【せんごくむそうすりー】
ジャンル | タクティカルアクション | |
対応機種 | Wii | |
メディア | 12cm光ディスク 1枚 | |
発売元 | コーエー | |
開発元 | コーエー(オメガフォース) | |
発売日 | 2009年12月3日 | |
定価 |
通常版:7,140円 特製クラコンPRO同梱パック:8,715円 TREASURE BOX(限定版):11,865円 with Wii(*1):27,300円 |
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プレイ人数 | 1~2人 | |
周辺機器 |
クラコン/同PRO・Wiiリモコン ヌンチャク・GCコントローラ対応 |
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通信機能 | ニンテンドーWi-Fiコネクション対応 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
コンテンツアイコン | セクシャル・暴力 | |
廉価版 |
みんなのおすすめセレクション 2011年1月20日/2,800円 |
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判定 | なし | |
ポイント |
弱すぎてすぐ敗走する友軍武将達 新作・新ハードなのに改悪要素あり 戦国史は有料なのに特典ナシ 新アクションは好評 |
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無双シリーズ |
いざ、出陣!
『真・三國無双』のシステムで戦国時代が舞台の『戦国無双』シリーズのナンバリング第3作。
『真・三國無双5』が従来のシステムを刷新していたこともあり、従来のシステムをベースとしている本作に期待するファンも多かった。
更に、本作は積極的にシステムなど周りの情報を公開していったこともあり、『真・三國無双5』の時(*2)と違う対応に対し、本作に寄せる期待感に拍車をかける所もあった。
ただし本作はWiiでの発売となっている。『真・三國無双5』と同じくPS3/360発売だろうと期待していたファンの多くが肩透かしを食らう形になった。
細かな不満点こそ多いが、その多くが前作までと比べてのものであるため、シリーズ未プレイ者等であればほとんど問題なく楽しめるゲームではある。
事実、みんなのニンテンドーチャンネルではみんなのおすすめセレクションにてシルバー選出されている
開発費の高騰のためか、あるいは新ハードでの開発ノウハウが十分でなかったためかは解らないが、前作までをプレイした者にとってはハード面の向上にもかかわらず改悪点が目立ってしまうのが難点。
戦場での自由度の低さも大きな不満点で、ミッションに撃破効果に味方の援護に、と非常に忙しい。
『真・三國無双5』ほど極端ではないが、シリーズの仕切り直しとして単独で見ればそれなりの完成度である。
だが、シリーズの集大成を謳うには改悪点が目立つため、物足りない仕上がりと言わざるを得ない出来である。
*1 本体とクラコンPROのセット。
*2 『三國5』リストラやコンパチなどと言った要素を隠すため(と取られても無理はない)公式サイト上での情報公開が少なかった。
*3 田中芳樹氏著作のSF小説。およびこれを原作としたコミックやアニメーション作品等。
*4 ネット上ではヤン・ウェンリーならぬ「ヤン・モウリー」と言う愛称が当たり前のように広まっている。また、シナリオも銀河英雄伝説のパロディ傾向が見られることから「戦国英雄伝説」等と呼ばれることもある。
*5 前作では特殊構えボタンを押してさえいれば、特殊構えをとらずとも瞬時に技を出すことができた。
*6 この「味方の敗走が敗北条件の戦い」については次回作の『4』以降でも続投しているが、同作では士気の概念が復活し味方武将の敗走頻度が低下した為、一応の解決を見ている。
*7 ただし、画面に表示されている間は個々の能力が適用される。
*8 そういう敵将に限って後述する撃破効果の対象だったりするが。
*9 ちなみに、『真・三國無双2』から『同4』における同様の武器が「ユニーク武器」と呼ばれていたため、その名残で本作の「レア武器」を「ユニーク武器」と称する者もいる。
*10 ちなみに、レア(ユニーク)武器の入手方法が今作と過去作では異なり、過去作では難易度を指定されたもの以上に上げて戦闘中に特定条件を満たした上で戦闘中に手に入れるものとなっているが、本作では特定の戦いにおいて(難易度の条件は変わらないが)その戦いの中で提示される4つ全ての撃破効果を発動させると戦闘後に初めて入手できるようになっている。また、前述したが、過去作では戦闘に勝利しないと入手武器が没収されていたため、「ユニーク武器を手に入れるとこまでは行ったが、その後やられて水の泡」という事態も少なくなかった。
*11 開始30秒以内に対象の敵武将を撃破することを要求されるが、マップの制約で対象の敵武将の元に行けるようになるのに15秒程かかるため、実際の制限時間は提示された条件の約半分ほどしかないと言うものもある。
*12 プレイアブルと異なり、固有のグラフィックを持たない武将のこと。汎用武将やモブ武将とも言われる。前述のプレイアブル「無双武将」と言われている。
*13 既に『真・三國無双 MULTI RAID』『真・三國無双5』『ガンダム無双』の完全版とも言える、それぞれのタイトルの末尾に『Special』と名を冠したソフトが乱発されていたことでユーザーサイドの警戒感をやたらと強めてしまっていた面がある。