PANDORA MAX SERIES Vol.6 ONI零 ~復活~

【ぱんどらまっくすしりーずぼりゅーむしっくす おにぜろ ふっかつ】

ジャンル 和風RPG
対応機種 プレイステーション
発売元 パンドラボックス
発売日 2001年3月22日
定価 1,980円
配信 ゲームアーカイブス
2009年11月11日/600円
レーティング CERO:B(12才以上対象)*1
判定 なし
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PANDORA MAXシリーズリンク


概要

和風RPG『ONIシリーズ』の一作であり、『PANDORA MAXシリーズ』の最終作。
平安時代を舞台に人間との共存を望む妖魔「隠忍」と、役小角率いる「五行軍」との戦いを描く。
シナリオはONIシリーズでは初めて飯島健男(現・飯島多紀哉)氏が自ら手掛けている。


物語

西暦880年。妖魔と呼ばれる、人を襲い、喰らう存在が世に蔓延り、恐れられていた。
しかし超人的な力を有する仙人・役小角(えんのおづぬ)が率いる「五行軍」による妖魔狩りで妖魔達は次第にその姿を消していき、たまに人里に降りてきては悪さをする程度となっていった。
しかし妖魔達にも人との共存を願う心優しき者達がいた。彼らは人間には忌み嫌われ、妖魔からも異端とされながらも自らを「隠忍(おに)」と称し、理解ある人間たちとともに隠れ里「しじまの里」を作って平和に暮らしていた。

主人公・司狼丸はしじまの里で平和に暮らしていたが、ある日、幼馴染の外道丸と沙紀と山の祠に遊びに行った際、誤って里の結界を守る鏡を割ってしまう。
結界が破られた里を五行軍が襲撃し、隠忍達の殆どは殺され、一部の者は捕らえられた。父・天地丸に連れられて司狼丸達三人は辛くも里を脱出し、
安住の地を求め当てのない放浪の旅に出るのであった。

それから8年後、退魔師となった司狼丸達は、やがて日本の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく。
この時はまだ自身を人間だと思っていた司狼丸だが、彼こそが後に全ての退魔士に恐れられ、隠忍一族の救世主となる最強の隠忍「時空童子」なのである。


特徴・評価点

  • ありそうで案外少ない純和風RPG、実在の人物もけっこう絡んでくる。重い境遇にありながら時にコミカルに、時にシリアスに、時に熱く展開するキャラクターやストーリーは飯島氏の持ち味が良い意味で出ており、なかなか好評。
    • 実は当初は『死者の呼ぶ館』『Catch! 気持ちセンセーション』の大池叙子氏が本作もシナリオを担当するはずだったのだが、疲労で倒れた為に世界観設定に関わっていた飯島氏が一から書き直したという。
      • 大池氏のシナリオはあまり良くない評価も散見された為(特に『Catch!』)、元のシナリオは定かでは無いが結果的に良い方向に転んだと見える。
  • キャラクターデザインは神谷順氏*2。隠忍のデザインが従来のガン〇ム風とも例えられる無機質なものから、極めて生物的な印象となった。
    • そもそも隠忍の設定を考えれば生物的なデザインが妥当なはずなのになぜ今までは無機質なものだったのか?
      これはシリーズ初代が発売されたガンダムが流行していたため「そっちのほうがウケがいいんじゃね?」という大人の都合によるもの。実際それでヒットしたのだから間違った判断ではなかったのだろうが、本作のデザインが本来の形に近いものと言える。デザイン自体も好評。
    • 登場人物も実に多彩。美男美女から醜悪な怪物、ひょうきんなコメディリリーフなど多種多様なキャラが登場する。
    • 神谷氏は本作の仕事の後に退社している。その後、パンドラボックスが倒産したのかはっきりしない時期が続くようになってからは前職について触れなくなった。
  • 神々の解放、交渉によるステータスアップなど一風変わったシステムを盛り込んでいるのも特徴。
    • 神々は様々な場所や物に宿っており、ダンジョンや民家の特定のポイントを調べると解放する事ができる*3。また、ほとんどのアイテムに個別の神が宿っており、店で購入すると解放する。
    • 本作は段(レベル)アップによるステータス上昇は無く、代わりに「徳」というポイントが貯まる。これを消費して解放済みの神と「神交渉」を行い、ステータスを上げるのである。神によって上がるステータスが異なる為、キャラの成長にも戦略要素がある。
    • また、神交渉ができない代わりに戦闘中に「神降ろし」(いわゆる召喚魔法)を使用できる神も存在する。
    • 神は100種類を軽く超え、コンプリートは至難の業である(但し、下記の問題点にあるようにコンバートが必要)。
  • 「退魔仲介所」と言う場所で依頼を受けるサブイベントもあり、ボリュームもなかなか。
    • サブイベントながら、依頼で関わる事になる人々や敵対する妖魔のエピソードはどれも凝った作りであり、その悲喜劇は考えさせられるものになっている。
    • アークザラッドシリーズ』のように、主人公の行動次第で依頼の結果と報酬額が変化する要素もある。
    • コンバートで出現する依頼では過去作にまつわるネタがふんだんに盛り込まれている。『死者の呼ぶ館』については設定上同作の物語そのものとも関わりがある。
  • 『ごちゃちる』までほとんど変わり映えしなかったUIを大胆に変更。
    • 本作は『ごちゃちる』以前のようなADV要素が無い事と、純和風の世界観という事もあってか、ウィンドウ、カーソルなどの画面構成や演出が完全に独自のデザインになっている。
    • その結果、パンドラMAXシリーズでどことなく漂っていたチープさ、低予算感が無くなっており、一つの作品として十分なクオリティを感じさせる。
  • また、CD媒体になった事でシリーズ初の主題歌付きオープニングムービーも収録されている。
    • いわゆるアニメやCGムービーとは違うが、本作の雰囲気をよく表現した味のあるムービーとなっている。
    • OPテーマ『WHY?』はまさかの英語歌詞の和風メタルだが、歌詞の内容はしっかり本作のテーマに合致したものになっており、曲の雰囲気も本作とマッチしている。EDテーマも同様。

問題点

  • 戦闘中に行動するたびにいちいち読み込みが入りストレスの元となる。
    • これは敵味方共に、通常攻撃を含むあらゆる動作に伴ってロードが入る為非常にテンポが悪い。
      • それでいて作業的な戦闘を強いられるゲームバランスなのが辛い。特にラストバトルの連戦を乗り切るにはかなりの段が必要なので、相応の経験値稼ぎが必要。
    • しかしそれ以外ではロードが短くスムーズに動作する。メニューの呼び出しやマップ切り替え、さらにイベントですら…。
    • ちなみに飯島氏はこのロードの遅さという自社作品の問題点をサイト存在時にコメントで認めていた。
  • エンディングが尻切れトンボ
    • 一応、五行軍との戦いには決着は付くが、その後のオチが投げっ放しである。
      + ネタバレ
    • 激闘の末、役小角を倒した司狼丸。しかし黒幕が開いた地獄門は塞がらず、そのまま謎の力で司狼丸達はどこかに飛ばされてしまう。ひとまず戦いは終わった為、司狼丸は約束通り巫女の神無を迎えに行く。…が、彼女の村は無人の廃村となっており、しかも最終決戦から既に50年が経過していた事が判明。その後の母・鈴鹿の開き直った大笑いでそのままスタッフロールに入る。
    • 再会を約束した仲間達などの伏線ブン投げのなんとも消化不良のエンディングである。その後、主人公達が時空を旅するという内容の次回作『ONI零 ~流転~』の予告ムービーが入り、実は本作は続き物であった事が明かされる。
    • しかし、結局製作されることはなく「流転するのは主人公達ではなく『ONI零』というゲームの方だった」という笑えないオチがついた。
  • コンバートシステムのせいで、パンドラMAXシリーズ前5作のデータを全部冒頭でコンバートしていないと神様開放・依頼制覇共にコンプリートできない。
    • コンバートで追加される要素では、それら作品のキャラがゲスト出演したりと言ったファンサービスもあるので、シリーズを通してプレイしているユーザーには一概に否定できるものではない。無論、本作から始めたユーザーには辛いが。
  • 戦闘BGMが1曲しかない。雑魚戦もボス戦もラスボス戦も全部同じ曲。終盤で変わるラスボスだけは専用曲という事すら無い。
    • 一方でBGM総数は58曲と、一曲一曲は短めとはいえ生半可なフルプライス作品以上の曲数、曲自体も作品の雰囲気に合った良曲揃いである。
    • 「放浪感を出すためには行く先々で毎回BGMが変わったほうがいいだろう」ということでフィールド・イベントBGMを優先した判断だったのだろうか?にしても偏り過ぎな気はするが、ともかくBGMにおいても手抜きはされていないということである。
  • 周回プレイは無い。
    • 過去のパンドラMAXシリーズは周回プレイ前提で、1周は10時間掛からない。というコンセプトで作られていたが、今作はストーリーのボリュームが通常のRPG並にあり、寄り道要素も充実して長く遊べる反面、2周目以降に引き継いでプレイする事が出来なくなった。
    • 1周だけで長く遊べるとは言え、ストーリー進行によって取り返しのつかなくなる要素が多い本作では神々や依頼のコンプリートが非常に難しくなっている。結果として続編は出なかったとは言え、コンバートを前提にしているならやはり周回プレイはあって然るべきだっただろう。

総評

RPGとしては手堅い出来。「パンドラMAXシリーズ」はいまひとつチープさが拭えない印象の作品が多かったが、本作はONIシリーズの独特な雰囲気と、神谷氏の美麗なイラストのお陰もあってか安っぽい印象は無い。
実際のところ、シナリオのボリューム・クオリティは充分でサブイベントも豊富であり、やりごたえは同時期のフルプライスRPGにも決して劣るものではない。
それでいて定価はシリーズ恒例の1980円なのだから、値段以上の価値は間違いなく保証できる。

しかし、ラストが投げっぱなしというのはやはりいただけない。続編が立ち消えになってしまった事自体はこのゲームの問題では無いにしても、単独作品としてみてもおかしくない程度に話をまとめる事は出来た筈である。全体的に重く、救いの無いストーリーであるだけに、ED後の消化不良感と虚無感は尚の事大きい。出来はとてもいいだけに、その点だけが惜しまれる作品である。



余談

  • これまでのシリーズ作品と違いEDを迎えた後にセーブが出来ない。その為サイト上でユーザーから「次回からのコンバートにはどう対応するのか」という問い合わせが出た。それに対する返答はラストバトル直前にあるセーブポイントでのデータがコンバート対象となるというもの。結局続編は出なかったが
  • PANDORA MAXシリーズお馴染みのおまけモードではいつものようにシリーズ他作品のPVを見る事ができるのだが、項目名が従来は発売予定作品の紹介を含めた「予告」であったのに対し、本作では過去作の紹介に留まる「ラインナップ」であり、どことなくシリーズ最終作である雰囲気が漂っていた。
    • 『流転』の予告ムービーが収録されていた事から、終わらせるつもりは無かったようだが。
  • 恒例の『ごちゃちる』ショートストーリーも本作収録分が最終回となった。
    • 『ごちゃちる』では「チルがブッチに噛み付いて吸血」という鉄板ネタがあったのだが、本作収録分は「ブッチに噛みついた動物は皆ブッチ化する」事が明らかになり、今まで散々ブッチから吸血していたチルが「もうあんたに関わらない」と叫んで逃げ出すというオチだった。
    • 最終回になったのは結果的な話のはずなのだが、このように元々のオチ自体「看板とも言えるお馴染みのネタをやめる」という本当に最終回のような内容になっている。上記のラインナップの件と言い、薄々予感はしていたのだろうか。
  • 「ONIシリーズの新作」と言うこともあり、ファンの期待も大きく、売り上げもパンドラMAXシリーズの中では最高の15万本以上を記録した*4。攻略本の売れ行きも快調だったとの事。
    • この事は当時の公式サイトの日記でも語られており、「人並みにご飯も食べれるようになった」など、経営が悪化していたパンドラボックスにとっての希望となり得るほどの快挙だったようだ。
      • 本作の好評を受けて『ごちゃちる』以前の過去作の売り上げが伸びたり、ONIシリーズ旧作リメイクが現実味を帯びたりとかなりいい流れにはなっていた模様だが、それでも持ち直すには至らず、パンドラMAXシリーズは本作で終了。公式サイトは2003年頃までは存続していたが、やがてパンドラボックスは2007年に「シャノン」に名を変えるまで休眠状態となる。
    • 本作の小説版のシリーズ化、漫画化の話すら持ち上がっていたようだが、残念ながらどれも実現する事は無かった。
  • 本作はONIシリーズでも有数の鬱展開を誇る。一例を挙げると、
    • 冒頭、五行軍により主人公たちの故郷である「しじまの里」が襲撃を受け、壊滅する。その際、仲間の外道丸の両親は強大な敵にプライドを捨てて命乞いをし、主人公たちが逃げる為の時間を稼いでくれる。が、敵のあまりに不遜な態度に逆上。転身して戦おうとするが一撃で倒され、その場で喰い殺されてしまう(しかも断末魔と共に咀嚼音まで聞こえてくる徹底ぶり)。
    • 天地丸は五鬼羅衆と呼ばれる敵達の戦いの際司狼丸たちを庇い、息子や義理の子供たちの目の前で喰い殺されてしまう(ご丁寧に一枚絵あり。ぼかされているが、非常に凄惨。そしてまたしても生々しい咀嚼音が…)。それを見た司狼丸は怒りから隠忍に転身し、半ば暴走状態に陥り五鬼羅衆数人を惨殺する。
    • 安倍晴明の実家に五鬼羅衆が襲撃した際、戦いの中で転身した司狼丸は再び暴走。その場にいた安倍晴明の両親を殺害してしまう(やっぱり一枚絵付き。しかも二人分)。
    • 五行軍から神無と両親を妖魔の力が封じられる七色水晶の谷にかくまおうとするが、そこで神無の両親は五行軍に寝返ろうとする。しかしその後に両親は五行軍に殺される。
      • 但し、神無の両親は元々、神無の不思議な力を見せ物にしていた守銭奴であり、プレイヤーが全く好感を抱けない人物であった。また、あっさりと消滅させられる感じなので残酷描写も無い。
    • 元々これまでのONIシリーズは、開発元のパンドラボックスと発売元のバンプレストの間に意見の相違があった。主人公達の変身した姿が特撮ヒーロー然としている事や、ストーリーが勧善懲悪の冒険活劇である事は発売元の意向である。従って本作は「開発元が本来やりたかったONIの形」とも言える。
      • また、飯島氏は以前からONIのシナリオを書きたい意思はあったものの、いつも別の仕事が入ってしまって書きたくても書けなかったらしい。その為、本作は当人曰く「本当にやりたかったONIの世界であり、そして古くは『抜忍伝説』や『藤丸地獄変』の流れを汲む飯島ワールドにどっぷりとつかった作品」との事である。
  • 後に一応の新作『ONI零 ~戦国乱世百花繚乱~』が発売されたが…、もはや何も言うまい…。
    • 飯島氏は2018年に「Nintendo Switch向けに和風ファンタジーと洋風ファンタジーの製作を始めた」という、ONIシリーズの新作の開発とも思える発言をしていたが、後に「『ONI』の新作を開発するにはパブリッシャーになってくれる企業が必須」という旨の発言をしており、現状では『ONI』の新作を作っている訳ではない模様である。
  • …こっそりR15ぐらいの描写があったりする。幼馴染の沙紀が香珠月姫に転身するとB地区が…隠忍の部分だけど。唯一の攻略本には、でかでかと高解像度で描かれているので気になる人は購入して下さい。
+ 参考画像

この子が

こうなる(低画質でスマン)

  • また、『復活』と上記『流転』を繋ぐ様なライトノベルがエンターブレインから刊行されているが、こちらでも更なる鬱展開が待っていた。著者は本編と同じ飯島氏でイラストも神谷氏が担当。…表紙や口絵はふつーのラノベなので注意。なお、こちらにもチラッと香珠月姫のB地区が…。
+ 以下、小説版のネタバレ極大、見たい人だけ。
  • 冒頭、「天地丸」と名乗る男が自分の村を滅ぼした兄貴分の彩蔵と戦う。…あれ?一作目に同じような名前の人物がいたような…。
  • その後、本編の最終決戦からエンディングまでの流れを、ゲーム版とは微妙に違う展開で描く。最後は未来に飛ばされると言うオチは同じ。
  • 一方、現代では外道丸は司狼丸の姉の伊月を助け、司狼丸達を探す旅に出る。その途中に二人は結ばれ、やがて子供が生まれる。その後、たまたま訪れた神無の住んでいた村で成長した彼女と合流。妖魔に騙された村人に生贄にされかけていたので助ける。
    • 外道丸達の旅に神無も同行する事になるが、その直後、先ほどの妖魔がまだ生きていた事が判明し、外道丸が単身で妖魔を殲滅しに行く事に。しかし村で待っている間に別の妖魔がやってきて、伊月が天地丸に「使うな」と言われていた隠忍の力を使って倒したが、その現場を村人に見られ、妖魔と間違われて村人たちに無残に殺される。しかも子供は妖魔の子として谷の川底へ投げ捨てられている。
    • 伊月が惨殺される一部始終を見せられていた神無は余りに惨過ぎる惨状から失明&精神が不安定に。その後意気揚々と戻ってきた外道丸が見たものは、集団で襲われ無抵抗のまま殺された伊月の死体。やったのが村人たちだと解り、隠忍ではなく妖魔としての鬼に転身し、村人全員を惨殺。一緒にいたのに何もしなかった(出来なかった)神無すら殺そうとしたが、彼女が失明している事と、子供がいない事に気付いてそのまま子供を追って谷に飛び込む鬼・外道丸。その後、神無はただ一人、目が見えない身でありながら司狼丸を探す旅に出る。
    • ちなみに、この外道丸が人間に絶望するくだりは『流転』の予告にそれらしきシーンが存在する。
  • 何も知らない&出会わない司狼丸は自分と神無の息子を名乗るイケメン最弱優男だが不死身の退魔師「高野丸」と出会う。この男は首を落とされる描写があり、しかも首をくっつけるシーンに挿絵あり。その後、川に投げ落とされた外道丸の息子=冒頭の天地丸が現れ、高野丸の首を落とし(生きているが)、鈴鹿に重傷を負わせ、司狼丸をも殺そうとする。
    • かと思いきや、本編の黒幕が更なる強敵を連れて現れ、やがて司狼丸は再び時間跳躍をする。その後、次刊へ続くような展開のまま終わるが、次刊はタイトルだけ発表されて刊行されずやっぱり未完。
    • 一方、司狼丸を兄と慕う晴明が司狼丸に刃を向け、鈴鹿が司狼丸に対して「晴明に殺されろ」と告げられるダイジェストがあったり。
  • どうやらこの『零』でシリーズを完結させるつもりだったのか、最強の隠忍=旧作との関わりを持たせようとしていたらしく、天地丸は1作目主人公、高野丸は2作目主人公なのである。時空童子の名前らしく、時空を飛んで全て廻る予定だったのだろうか。確かに『流転』の予告ではそれを仄めかす事が語られていたが。
    • 実は1作目の主人公の父は「じくう」という名前である。とはいえモブの村人の台詞で1度出ただけの名前だったが…。
  • 尚、当初の予定ではこの小説は弓弦と晴明をメインに据える予定だったが、ゲームの方ではこの2人は人気が無く、逆に小説では殆ど出番が無い予定だった外道丸が司狼丸に次ぐほどの人気を獲得していたため、急遽プロットを全面的に書き直したとの事。
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最終更新:2022年02月14日 21:49
添付ファイル

*1 ゲームアーカイブスで付与。

*2 通常の雑誌による漫画連載等の活動はあまり無かったが、一時期ゲームのアンソロジーコミックの常連であったため、何気に知っている、見た覚えがある者も多いと思われる。

*3 神のいる場所を通るとコントローラーが振動し、音が鳴る。

*4 発売後当初はそれなりだったようだが、値段の安さに見合わないクオリティの高さからかじわじわと評判が広まり、時間を掛けて売れていった。