ドラゴンボールヒーローズ

【どらごんぼーるひーろーず】

ジャンル トレーディングカードアーケードゲーム
対応機種 アーケード
発売元 バンダイ
開発元 ディンプス
稼動開始日 2010年11月11日
料金 1プレイ:100円
ヒーローライセンス(ICカード):500円
判定 良作
ドラゴンボールゲームリンク
データカードダスシリーズリンク
DBH/UM/UM2/UMX
SDBH/WM


概要

『ドラゴンボール』を題材としたデータカードダスシリーズの1つ。シリーズとしては初めてフラットパネルリーダータイプの筐体が使用され、バーコードが使用されなくなっている。
また『ドラゴンボール』のキャラの他に、ヒーローアバターと呼ばれるアバターも使用可能となっている。ヒーローアバターは種族を選択でき*1、メインとなるサイヤ人(男)以外にも、サイヤ人(女)、魔人族、フリーザ一族、ナメック星人、人造人間、界王神があり、それぞれ異なったアビリティと能力値の成長傾向を持つ*2。ヒーローアバターの情報は、専用のICカード*3に記録される。

初期の頃は『ドラゴンボールZ』をメインに扱っており、そこから『GT』や無印時代の『ドラゴンボール』、ゲーム『ゼノバース』も扱うようになった。最後は当時放送中のアニメ『超』を主に扱っていた。

計3回大幅なアップデートが行われており、主に『Z』を扱う初期シリーズ、主に『GT』を扱う「ギャラクシーミッション」と「邪悪龍ミッション」、主に『超』を扱う「ゴッドミッション」の4つのシリーズがある。

遊び方

カードについて

  • カードは下記の3種類のタイプに分かれている。ヒーローアバターは固定されておらず、使用時に選択する*4
    • ヒーロータイプ:防御が高く、気力ダメージも受けにくい。連携攻撃に参加すると戦闘力を上げられる。
    • エリートタイプ:気力が高く、防御がやや低いめ。連携攻撃に参加すると気力が回復できる。
    • バーサーカータイプ:攻撃力が高く、防御、気力がやや低め。連携攻撃に参加すると、対戦相手のヒーローエナジーを減らすことができる。
+ ヒーローアバターの種族と所持しているカードアクションアビリティ(CAA)、能力の成長傾向は以下の通り。
  • サイヤ人(男)
    • 全能力過不足なく育つバランス型。
      ドラゴンボールの神龍の願い事で超サイヤ人に変身できるCAA「チェンジ」を習得・強化する事ができ、
      サポートエリアに置いた時にアビリティが発動する。
      また、ヒーロータイプは自分自身が持つ超ユニット技の他、
      一部のカードの超ユニット技のメンバーにも設定されている。
      ゴッドクラスアップするとCAAが「ゴッドかめはめ波」に変化する。
  • サイヤ人(女)
    • 能力の成長値は低いがバトル開始時の初期気力が多く、気力の回復率も高めで、
      戦闘力バトルで先攻を取ったラウンドで一気にパワーアップできるアビリティを持つ爆発型。
      男サイヤ人同様に神龍の願い事で超サイヤ人に変身できる*5CAA「チェンジ」を習得・強化でき、
      ゴッドクラスアップで「ゴッドかめはめ波」に変化する。
      あとこの種族のエリートタイプは見た目と口調のギャップが一番凄い*6*7
  • 魔人族
    • 体力の成長値が全種族中最も高い。
      必殺技が発動可能な時に特定の敵を弱体化しつつ味方の中で真っ先に攻撃できるCAA「ロックオン」を持ち、
      ゴッドクラスアップすると自分チームの戦闘力が一定値以上だった場合に
      味方全員を強化するアビリティを習得する。
  • フリーザ一族
    • パワー重視で成長する。
      必殺技発動時にダメージアップ&マイナス効果を与えるCAA「バースト」を持つため、
      早く発動できる必要エナジーの少ない必殺技を採用候補にしやすい。
      ゴッドクラスアップで得られるアビリティも「攻撃成功時に更に自分が有利になる」という物であるため、
      総じて初心者向けな種族となっている。
  • ナメック星人
    • ガードの成長値が全種族中最も高い。
      2ラウンド目以降にピッコロと同化できるCAA「合体」を持っており、
      合体することで毎ラウンド気力が50%回復&常時戦闘力が2倍になるため、安定した戦力運用が可能。
      ゴッドクラスアップすると、敵チームよりも体力が低い時に発動するアビリティが追加される。
  • 人造人間
    • レベルアップで能力が成長しない回数が他の種族に比べて多く、
      初期気力が低い他、他の種族と比べてチャージインパクト速度が一段階早い。
      その代わり、ステータスが満遍なく高めに育つという他にはない長所がある。
      特定の味方一人と同時攻撃しつつ自分とそのキャラクターを強化するCAA「ダブル」を持ち、
      ゴッドクラスアップすると敵の戦闘力が一定値以上だった場合に発動するアビリティを習得する。
  • 界王神
    • ガードの成長値は全種族中最低だが、体力とパワーが大きく成長する。
      特にパワーの成長値は全種族中トップ。
      低いガードを補う為か、敵一人の攻撃を無効化しつつ反撃+マイナス効果を与えるCAA「フリーズ」を持ち、
      ゴッドクラスアップするとバトル中永続で発動するアビリティを習得する。
  • アビリティ
    • 一定の条件を満たすと発動できる。パワーがアップしたり、気力が回復したり、相手を弱体化したりなどといった効果がある。
  • アルティメットユニット
    • 指定された3枚(5枚の場合もある)のカードがチームに含まれていると、条件を満たした際に任意で発動できる。ヒーローエナジーを消費するが、効果は強力なものが多い。
  • カードアクションアビリティ(CAA)
    • 条件を満たすことで発動可能。カードを動かすことで効果を発揮する。相手にダメージを与える物や、ユニットが強化・変化するものなどがある。
      • 相手にダメージを与える物は、Wを書くように2枚のカードを同時に動かし、二人で攻撃する「W」、Zを書くようにカードを動かし攻撃と強化を行う「Z」など。
      • ユニットが変化するものは、カードを並べて特定の2戦士を合体させる「合体」、上下に動かすことで強化形態(超サイヤ人など)にパワーアップできる「チェンジ」、大きく円を描くように動かすことで巨大な姿(大猿など)に変身できる「巨大化」など。
      • 他にステータスが変化する「カプセル」などがある。
  • 超アビリティ(時空転送)
    • ヒーローアバターがいるとき、時空転送を持つユニットがアタッカーにいると発動。指定されたキャラクターが時空転送によって呼び出され、攻撃を行う。
  • 各アビリティを持たないカードも存在する。
  • また、最大五回連続で「カードだけ購入する」事も可能。その場合はICカードのみを挿入して行い、カードを購入する度に「戦闘時のチーム体力」「戦闘開始時のヒーローエナジー」「戦闘終了後の経験値」にボーナスが入るカプセルがランダムで手に入り、ICカードに記録される。カプセルは連続で購入するほど多く貰えるようになり、戦闘開始前にどのカプセルをどれだけ使用するかを選ぶことが出来る。

バトルについて

  • 最大5枚までカードを選択してチームを作り、それらをフラットパネルに置く。ヒーローアバターは使用しなくても構わない。
  • ラウンド毎にカードの配置エリアを選択する。フラットパネルはサポートエリアとアタックエリアに分かれており、サポートエリアに配置したカードは気力が約50%回復するが、戦闘に参加できない。アタックエリアは3つに分かれており、最前部では気力を75%、一番手前では気力を25%、その真ん中では気力を50%消費する。消費した気力に応じて戦闘力が上がり、合計値が高いプレイヤーが先攻となる。
    • また、戦闘力が2000毎にヒーローエナジーが貯まる。カードごとに設定された値以上に貯まると、戦闘で必殺技が使えるようになる。
    • 更に、2ラウンド目開始時、並びにラウンド毎の相手との戦闘力の数値差や自分チームの戦闘力が一定以上だった場合に発動する「スカウターアビリティ」も存在する。
      装着しているのはヒーローアバターだが、チームにヒーローアバターが居なくても使用できる。
      • スカウターの効果には種類があり、神龍の願い事で効果の変更が可能。中には、滅多に変更先一覧に出現しないレアなスカウターも存在する。
  • 戦闘は「チャージインパクト」と呼ばれる、ゴルフゲームのように激しく左右に増減するゲージを止めて行い、値の高い状態で止めた方が勝利となる。
    • 攻撃側が勝利すれば、ダメージが増え、必殺技の発動条件を見たしていれば必殺技が発動する。
    • 防御側が勝利すれば軽減する。また、致死量のダメージを受けてもHPは1となり、負けることはない。
      • 但し、HPが1の状態で攻撃を受けると防御側はチャージインパクトが行えず、必ずダメージを受ける。
    • チャージインパクトを最大値で止めると「パーフェクト」となるが、内部ではさらに細かい判定が行われており、「ミラクルパーフェクト」や「スーパードラゴンパーフェクト」など、さらなる上位版が存在する。これらのパーフェクトができると気力回復やさらなるダメージ軽減などのボーナスがある。
  • 同じタイプのユニットをアタッカーに参加させると連携攻撃が行える。連携攻撃が発動すると、前述のカードタイプごとに効果発動する他、1回のチャージインパクトで連携に参加したユニットは全て攻撃を行う。
    • 連携攻撃しなかった場合は、ランダムで追撃攻撃が発動し、追加ダメージが与えられる。
  • バトル中、様々な効果を発揮する「ヒーローバッジ」があり、一つのバッジに「ヒーロースキル」と「ロボスキル」の二つの効果*8と、バトル中の各種ステータスや戦闘後のスコア等にボーナスを付属してくれる効果がある。
    また、バッジの効果は大きく分けて「アタック(赤)」「ディフェンス(青)」「サポート(緑)」「スペシャル(金)」の四種類に分類される。
    ヒーローバッジは戦闘終了後に必ず一つ入手でき、神龍の願い事でストックの枠を増やすことが出来る*9
  • バトルは最大5ラウンドあり、先に対戦相手のHPを削りきった方が勝利となる。
    • 5ラウンド過ぎても勝負が決まらない場合はHPが大きい方が勝利となる。
  • バトルはトランクスがハイテンションで実況してくれる。チャージインパクトでパーフェクトを出すと褒めてくれたり、劣勢になると励ましてくれたりと、プレイヤー側に立った実況をする。
  • ドラゴンボールが入手できるバトルステージには、アイコンが表示される。ドラゴンボールバトルには種類があり、それぞれ特殊なルールがバトルに追加される。
    そのステージで勝利すればドラゴンボールが入手でき、7つ揃うと神龍が出現。ヒーローバッジの枠の増強やクラスアップ*10、経験値追加、神龍メダル入手*11等の願い事を叶えてくれる。
    + ドラゴンボールの種類と追加される特別ルールは以下の通り。
  • ドラゴンボールバトル
    • バトル開始と同時に、赤い星の入った地球のドラゴンボールが出現し、
      最初にスキャンしたキャラクター(以下、先頭キャラ)がそれを所持した状態になる。
      所持しているキャラをサポートエリアに移すことで、他のキャラへの受け渡しが可能。
      所持者を決めずに作戦を決定すると、一番近い位置にいるアタッカーに譲渡される。
      所持しているキャラクターが防御側のチャージインパクトで敗北するとドラゴンボールを奪われてしまうが、
      逆に所持している敵への攻撃を成功させることで奪い返すことが出来、奪取に成功したキャラは気力が25%回復する。
      ただし、ステージクリア時に味方が所持していない状態だと入手できない。
  • 究極ドラゴンボールバトル
    • バトル開始と同時に、『GT』で登場した究極ドラゴンボールが出現し、先頭キャラがそれを所持した状態になる。
      通常のドラゴンボール同様に所持しているキャラをサポートエリアに移すことで、他のキャラへの受け渡しが可能。
      こちらはドラゴンボールと違って相手に奪われることは無いが、所持しているキャラクターは連携アタックに参加できず、
      攻撃順がCAA「ロックオン」の次、つまりロックオンが無ければ真っ先に攻撃を仕掛けるようになる。
      攻撃に成功すると「究極ドラゴンルーレット」が出現し、普段の攻撃よりも高いダメージを相手に与えることが出来るようになる*12
      ただし、逆に失敗すると普段よりもダメージが下がってしまう。
      バトルに勝利すれば、ドラゴンボールを必ず入手できる。
  • ポルンガドラゴンボールバトル
    • バトル開始と同時に、ナメック星のドラゴンボールの入手数を現す専用の項目が出現。
      攻撃時や防御時のチャージインパクトに勝利することでポルンガドラゴンボールが溜まっていき、
      7つ全部集まった次のラウンドの開始時に「ポルンガバトルスロット」が発生。
      ボタンを押してスロットを止めることで、プレイヤーに有利に働く効果が発動する。
      通常なら攻撃に参加した連携人数、又は攻撃を受けた際の敵の人数と同じ数だけ入手できるが、
      ミラクルパーフェクトで勝利した場合は更に2つ多く入手できる。
      ステージをクリアできた場合は7つ揃っていなくとも更に2つ入手でき、
      その数も併せて7つ全部揃っていた場合は「ポルンガビッグボーナス」が発生。
      「経験値アップ」「ポルンガビッグボーナス(経験値のジャックポット)*13」「レアバッジ入手」「友情ボーナスアップ」の中からランダムで結果が選出される。
      そしてこの時のポルンガはやけにノリノリである。
      数あるドラゴンボールバトルの中で唯一バトル中のデメリットが無いが、その代わり通常のドラゴンボールは入手できない。
  • ダークドラゴンボールバトル
    • バトル開始と同時に邪悪龍が出現。
      複数のマイナス効果の中からランダムで効果が決定され、
      最初のラウンドで後攻になったチームのアタッカーにダークドラゴンボールが与えられる。
      ダークドラゴンボールを所持しているキャラクターはバトル開始時に決定されたマイナス効果を背負う事になるが、
      そのキャラクターが攻撃側のチャージインパクトに勝利する事で、ダークドラゴンボールを敵に押し付けることが出来る。
      ただし、サポートエリアに置いても他人に譲渡することが出来ない*14
      バトルに勝利すると浄化され、ドラゴンボールが手に入る。ステージクリア時の所持者は敵味方の誰でも構わない。
  • ゴッド玉バトル
    • バトル開始と同時に、敵味方両方の先頭キャラに「ゴッド玉」が与えられる。
      こちらも通常のドラゴンボール同様に受け渡しが可能。
      ゴッド玉は「アタックエリアに出したアタッカーの人数」に応じてレベルアップしていき、戦闘力バトル時に所持者の気力を回復してくれる。
      回復量はレベルが高いほど多くなり、最大レベル(7)まで上がるとそのチームの攻撃終了時にゴッド玉による追加攻撃が発生。
      その際、ランダムで追加効果も発生し、レベルがリセットされる。
      ただし、所持者が防御時のチャージインパクトに負けてしまうと攻撃を受けた人数の分だけ
      レベルが下がってしまうため、防御時に所持者が負けないよう注意が必要。
      また、気力回復や追加攻撃は相手側も活用してくる為、適度に敵側の所持者も狙って行かなければならない。
      ステージクリアすれば、ドラゴンボールを必ず入手できる。
  • キーソードバトル
    • バトル開始と同時に、プレイヤー側の先頭キャラに「キーソード」が与えられる。
      こちらも通常のドラゴンボールと同様受け渡しが可能。
      キーソードを所持しているチームの攻撃が終了すると「キーソードバトル」が発生するようになる。
      チャージインパクトに勝利することで追加攻撃が発生し、マイナス効果を与えることが出来るが、
      キーソードの所持者が防御時に敗北すると相手に奪われてしまう。
      そのため、ステージクリア時にキーソードを所持していなかった場合はドラゴンボールを入手できなくなる。
  • フォトン玉バトル
    • バトル開始と同時に、敵味方両方の先頭キャラに「フォトン玉」が与えられる。
      こちらも受け渡しが可能だが、受け渡しの仕様が独特なため、目当ての味方に受け渡すまでに少々手間が掛かる。
      「所持者が消費した気力の量」に応じてレベルが上がっていき、
      所持者が攻撃に成功する度にフォトン玉による追加攻撃が発生。
      レベルに応じたダメージを敵に与え、ラウンド終了時に気力ダメージを与える爆弾を張り付ける*15
      ただし、所持者が防御に失敗すると壊れたり暴走したりする。
      暴走状態に入ると与えるダメージが非常に高くなるが、暴走状態で防御に失敗すると完全に壊れ、
      フォトン玉そのものが消滅してしまう。
      味方側のフォトン玉が壊れてしまった場合は、ステージをクリアしてもドラゴンボールが入手できなくなる。

評価点

  • 『ドラゴンボール』のゲーム史上、最大数を誇るキャラ数
    • 『無印』『Z』『GT』『超』や映画版に登場するありとあらゆるキャラが登場している。本作にてゲームに初登場するキャラも多く、トーマ*16やタード*17など、かなりの『ドラゴンボール』マニアでもないと分からないキャラまで登場している。というよりも、非戦闘キャラ以外では本作に登場していない方が稀というレベルに達している*18
    • 『GT』で実現しなかった青年ゴテンクス*19超サイヤ人4ブロリーなど、いわゆる「if展開」と言うべき本作初公開の形態のキャラも多い。
    • 『ドラゴンボール』以外にも鳥山明氏の漫画である『ネコマジン』からも何人か登場している。
  • 豊富なアビリティを組み合わせて楽しむ戦闘
    • カードごとに個別に指定されているアビリティなどの効果を厳選し、どういったタイミングでどういう効果を発動して戦うか、戦略性を考えながらチームを組むと楽しい。
    • 基本的に本作の高レアリティのカードは大抵は強いので、小難しいことを考えずに適当に強いカードを並べて戦うだけでも、案外なんとかなってしまう大味な面もあるが、それはそれで低年齢層が多い本作では間口を広げるということにもなっている。
      • 但し、強いカードはチャージインパクトのスピードが異常に速いので、簡単に勝てるかと言われれば、また別の話であるが。
  • フラットパネルを活用したさまざまなアクション
    • カードをパネルの上下に激しく動かして超サイヤ人になったり、大きく丸く動かして大猿に変身したりと、激しいカードアクションが多く採用されており、ややマンネリになりがちなゲームを盛り上げるのに一役買っている。
    • 全体的に激しく動かすことが多いが、実はカードを動かすことにあまり正確性は問われていない。その辺りは子供向けの配慮だと思われる。
    • カードそのものは他のゲームより頑丈な作りになっているが、やはり傷つくので、ハードタイプのカードスリーブを使用するか、やや値は張るがカードローダーを使用したほうが良い。
  • 随所に溢れる『ドラゴンボール』愛
    • パラガスをサポートゾーンに置くことでブロリーのチャージインパクトを制御することができる、口笛のアビリティを持つ悟飯を使用することでスラッグを弱体化させることができるなど、『ドラゴンボール』のアニメや原作設定やネタを拾う演出が多い。
    • 主にフュージョンで使用する合体モードを、ベビーに取り込まれるベジータや、ブウとウーブの合体に使用したりと、システム上の演出もなかなかニクい。
  • 全てが描き下ろしイラストのカード
    • 本作のカードはほぼ全て書き下ろしとなっており、既存絵からの使い回しやゲームCGの流用は殆ど無い*20
    • カードのイラストもクオリティが高く、カード収集も楽しめる。高レアリティのカードは箔押し加工がされており、非常にカッコいい仕上がりとなっている。

賛否両論点

  • あまりにも多すぎる、オリジナルキャラクター達
    • カードゲームである以上キャラクター数を増やさなければならないというのはわかるが、殆どが本作オリジナルの変身形態。
    • OVAに登場したバーダックを含め超サイヤ人になれるキャラクターは殆どが超サイヤ人3まで変身が可能、これではバーゲンセールどころではない*21
    • セルを吸収した超17号や超サイヤ人4へと進化したブロリーなど、原作からすれば無茶苦茶なものも多い。「『ドラゴンボールAF*22』のようだ」と評するユーザーもいるほど。
      • ちなみに「ドラゴンボール」作中世界においては本作は「後世にZ戦士たちの活躍を伝聞だけでゲーム化したもの」という立ち位置であるらしい。その場合オリジナル形態は「伝聞を経たことで事実と異なる姿が創作されてしまった」となる可能性がある。オリジナルキャラそのものの賛否はともかく、一定の理由づけにはなるだろうか。
    • 基本的には前述のような既存のキャラのバージョン違いが多く、完全に本作オリジナルのキャラというのはほとんどいない(シュンシュン、ハルハルの悪の魔人コンビ程度)。
    • なお、逆に「ドラゴンボールZ2」に登場したヤム飯や「真武闘会2」等に登場したアルティメット未来悟飯などの、過去のゲーム作品のオリジナル形態は未登場となっている。
  • 明らかに強力すぎるカードが存在する
    • キッズカードゲームにはよくある事ではあるが、残念ながら「特定のカードが強すぎる」という点で対戦バランスには疑問が残る。
    • プレイヤー間でよく話題に挙がるカードだけでもゴッドミッション4弾SECターブル、ゴッドミッション8弾URキャベ、邪悪龍ミッション5弾SEC破壊王ブロリーなど多数。
      • 特に疑似対人戦モード「超天下一武道会モード」ではマッチング帯を問わず相手がいくらでも強力すぎるカードを投入してくるため、相手が強すぎて(対戦ゲームとしては)あまり楽しくないと感じるプレイヤーもいるかもしれない。
  • 連携パーフェクトボーナスの格差
    • エリート連携の気力回復効果、バーサーカー連携のエナジー破壊効果に対し、ヒーロー連携の戦闘力アップ効果の旨味が明らかに少ないと感じてしまう。後続の味方の必殺技を発動可能にさせるにも上昇量が「(連携参加人数-1)×500」と僅かしか無く、連携アタックの発生順がエリート→ヒーロー→バーサーカーであり、戦闘メンバーの上限が5人である都合上、わざわざヒーロータイプを多数採用するほどの余裕は無い。
      一応「気力ダメージを受けにくい」という特徴があるが、難易度が「ハード」以上になると気力ダメージを固定で与えてくる敵や強制気絶を狙う敵も出てくる為、ヒーロータイプは基本的にとても肩身が狭い。
      • しかし、連携ボーナスを狙う旨味が少ないという性質上、「強力な効果の代わりに連携アタックに参加できない」というタイプのアビリティを持つカードはむしろヒーロータイプの方が好ましい傾向があったり、連携アタックを封印される巨大ボス戦では与ダメージで後れを取るエリートタイプの代わりにヒーロータイプを多数起用するという選択肢も考えられるため、一概に問題という訳でもない。ヒーローを多数起用する旨味が少ないのは、あくまで「連携アタックが可能な敵が相手のステージ」での話である。
  • ヒーローアバターが使用できる必殺技の性能格差
    • ヒーローアバターは神龍の願い事や友情ボーナスで様々な必殺技を習得し、その中から自由に選択することが出来るのだが、明らかに必要エナジーに対してダメージ係数*23が頭一つ抜けている、強力なものが存在している。
      必要エナジー4の「龍翔拳」、必要エナジー5の「バーニングアタック」、必要エナジー6の「スピリッツソード」と「フレイムショット」がそれぞれ該当し、「強い技のせいで選択肢が狭まっている」という声もある*24
      • しかし、裏を返せば初心者救済措置や縛りプレイも可能という見方も出来、それらの必殺技が無いと勝てないという事も無いため、一概に問題と捉える事も出来ない。
  • 各種ドラゴンボールバトルにおける「ドラゴンボールの入手難易度」の格差
    • ポルンガドラゴンボールは別として、それ以外の「バトル終了後に通常のドラゴンボールが入手できる」バトルにおける入手難易度に格差がある。その要因となるのは「入手できなくなる要素が無いか」という点と「ドラゴンボールバトルの出現ステージがランダムか固定か」という点である。
      • 中でもその両方の条件をクリアしているのが「ゴッド玉バトル」。消失したり相手に奪われるといった要素で入手できなくなるといった事が無く、それでいてフォトン玉同様にビギナーズミッションと巨大ボス以外の全ステージに常時出現しているため、ドラゴンボールを最も効率よく集めるのであれば、難易度ノーマルのゴッド玉バトルを周回するだけで済んでしまう*25
    • しかし、逆に初心者救済措置と捉えることも出来、ゴッド玉バトルやフォトン玉バトルは総じてウルトラクリア条件が厳しめに設定されている(=入手経験値を稼ぎづらい)ので、一概に問題点と捉える事も出来ない。

問題点

  • 戦闘がチャージインパクト一発勝負になっている
    • 攻撃・防御の際に行うチャージインパクトであるが、目押し要素が非常に強く、ランダム性もないため、慣れるまでは非常に辛い。
    • 前述の通り、チャージインパクトが成功するか否かで与えられるダメージや、軽減できるダメージ量が大幅に変わるため、これが苦手であると、そもそも本作を満足に楽しめない。
      • 弱いカードならばチャージインパクトの速度は全体的に遅めであるが、強いカードは全体的に速い。また、レベルの高いステージでは、対戦相手はほぼ最大値を叩き出してくるため、まずは弱いカードでレベルの低いステージからの挑戦した方がよいだろう。
  • グラフィックが良くない
    • 稼働開始時期(2010年)を考慮しても、あまり良いとは言えない。本作の稼働開始前に終了した『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』の方がグラフィックが良いという有様で、当時からPS2レベルのグラフィックと言われていた。
    • 2005年に発売された、PS2『ドラゴンボールZ3』のグラフィックをベースにしているため当然といえば当然か。
  • スカウターアビリティの専用演出
    • ヒーローアバターがチームに居る状態でスカウターアビリティが発動すると、毎回必ず専用の演出が発生する。長くはないが短くも無く、ボタン押しで演出をスキップできない上、スカウターアビリティが発動する条件が揃ったラウンドの度に発生する為、非常にテンポが悪い。
      ヒーローアバターを入れなかった場合は専用演出が発生せず、アビリティのメッセージテキストが表示されるだけであるため、特にヒーローアバターを愛用するプレイヤーは煩わしく感じてしまう。
  • ヒーローアバターの種族別の能力成長値の格差
    • ヒーローアバターの種族別のレベルアップによる最終的なステータス上昇値を比較してみると、明らかに強い種族と弱い種族の隔たりがある。具体的には、「人造人間がどの能力も平均的に高めに育ち、女サイヤ人は平均的に最低クラス」というもの。
      • 人造人間は他種族と比べてレベルアップでの能力成長が行われない回数が多いものの、必要経験値を1.2倍にする代わりに能力上昇値が1.5倍になる「クラスアップ」を行ってしまえばそれもあまり気にならなくなるほどグングン伸びるようになる。
        チャージインパクト速度が他種族よりも一段階早いというデメリットもあるが、「むしろこの速度の方がやりやすい」というプレイヤーも多く、速度が早く感じるようなら連携アタックで遅くさせることも出来る為、 デメリットが実質機能していない*26
        初心者救済という見方をしようにも、事前情報無しの状態でゲーム中それを知る事が出来るのは、種族選択時の簡単な成長傾向の説明文のみ。そのため、能力成長を重視したい場合、初回プレイ時に人造人間以外の種族を選んでしまったプレイヤーは神龍召喚の手間を挟む必要がある。
      • 逆に、女サイヤ人の成長値はガード以外最低クラス。ドラゴンボール史上初の女性超サイヤ人になる事ができ、「バトルで先攻を取ったラウンドは爆発的にパワーアップする」というアビリティも持っているが、このゲームはそもそも ボスクラス以上の敵や巨大ボス相手になると安定して先攻を取ることが難しくなる傾向がある。
        また男サイヤ人もそうだが、「チェンジ」のアクションは他の種族と違って元から習得しているという訳ではなく、神龍の願い事を使って習得・強化して行かなければならない。しかし、最後の「超サイヤ人3」まで強化してしまうとチェンジ可能なラウンドが遅くなってしまう為、大きく強化されるゴッドクラスアップを行うまで超サイヤ人2のままにしておく方が良いという意見が殆どなのだが、何も知らずに強化してしまった場合は取り消しが効かなくなる。
        可愛らしい外見とは裏腹に、事前の情報収集や度重なるプレイで蓄えた友情ボーナスや他種族でのレベルアップとクラスアップでステータスの基盤を整えた上で種族チェンジによる引き継ぎを行わなければ貧弱な種族であるため、総じて「玄人・ベテラン向けの大器晩成型」な性能となっている。
  • 一部のキャラクターボイスに違和感がある
    • 特にやり玉に挙がるのが、ブロリー役でお馴染みの島田敏氏が役を引き継いだ「ピッコロ大魔王」。ゴッドミッションでピッコロ大魔王編が追加されたことに伴い、前任であった青野武氏のボイスから一新されているのだが、ハイトーンボイスなせいで小悪党にしか聞こえなくなってしまっている。
      キャラクターを実際に使う事が無かったとしても、ピッコロ大魔王編を選択した際に大魔王の高めの声による演説演出が入るため、印象に残りやすい。
      • ピッコロ大魔王は少年期編のラスボスということもあるが、何よりそれまでギャグ調であったドラゴンボールのストーリーを一気にシリアス路線へと変貌させた張本人で、尚且つ本編においても初となる「純粋な悪者」であるため、特に少年期編のアニメや原作を知っているファンから少なからぬ不満を持たれている*27
    • 他にも、
      • 最初期に登場したが故にボイスの使いまわしが他の種族よりもやや目立ってしまっている「ヒーローアバター:サイヤ人(男)」
      • 「かめはめ波」の必殺技ボイスが大人時代のものをそのまま使い回している「孫悟空(少年期)」と「クリリン(少年期)」
      • アニメ収録前に収録した為にキャラが掴めていなかったのか、はたまた演技の指導ミスなのかは定かではないが、これまた小物臭いイントネーションの喋り方をする「ザマス」*28
      • ミスター・サタンのボイスは石塚運昇氏で一新されたのに、郷里大輔氏のボイスのまま放置されている「ゴタン*29*30
      • 既に声優が変更された上で『改』や『超』に登場していたにもかかわらず、『Z』の声優によるボイスが使われている「ナッパ」「ギニュー」「リクーム」「界王神」
      • 初登場の映画で演じた家弓家正氏が当時まだ存命中だったにもかかわらず、宝亀克寿氏に変更されて雰囲気が変わった「パラガス」*31
      • 初登場のOVAでは中尾隆聖氏が演じていたのに、何故か本作では茶風林氏が演じており、口調なども異なる「チルド*32
        ……等々、首を傾げざるを得ない点がいくつか目につく。

総評

  • グラフィックやごく一部のキャラボイスこそやや残念ではあるが、排出されるカード、戦闘の楽しさ、溢れる原作愛と、どこを取ってクオリティが高く、間違いなく『ドラゴンボール』のゲームとしては名作である。『ドラゴンボール』という強力な後ろ盾があったものの、入れ替わりの激しいキッズ向けTCAGにおいて、6年もの長きに渡って勢いが衰えず第一線を走り続けた実力は伊達ではない。キッズ向けTCAGではあるが、稼働が終了した今でも移植版や後継作で楽しむことが出来るため、『ドラゴンボール』好きであれば大人にもぜひプレイして貰いたい作品である。
  • 意外と思われるかもしれないが、このゲームのプレイユーザーの大半が「ドラゴンボールを知らなかった」と回答している。本作の大ヒットにより、あまり『ドラゴンボール』に馴染みのない世代に向けて『ドラゴンボール』を存分にアピールでき、近年の映画化や新作アニメなど『ドラゴンボール』コンテンツの復権に大いに貢献できたものと思われる。
    • 出荷数カード枚数が5億枚に達しており、『甲虫王者ムシキング』に引けを取らない数字となっている*33。このことからも、本作がいかに大ヒットしたのかわかるだろう。

余談

  • 実は『ドラゴンボールGT』をメインに扱ったゲームは日本国内では本作が初。『GT』のキャラが登場するドラゴンボールのゲームは本作以外にも『ドラゴンボール FINAL BOUT』などいくつかあるが、キャラが少し登場する程度で、本作のようにシナリオを再現したり、お供のロボットである「ギル」や「究極ドラゴンボール」といった『GT』独自の要素まで採用したりしたゲームは『Sparking!! METEOR』『インフィニットワールド』など数える程度しか無かった。
    • ドラゴンボールのネタが枯渇していたため、引き伸ばしていたということもあるが、ギャラクシーミッションから邪悪龍ミッションが終了まで足掛け3年近くも『GT』が題材とされていた。
    • 『GT』の人気が高い海外では、GBAに『GT』のゲームがあるが、日本では発売されていない。
    • 偶然の一致かも知れないが、ギャラクシーミッション稼働直後に東京MXとBSフジにて、『ドラゴンボールGT』の再放送が始まっていた。
  • 未来悟飯は原作では左腕を失い隻腕となっているが、おそらく大人の事情により左腕を失っていない状態で登場する(本作だけではないが)。
    • 原作を尊重するためか、両腕がある状態とはいえ、左腕が見えないようなポーズを取ることが多く、攻撃も基本的に右腕だけで行うようになっている*34
      • だが『スーパードラゴンボールヒーローズ』UGM(ウルトラゴッドミッション)3弾で未来悟飯の別時空である「黒衣の未来戦士」は原作同様に隻腕の状態で実装している*35
  • 何もこのゲームだけに限った話ではないが、映画『復活のF』で初登場した後、アニメ『超』で名前がややこしいという理由で「超サイヤ人ブルー」という呼称に変わったにもかかわらず、ゲーム内での表記は「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(SSGSS)」のままになっている点に疑問を抱くユーザーもいる。その理由は明らかにされていないが、「商標登録の関係で変えることが出来なくなってしまったのではないか」と推測されている。
  • 3DSにて、移植版が三作発売されている。詳しくは当該記事を参照。
  • 2016年11月17日より新筐体による新シリーズ『スーパードラゴンボールヒーローズ』が稼働している。現在のシリーズはメテオミッションまで稼働中。
    • ドラゴンボールヒーローズのカードは全て使用可能で召喚が7枚までに増えた。YouTubeにてプロモーションと称したアニメシリーズの配信も始まっている。本作オリジナルのキャラクターたちも多数登場する。
    • 主な変更点はアビリティの発動条件の調整、スーパードラゴンボールヒーローズ以降のカードはユニットメンバーの変身形態条件の廃止*36等が施されている。原作、OVA、映画の演出や必殺技を再現したカードも複数存在したことで大勢のファンを獲得した。
      • しかし、ミッション難易度の上昇にオンライン対戦実装で各カード性能のインフレ化が始まったことで子ども向け傾向から一気に上級者向けへ。オンライン対戦で遭遇する回線切断やゲームバランス悪化の問題が増え始め、プロモーションアニメの出来具合*37の賛否両論といった新たな問題が増加したことから評価は安定せず、芳しくない。
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最終更新:2024年04月10日 06:29

*1 一度決めてしまっても、神龍の願い事で一部ステータス引き継ぎ+レベルをリセットしての種族変更が可能。

*2 ヒーローアバターはステータス固定の他のカードと違い、キャラクターとの友情ボーナスとレベルアップによって体力・パワー・ガードが成長していく。

*3 セーブ上限回数は一枚300回。

*4 3DS移植版ではステージ選択前にあらかじめ設定しておく。

*5 ドラゴンボール史上初の「女性の超サイヤ人」となる。

*6 「くたばりやがれ!」や「このクソ野郎!」等々。普段はいいとこのお嬢様のような口調なのだが、まるで「組長の娘」のようなイメージを持つ事だろう。しかし、ゴッドクラスアップで習得するアビリティの名称は「清楚なゴッドかめはめ波」。清楚とは一体……。

*7 一時期「サキよみ ジャンBAMG!」とのコラボで、ヒーローアバターのスキャン時に特定のボタンを押しながらフラットパネルに置くことで、ヒーロータイプの外見とボイスをアッキーナこと南明奈に変更できた事もあった。

*8 バッジを選択した後、どちらか一つを選択する。ロボスキルを選んだ場合は『GT』に登場したロボット「ギル」が現れ、プレイヤーを助けてくれる。CVは勿論、『GT』でもギルを演じていた里内信夫氏。

*9 最初は3枠しか無いが、最大で9枠まで増やせる。

*10 ヒーローアバターの必要経験値を増やしてレベルをリセットする代わりに、新しい力を得られる。一回目はその種族でのそれ以降のレベルアップ時のステータスの成長値が1.5倍になる「クラスアップ」、二回目はサポーターにした際に味方の必殺技を強化できるリンクアビリティを入手できる「超クラスアップ」、そして最後に新しいアビリティを得られる「ゴッドクラスアップ」がある。種族変更の願い事同様、レベルアップで培ってきたステータスの一部を引き継ぐ。

*11 所持枚数に応じて、対戦以外でのバトル時にチーム体力とミラクルパーフェクト発生確率を底上げしてくれる。ただし、最後の効果まで極めるには膨大な枚数が必要なため、やり込み用コンテンツとなっている。

*12 効果は「1.1倍」「1.2倍」「1.5倍」「2倍+敵ヒーローエナジー5個破壊」の中からルーレットで決定する。速度は速いが、一応目押しも可能。

*13 ポルンガビッグボーナスで入手できる経験値は、その筐体でステージをクリアする度に少しずつ溜まっていく。ポルンガビッグボーナスのルーレットで経験値アップが出た場合は、通常の累積値に加えてその経験値の数値も上乗せされる。

*14 巨大化や合体などで所持していたキャラが居なくなった場合は、他の味方に押し付けられる。

*15 爆弾は、フォトン玉のレベルが高い程ダメージ量の大きい物が出やすくなっていく。

*16 悟空の父であるバーダックの仲間の1人。

*17 ガーリックJr.配下の魔族四天王の1人。

*18 強いて挙げるとすれば、孫悟飯じいちゃん、ナム、チャパ王、ランファン、パンプット、兎人参化、メタリック軍曹、ブヨン、レッド総帥、ブラック補佐、チチ、ミスター・ポポ、アプール、モブフリーザ軍兵士、チルドの配下のキャビラ、ピッコロ大魔王配下のシンバルとドラム、ヤコン、アックマン、ヤジロベー、あの世一武道会編のオリブーぐらいしか居ない。

*19 アニメでは悟天とトランクスがフュージョンしようとしたところ、悟空に止められて行わなかった。

*20 映画『神と神』の来場者特典で配布されたカードなど、一部のプロモーションカードには既存絵を使用している。

*21 逆に超サイヤ人3になれないのは、少年期悟飯、悟天、幼年期トランクス、GT悟飯、GT悟天など。GT悟飯は3をすっ飛ばして超サイヤ人4になれるカードもあるため、逆に何故用意しなかったのかという疑問が残る。

*22 海外のファンが作った『ドラゴンボールGT』の続編という設定の同人誌…と思われていた都市伝説。その破天荒な設定からカルト的な人気を持ち、独自に漫画化する絵師も現れたほど。

*23 必殺技のダメージ計算に用いられる補正値。

*24 龍翔拳はバーサーカータイプ、フレイムショットはエリートタイプ専用で、尚且つフレイムショットの性能はスピリッツソードと同じである為、バーサーカータイプ以外は実質二択となる。

*25 そもそも、ゴッド玉やフォトン玉、キーソードがどういったものなのかという具体的な説明は一切ないため、その点にツッコミを入れるユーザーもいる。

*26 連携アタックのチャージインパクト速度は、連携に参加したキャラクターの中で一番遅いものが参照される。そのため、普段使用しているカードによっては攻撃時にデメリットを感じる機会は皆無に等しい。

*27 ピッコロ大魔王の半身である「神様」のCVも同じく島田氏が引き継いでいるのだが、こちらは威厳ある神様のイメージ通りの演じ方になっており、大魔王のボイスの撮り直しを望む声も多い。

*28 ザマスもピッコロ大魔王と同じく「反逆のザマス編」の選択時に会話演出が入るが、こちらの会話内容は特に違和感はない。

*29 魔人ブウ編で悟空がその姿を想像した、悟空とサタンのポタラ合体戦士。

*30 2018年8月13日に、食道癌によって石塚運昇氏が帰らぬ人となってしまった。そのため、3DS移植版三作目の「アルティメットミッションX」と後継作の移植版である「ワールドミッション」は「郷里大輔氏と石塚運昇氏両方のミスター・サタンのボイスを聞ける家庭用ゲーム」となった。

*31 家弓家正氏は当時体調が悪化しており、一部の作品での降板を余儀なくされ、その後2014年9月30日に逝去。そのため、2018年12月14日公開の映画「ドラゴンボール超 ブロリー」で、正式に宝亀克寿氏が後任を務めることとなった。

*32 過去の時代にタイムスリップしたバーダックと対峙した、フリーザの一族の祖先。

*33 最終的な数字は不明だが、後継作である『スーパードラゴンボールヒーローズ』稼働後の2018年6月28日時点では後継作の出荷枚数も併せて累計6億枚以上とのこと。

*34 隻腕であることを重要視するファンからは不満の声もあるが、「両腕があるのにあえて使わない」という扱いに制作側のこだわりを感じるという意見もある。

*35 年齢対象が上がった可能性は高い。

*36 ただし超ユニット技やGTやBRと映画や外伝などの別キャラ扱いは今までと変わらず

*37 インターネット配信のため長く作れない事情もある。