴代キャラクターが複数登場。


システム

また、つまらぬものを斬ってしまった

  • 通称「つま斬り」*1
    • 敵を攻撃する、アイテムを使うことで貯まる専用ゲージを消費して発動する強化状態。
  • 攻撃後のディレイが無くなり、激しい連撃が可能。連撃を行えば、ゲージが回復し続ける。
    • 最後には、体力の尽きた敵は血を吹き倒れる。剣豪気分が味わえること間違いなし。
      • スーパーアーマーも付与されるため、強引に切り込むことが可能。
    • つま斬りと相性のいい流派なら、相手に絶え間ない攻撃を浴びせることもできる。
      • 一方で、ゲージが尽きると膝を着く、流派の相性によってはつま斬り活かしきれない場合もある。
      • 普通につま斬りを解除すると、納刀状態になってしまうが、R1ボタンを押しながら解除を行うことで、抜刀状態を維持したままつま斬りを終えられる。敵を倒しきれなかったときなどに役立つテクニックである。
    • どうしても倒せない敵が出てきた際に、切り札としても非常に有用。
      • ただし、無敵になる訳では無く、つま斬り中に死亡することもある。

活力、命

  • 今作ではHPに当たる命、スタミナに当たる活力が設定されている。
    • 活力の残量に応じて、キャラクターが静止すると命が自動回復、防御力も増す。
    • 今作では命を回復するアイテムが少なく、活力での回復が必須となる。
      • これらの仕様は敵も同様となっているため、強敵との戦いでは活力を減らす事が重要。
    • 活力を回復するには、アイテムか店での食事をする必要がある。
      • 活力が完全に尽きた場合に、同心や岡っ引きに蹴られると捕縛されてしまう。

流派

  • 今作では、刀だけではなく「流派」を切り替えることが可能。
    • 攻撃性能が刀に依存していた従来作品と違い、流派目録によって攻撃手段が決定される。
      • これにより、どのような刀でも居合構えや忍者構えを行う事が可能となった。
      • この変更により、刀が折れてしまっても倒した敵の刀を奪って戦うといった戦法がしやすくなった。
    • 集めた流派の技を組み合わせて「俺流」を作り上げ、自由な技を組み込む事ができる。
  • また、新たな武器として拳銃・ボルトアクションライフル・爪が追加。
    • 銃火器は、刀と比べるとすぐに壊れ、流派もほぼ固定だが、遠距離からガードできない銃撃を行える。
      • 主人公は初期時点では使えず、条件を満たすことで使えるようになる。
    • 爪は素手に対応しており、攻撃力が上がる他、素手では不可能だった刃物のガードが可能。

オリジナル武器

  • 前作に引き続き、自分だけのオリジナルの刀・槍を作成できる。
    • 主要人物の刀など、好きな刀を組み合わせて、自分好みの刀作成が楽しめる。
  • 今作では「刃」「鍔」「柄」の3つの部品が必須。
    • 刀を限界まで強化する「鋳直し」も追加され、こちらでは鉄地金も要求される。
    • 様々な面で改善がなされており、刀作成の幅を広げている。
      • 素材に関しては直接持ち込まずとも、鍛冶屋から倉庫にアクセスできる。
      • メニューから刀を分解して「刃」「鍔」「柄」に変換可能。
      • 最終的にはどの武器でも、鋳直しによって上限値まで鍛えられるようになっている。
      • 新たに「魅力」が追加され、オリジナル刀に特殊効果を付与できる。
  • 包丁や銃など、一部の武器は組み合わせ不可能である。
    • 刀のパラメータの上限は攻撃力が500、耐久力が2000となっている。

生きた証

  • 周回により、様々な恩恵が発生するシステム。
  • 本作には「病院」「語学所」「カジノ」と3つの施設が用意されている。
    • 語学所が存在すれば英語が話せる*2ようになり、病院があれば貴重な薬を購入できる。
  • これらの施設は、一度開放されると次の周回でもそのまま利用できる。
    • 施設は特定のイベントで開放されるが、異なる勢力のイベントで閉鎖も可能となっている。
      • プレイヤーの意思に応じて、開放・閉鎖を自由にコントロールできる。
  • 特定のエンディングを迎えると、次の週からプレイヤーの外見をしたNPCが配置される。
    • クリア時の外見・名前、装備していた流派で街を闊歩しており、戦う事が可能。
      • コピーされたNPCは強敵と変わらないステータスであり、倒すのは至難の業。
      • 流派に応じた刀を装備しており、収集要素の手助けとなっている。

夜這い

  • 女性と夜の約束をした後、文字通りの熱い一晩を過ごすミニゲーム。
    • 建物にこっそり侵入、いきり立つ亀をレーダーに女性の布団を探す必要がある。
    • 警備や住民に見つかると騒ぎになる為、背後からの当身で無力化していく。
    • 女性を連れ出した後は、専用モーション戦闘であるたわむれを行い、布団に叩き込もう。
    • ある流派に入手すると男性にも夜這いが可能で、男性との夜這いもコンプリートには必須となっている。
    • メインキャラに対しても条件を満たせば夜の約束をすることができるためか、本作の女性キャラは全員年齢不詳となっている*3

拷問

  • 同心に補導される、もしくはストーリーのイベントで拷問が発生する。
    • 大老の娘たち「鬼怒川三姉妹」が拷問官を担当し、耐えることで彼女たちの好感度も上昇する。
      • 周りには調教された「人間豚」がおり、主人公の活躍に応じて歓声を上げる。
    • 拷問で死ぬと当然ながらゲームオーバーになるため、なるべく避けたいイベント。
      繰り返すことに難易度が上昇、耐え抜くことは困難になっていく。
      • 耐え抜くにはタイミング良くボタンを押す「忍耐」や、状況に応じた連打が必要になってくる。
        最後まで耐えたとしても、トドメの往復ビンタが待ち受けている。油断はできない。
    • 治安が良い以上の場合、長女、万由による水車に縛り付けられた水攻めが発生する。 耐え抜くにはボタンを連打する事になるが、制限時間が長くひたすらに連打を要求される。
    • 治安が普通の場合、三女、百合による三角木馬に跨り焼かれる拷問が発生する。
      耐え抜くにはボタンを連打し、木馬から離れる必要がある。また、何故か頭上に水風船があり、割るとその時点でクリアとなる。水攻めよりは連打要求も軽微。
    • 治安が悪い以下の場合、次女、千佳による落石が発生する。 降ってくる石を左右に避けるという、上2人に比べて簡単な物。

特典解除

  • 今作では侍点がポイント制になっており、消費して要素を解禁する。
    • 解除には必要な条件があり、特定の流派での斬殺数等が求められる。
    • おなじみの武器箪笥はもちろん、アクセサリーに当たる装飾品の多くはここで手に入る。

評価点

  • イベントチャートの導入
    • イベントの進行具合や分岐先のイベントツリーが確認出来るようになり、エンディングのコンプリートがしやすくなった。
    • 特に今作はボリュームも多く、サブイベントによる脱線も多発するため、本筋の思い出しにも役立つ。
      • 失敗したイベントには赤線が引かれるなど、わかりやすくなっている。
  • 地図上に主要人物や、なりわい*4の目標が表示されるようになった。
    • 『3』で頻発した、何処に行けばわからない状況には陥りにくい。
  • ゲームオーバー時に「リトライ」が追加された。
    • 「死」となっていた従来と異なり、その場でのコンティニューが可能。
    • コンティニューを選んだ場合、セーブポイントである写真家の元から再開される。
    • 一定のタイミングでオートセーブも行われており、3までで頻繁した、セーブ忘れによる巻き戻りは緩和されている。
  • キャラクターの独自性が広がった。
    • 外見のカスタマイズに体型や肌の色が導入された他、顔と髪型を別にカスタマイズできる。
    • 装飾品やパーツの角度、サイズ倍率の細かい指定が出来るようになったためカスタマイズのバリエーションが広がった。服装も上半身と下半身で別々に指定可能。
    • 体格の変更も可能で、巨人の如きキャラクターを作る事も可能。
    • 主人公以外のNPCも同様であり、一部のなりわいや、道場破りイベントなどでは異様に濃い外見のNPCが登場する。
    • つま斬りや食事の際など、キャラクターごとに専用のボイスが用意されている。やたらと気合を入れてつま斬りをする町民や、酒を飲んで酔っ払うメインキャラなど、色々なキャラクターを作って遊ぶ楽しさがある。
  • 過去作のキャラやBGM、ネタが登場しているのもファンには嬉しいポイントの1つ。
    • オープニング映像も、『2』に近しい構成となっている。
    • BGMも、過去作からのアレンジ楽曲になっている物が多い。
    • 流派には過去作の侍の名が刻まれていたり、なりわいでは意外な人物が強敵として登場する。
    • DLCではスーツ姿のドナ、『2』から成長したおにぎり娘「さよ」が追加される。

賛否両論点

  • 種類、流派の少ない銃器。
    • 武器としては拳銃、ライフルともに2種類ずつしかない。
      • DLCを追加すれば拳銃が1つ追加されるが、種類が少ないのは否めない。
    • 流派に関しても、拳銃は1種類、ライフルは2種類しか存在しない。
      • 他の武器種と比べると寂しい物があり、戦い方もほぼ固定される。
      • ライフルに関しては発射後にコッキングが挟まり、連射技が無い為に拳銃の下位互換。
    • シリーズ初の試みである為、小規模になるのは仕方なくはあるが…。
  • 死亡時に発生する武器流通システム。
    • 本作では死亡した際、コンティニューをしないと、所持武器を紛失する。また、確率で武器の性能が向上する。
    • 紛失した武器は、流通品を取り扱う「落とし物屋」で買い戻す。
      • もしくは、紛失した武器を持つ刀泥棒・槍泥棒を殺害して取り戻す必要がある。
      • 強力な装備だと買い戻すにも高額になり、泥棒も強敵となってしまう。
    • 複数回流通させると、確率で武器が消失する重いデメリットも発生する。
    • 面倒な要素ではあるが、流通時に発生する強化内容には、凄まじい物が含まれている。
    • 確率に振り回される事となる、玄人向けコンテンツ。もちろんリトライを選べば回避できる。
  • 主人公のモデルについて
    • 男性主人公は過去作同様「青年」「壮年」「若年」の3パターンがあるのに対し、女性主人公のモデルが存在しない。
    • そのため、女性の主人公を作る際は、どのルートにも出てくる主要キャラと同じ顔を使うかモブ顔丸出しの町民の顔を使うかしかない。
      • せっかくカスタマイズのバリエーションが広がったのに惜しい点である。

問題点

  • PS3では処理し切れないのか、フリーズや処理落ちが頻発する。
    • マップ上に処理するオブジェクトが多いと処理落ちが発生しやすい。
    • オープニングや剣術大会でも処理落ちが起き、動作がゆっくりとなる。
    • 道場にジャンプしながら飛び込むと、フリーズする事がある。
    • 本作は、複数の敵を同時に相手にする場面が過去作以上に多い。
      • このため、フリーズや処理落ちが頻発するようになってしまった。
        本作の評価を落としている最大の問題点といえる。
  • PS3にしてはグラフィックの質が低い。
    • Win版では大幅に改善されている。
  • BGMのかかる場所がまばら。特に町でもBGMが流れない。
    • パッチが配布されたが、最後まで修正はされなかった。
    • BGMファイルが正しく処理されていないのが原因で、スピーカーを調整すれば流れるようになる。
      • ただし、アクワイア側の落ち度であることは否めない。
  • 刀の説明文が消滅。
    • 前作までは個々の刀に解説があったが、今作ではなくなっている。
    • この解説も、また楽しみの1つであった為に、残念がる声も多い。
    • オリジナルの刀を作成できるようになったことによる弊害だと思われる。
  • 流派に関する問題点。
    • 流派は戦闘で経験値を貯めて段位を上げ、特定の段位に到達すると技が取得可能になる。
      • 戦闘で使う分には問題ないのだが、複数の流派を極めるとなると、膨大な経験値を要求される。
      • オリジナル流派の作成、技全習得実績の壁となっている。
    • HPが低い状態でのみ習得できる技が、活力システムと根本から噛み合っていない。
      • 少しでも活力が残っていると自然回復してしまう為、活力値0をキープして戦う必要がある。
      • さらに言えば、活力は防御力も担っており、条件を満たした上での戦闘は死と隣り合わせで、危険極まりない。
    • 実用性の低い挑発技が各立派に存在するが、これらの習得が難しい。
      • ダウン状態でのみ使える、ダウン蹴りで敵を倒す必要があり、手間と時間がかかる。
      • 挑発技に関しては、使わないなら無視できるが、これらも全習得実績に含まれている。
    • 習得困難な技に関しては「技ノ書」のようなアイテムでも覚えられるが、こちらも入手困難。
  • 拷問にマイナス要素が多い。
    • 死亡する可能性を孕み、時間が強制的に進むにもかかわらず、金による釈放がないため、捕まったら確実に発生する。
      • 時間が経過するのが主な問題で、イベントが潰れてしまう可能性も。
    • どの拷問でも連打が必須の為、好感度稼ぎもかなり苦労させられる。
    • 拷問を耐え抜いたあとに浴びる、往復ビンタのQTEにも死亡判定が発生する。
      • Win版では、何故か往復ビンタのQTE表記が削除され、入力タイミングがわからない。
  • 好感度が上がったことによる、セリフの変更がなくなった。
    • ただし好感度が下がっても、相手勢力からいきなり襲いかかられる事は無くなった。
    • 町民などのモブの台詞も、過去作では好感度や時期で変化していたのだが、本作では全く変化が見られなくなってしまった。
      • 台詞の種類も多くないため、ある程度プレイしたらなりわい目的以外で話しかけることはまず無くなる。
  • 高難易度における問題
    • 難易度の上昇に沿って、敵の攻撃力がどんどん上昇していく。
    • 本作では刀の防御力が廃止されており、常に死の危険が付きまとう調整になっている。
      • 食事などで防御力を一時的に上げることはできるが、長期戦や連戦になると途中で効果が切れてしまう。
    • 高難易度帯では「剛体法*5」が無いと、一撃で「死」に至ることもしばしば。
      • 最上位の「剛体法・極」を覚える流派は入手困難な物も多く、高難易度攻略の課題となっている。
  • 主要人物の殺害や、辻斬りの自由が大幅に減っている。
    • 侍シリーズお馴染みの主要人物殺害に制限がかかっており、反撃する相手以外は攻撃しても殺害ができなくなった。
    • ストーリーに関わる重要人物は、基本的に倒される前に撤退する。
    • ただ、過去作では主要人物を辻斬りなどで殺害するとエンディングへのルートが消滅してしまうことが多かったので、仕方ない点でもある。
  • メインキャラクター「メリンダ」が不遇。
    • 冒頭でも戦う金色の女騎士で、外国勢力の猛者と言えるのだが、彼女の扱いはかなり雑。
    • 彼女が所属する外国ルートでは、出番があるのは序盤程度。
      • 終盤では声を発するシーンも激減、外国ルートのエンディングでは存在にすら触れられない。
    • 彼女が死亡した場合、代役NPC「新隊長」がその責務を担う。
      • この都合で、ボイスを大幅に減らした可能性はある。
    • 『侍道3』でも、同様に代役が立つキャラクターはいたが、こちらはボイスや出番がきちんと用意されていたので違和感がある。
  • イベントでの難所が複数存在する。
    • チュートリアルも兼ねた「阿弥浜港争乱」が多くの問題を抱えている。
  • 行動によっては、メインキャラとの戦闘が複数回にわたって起きる。
    • この時点の主人公はアイテムを持っておらず、回復やドーピングはできない*6
      • 全員が強敵であり、撃退には苦労させられる。最終的には全員撤退し、戦利品も無い。
  • 阿弥浜港争乱では死亡せず、場合によっては救済措置も兼ねた「簀巻き日和」に派生する。
    • 1のイベントの再現であり、救済措置ではあるのだが…なんとここでも死亡する可能性がある。
    • ある人物に頼ると助かるが、その際に所持武器を全没収という重いデメリットが課せられる。
      • 初見で通過すると、刀を没収されて身一つでやりくりする必要が出てくる。
+ 終盤での難所、ストーリーのネタバレ注意
  • 一番の鬼門となるのは、隠しルートの拷問三姉妹戦。
    • 軽い戦闘の後、三姉妹の拷問を1回ずつ受け、武器とアイテムを全て没収され、素手で応戦する。
    • 回復アイテムが無い*7ので、苦戦必須。
      • 条件を満たすと応援が来るが、それまでは1人で全員を相手にする必要がある。
    • 素手では刃を防げないため、相手の攻撃はガード不可となっているのも痛い。
      • ではどうするかというと、カウンター技で刃を折る、殺害後に刀を奪って使うこととなる。
  • 攻撃力の低い素手で戦うには、活力を削って確実に倒したいが、三姉妹は活力回復アイテムを所持。
    • 長女「万由」は体力回復アイテムを2回も使うため、なんとしても防ぐ必要がある。
    • ここで死亡した場合、セーブポイントまで戻され、再度拷問も含めてやり直す必要がある。
    • 総じて、尋常ではない難易度となっており、リトライも苦労させられる。

総評

元よりシリーズそのものに賛否両論が出やすいゲームだが、前作よりもプレイして快適になった部分が増えファンとしては惜しいと評価する部分が多い。
落ち着いてアクション出来るようになるまでの道のりが遠く、そこを耐えられるかどうかがこの作品を評価するポイントになるだろう。


余談

  • 前作ではPS3ユーザーによる買い支えがあったにもかかわらず360での完全版発売によるファンから批判が多かったことを省みてか、当作品ではPS3独占が発表された。
    • なお、4年後にはSteamでWin版が販売されている。こちらは30FPS固定でフリーズと処理落ちが改善されているため性能に最適化されていなかった可能性がある。
      • 本作を代表する問題点であるフリーズや処理落ちの改善により、「言われているほど悪い作品では無かった」といった声も挙がるようになった。
  • 「また、つまらぬものを斬ってしまった」はおそらく『ルパン三世』シリーズの石川五右衛門のセリフが由来と思われる。
    • しかし、あちらの五右衛門は(自分は無益な殺人は好まないが)剣術は本来は殺人のためのものと考えており敵を傷付けずに武器や装備だけを斬って無力化した時にのみ「つまらぬものを斬った」と言い、本気で殺傷のために剣を振るった時に言うことはない。

その後の展開

  • 2012年1月26日に本作に3つの有料DLCを加えた廉価版『4 Plus』が発売された。
  • 2015年7月23日にはWin版がSteamでリリースされた。日本から購入が出来ない状態になっていたが8月1日から購入できるようになった。
    • 公式には日本語はサポートされていないが、日本語化は容易に可能。
      • ただし、テキストはPS3版のものをそのまま収録しているだけなのでボタンのアイコンがPS基準だったり、Win版の設定項目などテキストが元々存在しなかった個所は空白になったりと、多少の不具合がある。
    • Win版には、劇中のBGMやボイスファイルがwav形式で多数収録されている。
      • BGMがループしない不具合を直せる、没となったボイスを聞くことができる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月15日 16:00

*1 説明文でも総じてつま斬りと記載されている。

*2 プレイヤーは初期時点では英語がわからず、一部NPCと会話できない。

*3 町民や男性キャラは全員20歳以上である。

*4 報酬が貰えるサブイベント。

*5 一部の流派習得できる、ダメージ軽減技能。

*6 イベント前に箱を破壊する、アイテムが出る可能性もあるが…。

*7 Win版のみ体力全回復効果の秘薬、活力回復アイテムが配置。