【ゆびーと ぷろっぷ】
ジャンル | 音楽ゲーム | |
対応機種 | アーケード | |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント | |
稼動開始日 | 2015年2月20日 | |
判定 | 賛否両論 | |
ポイント |
ホールド譜面登場 あまりに新規に厳しすぎる仕様 既存の上級者からの評価は良好? |
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jubeatシリーズ |
音楽シミュレーションゲーム『jubeat』の第7作目。前作から1年を待たずに稼働した。
根本的なシステムは好評だった前作後期の物をそのままに、新たな取り組みを数多く盛り込んだ意欲作。
難がありすぎる旧曲解禁
Step関連
その他の問題点
元々jubeatは音楽ゲーム初体験プレーヤーにも優しいゲームであるのだが、それを阻害する数々の初心者お断りの仕様がそれを台無しにしている。『saucer fulfill』で散々問題となった点をそれ以上に悪化させている部分さえ見られるなど、完全にエントリーモデルというシリーズの立ち位置を見失っている。
既に全曲解禁済みだったりUNLOCK CHALLENGEなど軽くクリアできる腕前を持つ既存プレーヤーであればこれらの問題点は直接的な問題点となりえない為、その他のシステム回りの快適さから本作を高く評価するプレーヤーも少なからずいる。
しかし、それらはあくまで上級者至上主義の範疇にあった事は疑う余地がない。初心者に厳しくする事は新規プレーヤーの減少及びインカムの低下に繋がってしまう為、そういった意味では上級者達の首をも絞めることとなり得る。
ホールドマーカーの実装や新モードの追加といった大きな変革もあり、jubeatシリーズの一つのターニングポイントともいえる作品である。特にホールドマーカーは、当初からデバイス面での限界を囁かれていた本作において、それを打ち破ったという特筆に値する点である。とはいえ、それがシリーズ本来の魅力を損なう恐れがある事を考慮すると、やはりまだまだ粗は多い。
今一度本シリーズが「音楽ゲームのエントリーモデル」であることを再認識し、これらの可能性を潰す事なく今後どのように成長させられるかがカギと言えよう。
*1 開始した当初はコースと同じ200円だった。後にアップデートで100円になった。
*2 一応「★3以上のパーツをセットすると貰える経験値が増える」というメリットはあるのだが、初回プレーで必ず★3以上のパーツを一個貰えるようになっている為問題はない。
*3 1つは「アナと雪の女王」主題歌でお馴染みの「レット・イット・ゴー~ありのままで~」。もう1つはコナミオリジナル曲の「Too late snow」。ロケテストに登場し一旦お蔵入りになっていた譜面でprop稼働末期に正式に遊べるようになった。
*4 ただし後のアップデートでデフォルト解禁されているホールド譜面も登場している。
*5 あまりに削除されすぎて稼働開始時より全体曲数が少なくなっていた時期があったくらいである。
*6 これはひと月前に行われていた「BEMANI×東方Project」イベントでの解禁手順の流用である。
*7 曲終了時のスコアが80万点以上
*8 濁流と呼ばれるサビ地帯や所々にある16分乱打でミスを連発しやすい上、ノーツ数の関係でシャッターボーナス(曲終了時に加算されるスコア)を稼ぎづらいため、クリア条件の70万点を満たすのが困難。
*9 全てのノーツをPERFECT判定で取る事
*10 SOUND VOLTEXに楽曲を提供したJerico氏とは別人であることが判明しており、名義重複を避けたものと見られる。