ペプシマン

【ぺぷしまん】

ジャンル アクション
対応機種 プレイステーション
発売・開発元 KID
発売日 1999年3月4日
定価 2,800円(税別)
判定 良作
バカゲー
ポイント CMのノリそのまま
シンプル且つシビア且つドタバタなアクション
これは、もう全編コマーシャルだ!!
ペプシを飲もう


概要

ペプシコーラの日本向けキャラクター「ペプシマン」を主人公としたキャラゲー。プレイヤーはペプシマン*1となって、困っている人々を元気付ける為に奔走する。助ける為、ではない
クラッシュ・バンディクー』のような画面構成の奥スクロールアクションだが、本作は主人公が自動的に前進する為、障害物を避けながら制限時間以内にゴールにたどり着く事を目的とする『メトロクロス』に近いゲーム性を持つ。しかし時間切れ以外ではゲームオーバーにならない同作と異なり、本作はライフ制、残機制を採用している。

システム

  • ゲームは全4ステージで構成される。
    • 各ステージは更に3つのシーンに分けられる。シーン1、2はそれぞれアクションステージの前半、後半にあたり、シーン3は襲い来るボスキャラ(?)から逃げる事が目的となる。
  • アクションステージでは大量の障害物やお邪魔キャラがペプシマンの行く手を阻む。これらを回避しながらゴールを目指す事になる。
    • これらに接触すると体力が減少する上、痛がりなヒーローペプシマンがその場で呻くのでタイムロスとなる。
    • ライフは三段階までストックでき、ゼロになると1ミス。残機が減ってチェックポイントからのやり直し。制限時間が尽きてもペプシ切れで倒れてミスとなる。
      • 落とし穴に落ちるとライフに関係無くミス。ステージが進むと即死系の障害物も登場する。
    • 各シーンにはそれぞれ100個のペプシ缶が散らばっている。集めたペプシ缶はシーンクリア時に得点に換算され、1UPなどの恩恵が得られる。また、缶の獲得数が10の倍数を越える度に「プシャー」と言う音と共にライフが一段階回復する。
    • 通行人はペプシマンにぶつかると悲鳴と共に消滅する。多少タイムロスになるだけで、ペナルティは無い。罪の無い民間人を跳ね飛ばしてペプシを届けるヒーロー。…それで良いのかペプシマン。
  • ペプシマンが取れるアクションは「ジャンプ」「ダッシュ」「スライディング」「ブレーキ」の4種。
    • スライディングは車の下部などの狭い所を通り抜ける際に使用。
    • ダッシュ、スライディングでは一部のオブジェクトを破壊し、ダメージを避ける事が出来る。通行人を吹っ飛ばしてもタイムロスにならないので、ガンガン吹っ飛ばそう
    • 動く障害物をやり過ごす為などにはブレーキを使用する。使わなくてもクリアは可能。
  • シーン3のボス戦では逆に画面手前に向かって逃げる事になる。
    • こちらでも障害物に三回ぶつかると失敗。哀れ、ペプシマンは空き缶の如く押しつぶされる。ペプシ缶は無いので回復も不可能。
    • 看板など、高所にも障害物はあるので、ただジャンプしていれば良い訳ではない。
    • 後半のボス戦では障害物が無くなる代わりに、ボスが攻撃してくるようになり、前ではなく後ろに気を配らなければならなくなる。
      • ダメージを受ける度にボスとの距離が縮まる為、攻撃開始から接触までの間隔も短くなる。後半のボスはダメージを受ければ受けるほど不利に。
    • ダメージを二回以内に抑え、一定距離を逃げ切ればステージクリア。ペプシマンは脇道へ脱出し、ボスはそのまま画面外へと突っ込んで大破する。

評価点

  • シンプルながらも奥深いゲーム性。
    • ビジュアル面の判り易さと簡単な操作方法により、取っ付き易いデザインになっている。
    • それでいて難易度は高めで特に終盤は初見殺しも少なくないが、何度も挑戦していればクリアできるようになるレベル。挑戦を重ねてクリア出来た時の達成感はひとしおである。
      • ランダム要素は皆無なのでプレイを繰り返す事でパターンが練り込まれ、プレイヤーの腕前も自然と上がっていく。この点も『メトロクロス』に近い。
      • 障害物が次々と現れる高難易度ステージだと初見はパニックに陥り易いがアドリブも利き易く、慌ててダッシュやジャンプを繰り出したら意外と通過出来ていた、と言うスリルが味わえる事も。
      • ペプシ缶集めで回復できるし、ダッシュも連続で出来るので、ダメージやタイムロスからの巻き返しも比較的容易。理不尽な難しさではない。但し、後半は即死トラップも増えてくる。
      • 慣れればノーミスクリアも狙える。ヒーローたる者、無様な姿を晒さないように努める事も重要である。
    • タイムアタック、ペプシ缶のコンプリートと言ったチャレンジ要素もあり、それによってペプシマンの別モデルが解禁される。
    • 条件を満たせば、旧デザインの赤ペプシマン、ワイヤーフレームのペプシマン、ステルスペプシマンなども選択可能。
      • 旧デザインにするとペプシ缶や自販機も同様のデザインになるという凝った要素も。
      • なお前述のステルスペプシマンは、どう見ても光学迷彩を使用したプレデターにしか見えない辺りはご愛嬌。アンロック条件は非常に厳しいが、見てみる価値はあるかもしれない。
  • 愉快なダメージモーション
    • ダメージを受ける度に、ペプシマンのコミカルなモーションが拝める。
    • 障害物に躓いて豪快にすっ転ぶ、バナナの皮で滑って後頭部強打、割れた瓶を踏んで絶叫、車に撥ねられて空高く飛び上がる(即死)など、ヒーローらしからぬ情けなくも愛嬌のある姿は見ていて楽しい(…そして時には痛々しい)。
      • ちなみにこれらのダメージシーンの中には、当時のペプシコーラ(ペットボトル)に付随したペプシマンのボトルキャップが元ネタとなっているものも多い。
    • スタッフロールではプレイ画面が背景に表示されるが、途中からひたすらダメージモーションのみが流れる。最後まで難儀なヒーローである…。
    • 遊んでいる本人だけではなく、周りで観ている人も一緒に笑える、一種のパーティゲーム的な側面もある。
  • ノリの良いBGM
    • ゲーム中のBGMは全て「ペプシマ~ン♪」でお馴染みのテーマ曲を大胆にアレンジしたものである。
    • 大都会の混沌とした雰囲気が出たステージ2、事態の深刻さが伝わってくるシリアスな曲調のステージ4等と、各ステージに合ったイメージとなっている。
    • ボス曲のアレンジは比較的原曲に近いものとなっており、OPやEDでは原曲が流れる。

おバカな点

  • 荒唐無稽な世界観。
    • 人類には、ペプシコーラが必要だ!」と言うパッケ裏のキャッチコピー通り、世界観は荒唐無稽そのもの。CMのノリをそのまま…と言うより増長させてゲームに落とし込んでいる。
    • まず主人公であるペプシマンの目的が「困っている人々を助ける」ではなく「困っている人々を元気付ける」と言う点からして、従来のヒーロー像とは一線を画している。彼の役目はあくまで人々にペプシを与える事なのだ。
    • おバカなノリだけではなく、そこかしこにペプシのロゴやオブジェが登場したり、登場人物がやたらとペプシを推したりと、このゲーム自体がペプシコーラの宣伝も兼ねており、言ってしまえば全編コマーシャルのようなものである。
      • パッケージ裏には「ゲームを終えたらきっと君はペプシコーラが飲みたくなる!?」と堂々と書かれており、実際そう言う気分にさせる作りになっているのだから恐ろしい。ラーメンハンバーガーなどの料理を食べたくなるゲームはあれど、ペプシコーラを飲みたくなるゲームなど本作以外有り得まい。
  • シーン1をクリアすると自販機でペプシを補給する。ペプシ不足と言う設定のステージでも普通に売ってるとか突っ込んではいけない。
    • シーン2をクリアすると困ってる人々の元へ辿り着き、CMでお馴染みの「プシャー!」と言う音と共に掌を突き出し、ペプシコーラが泡立つ演出が入る。それと同時に、人々にペプシが行き渡る。ペプシマンだからこそ成せる業である。
      • ステージ4のシーン2ではこれで暴走したコンピューターを正常化している。さすがはペプシマンだ。
  • ステージの道中もツッコミ所満載。
    • 穴だらけの道路、ペプシマンが来ると彼を狙って現れる障害物の数々と、ペプシマンの通る道は危険に満ち溢れている。そんな所をわざわざ通るペプシマンも大概だが。
    • ステージの途中、ペプシマンがゴミ箱を被らされたり、ドラム缶や樽の上に乗せられる場面もある。しかしヒーローたるペプシマンはそれでも立ち止まらず、たとえ操作がし辛くなろうが走り続ける。お陰でプレイヤーは苦労する羽目になるが。
    • 行く手を阻む工事作業員や、ペプシマンが来ると積み荷を落としながら走り出すトラック*2と、明らかにペプシマンを妨害する意図を持った人間達も多い。人々を元気付けるヒーローになんて仕打ちを…。
  • ステージの合間には実写ムービーが用意されている。
    • 白人男性がペプシを飲みながら「ペプシを飲もう」「テレビゲーム*3にはペプシ」と、ダイレクトに宣伝する。
    • エンディングではプレイヤーを大いに称えてくれる。そしてやっぱりペプシの宣伝は忘れない。
      • ラストシーンでは彼の部屋がペプシの空き缶で埋め尽くされている。の、飲み過ぎでは…?*4
  • 各ステージの内容もぶっ飛んでいる。
+ 長いので折り畳み
  • ステージ1「サンフランシスコ」
    • ペプシコーラの売り切れによって人々が暴動寸前に陥った。しかし業者のトラックはタイヤがパンクした為、到着には時間が掛かる。そこでペプシマンが代わりにペプシコーラを届けるのだ。
    • 市街地を駆け抜けるのだが、何故かペプシマンが走るのは車道。お陰で車が突っ込んで来るわ、ペプシのトラックが通せんぼするわで、通り抜けるだけでも一苦労。
    • 民家の中を平然と通過する場面も。中の住人を吹っ飛ばしたり壁を壊して通過する様はとてもヒーローのものではない。
    • 一応、初期のペプシマンのCMではペプシマンがペプシを与えた後、民家の窓から外に出(ようとして窓枠に頭をぶつけ)る内容だったため、その辺りを意識しているのかもしれない。
    • ステージ終盤はスケボーに乗ってサンフランシスコ名物の坂を下る。後に発売された『ソニックアドベンチャー2』を連想する人も多いようだ。
    • ボスは巨大なペプシコーラのオブジェ。しかもそれは、パンクが直って駆け付けたトラックに跳ね飛ばされたペプシマンがぶつかった所為で転がってきた、と言うもの。恩を仇で返された上、そもそもそんなタイミングで到着するならわざわざペプシマンが来た意味は…。
  • ステージ2「ニューヨーク」
    • NYのビルで火災が発生。幸い、大きな怪我を負った人はおらず、火もすぐに消し止められた。しかしビル内の人々は屋上から身動きが取れず、疲れ果てている。救助隊が到着するまでの間、彼等を元気付けるのが今回のペプシマンのミッションである。
    • しかし道中の市街地ではあちこちで車が事故を起こして炎上している世紀末状態。目的地のビルよりこちらの方が事件なのでは…?
    • シーン1のラストでマンホールに落ちたペプシマンは、下水道を抜けて地下鉄の線路の上を走り抜け(もちろん地下鉄は通常運行中)、駅ビルを駆け上がり、屋上伝いに目的のビルへ向かう。途中のペプシコーラを一斉に飲む集団は気にしない。
    • しかしいつもの「プシャー!シュワー!」で一瞬にしてペプシは届けたものの、自身は「アァァーー…!!」と言う悲鳴と共にそのまま屋上から落下。…報われないヒーローである。
    • そしてボスはその真下にあったピザ屋のトラック。またペプシマンがぶつかった衝撃で暴走するパターンである。
      • しかしライトが付いてクラクションを鳴らしている所を見ると、運転手が自らの意思でペプシマンを殺しに掛かっている可能性も高い。
      • ちなみにピザ屋のトラックに追われると言うシチュエーションはCMにもあり、しかもトラックの「Cave Pizza」と言うロゴがモロにコ○・コーラに似せてあった。残念ながら本作のトラックは至って平凡なフォントで「Red Pizza」と書いてあるだけである。
  • ステージ3「テキサス」
    • 砂漠に旅客機が不時着。乗客は無事だったが、やはり皆疲れきっているので救助が到着するまで彼等を元気付けに。前回と同じパターン。
    • シーン1では周囲に砂漠が広がっているのにわざわざ車道を走るペプシマン。しかし今回は前だけではなく後ろからも車が来るので、気が休まらない。
    • シーン1後半ではバイカーが次々と後ろから突っ込んでくる。それもわざわざペプシマンの前で停まる所を見ると、ペプシマンを撥ねる事が目的のようだ。ペプシマンに何の恨みがあるんだ!
      • バイカーは直進せず一定距離を走ると停まる為、連続でダッシュすれば容易に振り切る事が出来る。…と思って安心した所に車が突っ込んで来る事も…。ヒーローたる者、油断してはいけない。
    • シーン2はバッファローの妨害を抜けた先にある鉱山を走り抜ける。が、案の定、鉱山内は大岩やトロッコが乱舞する恐怖のダンジョンである。線路を無視して走るトロッコにツッコんではいけない。
    • ボスはペプシマンに向かってきたバッファロー…ではなく、それに吹っ飛ばされたペプシマンがぶつかった衝撃で崩れてきた大量の丸太。ここまで来ると軽くホラーである。
      • このボスから直接攻撃を行うようになる。最初は転がる丸太をジャンプか左右移動で避けていれば良いが、途中から頭上に丸太を飛ばすようになる為、みだりにジャンプが出来なくなる。
      • シーン後半にもなると、プレイヤーの心理を読むかのようなタイミングでピンポイントで丸太を飛ばして来る。この丸太、完全にペプシマンを潰す気である。
  • ステージ4「ペプシシティ
    • 街中がペプシ一色と言う架空の街が舞台。ペプシ工場のメインコンピューターが忙しさのあまり暴走を始めた。ペプシ生産が止まり、世界中でペプシが不足。ペプシでリフレッシュが出来なくなった人々は次々と倒れ、各地ではペプシを求める人々が暴動を起こしていた。またか。と言うかペプシ不足で世界の危機とは。しかし修理に行こうにもコンピューターによって道路は遮断されて車は通行できない。ペプシマンはコンピューターを正常化し、世界を救う為にペプシシティを駆け抜ける。
    • シーン1は大惨事のペプシシティ。あちこちで車は事故を起こして爆発炎上、トラックは横転し、人々は倒れて助けを求めている。ペプシ不足でここまで荒れる世界って一体…。
    • シーン2はペプシ工場。最後だけあって難易度が高く、ベルトコンベアにコンテナに自動ドアと、あらゆる設備がペプシマンを潰しに掛かる。
    • ラスボスはまたしてもペプシ缶のオブジェ。しかも今回は勝手に落ちてきて勝手にペプシマンを追い始める。自社のオブジェにやたら狙われるヒーローって…。そしてステージ1と違って小型のペプシ缶を飛ばして攻撃してくる。
      • 丸太よりも攻撃範囲が細分化され、そのスピードも不規則。序盤がヌルいと油断すると一気にやられてしまう。
      • ボスはペプシ缶、攻撃もペプシ缶、そして道脇を埋め尽くすペプシ缶オブジェと、正にペプシ尽くめのラストミッションである。果たしてペプシマンはペプシ缶の乱舞を回避して、巨大ペプシ缶の追撃から逃れる事が出来るのか!?でもこれって寧ろペプシのネガキャンになっているような…。

問題点

  • 『メトロクロス』等と違って即死トラップや落とし穴も多く、一部のシーンはやや理不尽な死に覚えゲーと化している。
    • ニューヨークのシーン1で通る工事現場は鉄骨の落ちてくるタイミングがシビアで、床も穴だらけ。現場監督呼んで来い!
    • テキサスのシーン2の鉱山は急に左右からトロッコや岩が飛び出して来る場所が多い。加えて落とし穴も多く、トロッコにぶつかったらそのまま穴に落ちる事もしばしば。岩に潰されれば即死である。
    • その最たるものが、最終ステージであるペプシ工場。その終盤は浮遊ボードに乗る高速ステージなのだが、壁や障害物にぶつかると即死。しかしスクロールスピードはかなり速く、壁の間隔もどんどんシビアになっていく上にコンテナまでいやらしい位置に配置されていると言う鬼畜ぶり。
      • その地点がステージの終盤と言うのも辛い所。それ以前の道のりも難易度が高く、ゲームオーバーになったらまたシーンの最初からやり直し。死んで覚えるにしても、そこに辿り着くまでも一苦労なのである。
      • ステージクリアタイムの更新や缶のコンプリートを目指すとなると更に難易度が跳ね上がる。前述のワイヤーフレームペプシマン、ステルスペプシマンのアンロック条件にも関わるので非常に厳しい。
  • ボリュームは少ない
    • ステージは4×3シーンと少なく、クリアするだけならすぐに終わってしまう。
    • もっとも、2800円と言う値段を考えると妥当と言える。
    • 缶集めやタイムアタック、ノーミスクリアなどやり込めば値段以上に楽しめるのは確かだろう。

総評

正にペプシのペプシによるペプシの為のゲームである。
CMのおバカなノリをそのまま詰め込み、アクションとしてもシンプルで取っ付き易い。
それでいてやり応えもある作りになっており、コミカルなモーションで笑わせてくれると言うペプシマンならではの見所もある。
ただプレイするだけでも楽しめるゲームであり、単なるネタキャラゲーには留まらない魅力を備えた作品と言えよう。

キャラゲーという事情を加味すれば、これ程完成度の高いゲームも珍しい。
何しろキャラゲーの場合は良作の水準に達すること自体が難しいのだから。

ペプシが嫌いな人でもない限り、このゲームで遊んでいるときっとペプシコーラが飲みたくなるので、
プレイの際は是非ペプシを手元に置いてどうぞ。

余談

  • 実写ムービーに登場する男性は当時のペプシコ社のCEOと言う説が囁かれる事があるが、実際は『SAW』シリーズに出演経験もあるMike Buttersという俳優である。
    • 氏はペプシマンをいたく気に入ったようで、Twitter上で本作を「非常に中毒性のあるゲーム」と評している他、撮影時のエピソードにもいくつか触れている。
      • 尚、作中でペプシを飲んでいるシーンでは実際にペプシを飲んでいたようだ。撮影時の体調は大丈夫だったのだろうか。
      • AVGNで本作が取り上げられた回でも氏が出演している。どのような形で出ているかは直接動画を確認されたし。
  • ゲームの舞台はアメリカという設定だが、ボス戦で転がってくる巨大ペプシの側面にはリサイクル表示の「アルミ」というカタカナを見ることが出来る。
  • 制作会社は後にメモリーズオフシリーズinfinityシリーズをヒットさせ、ギャルゲーメーカーとして名を馳せたKIDである。
    • KIDはSFC時代には同じく当時の人気CMのゲーム『U.F.O.仮面ヤキソバン』や、かの人気ミニ四駆漫画『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』初のゲーム作品『シャイニングスコーピオン』なども開発している。アドベンチャー主体になる以前はキャラゲーのアクションやシミュレーションがメインだったのだ。
    • スタッフロールには『Ever17 -the out of infinity-』で有名な打越鋼太郎氏の名前もあるが、実は本作が氏のデビュー作だったりする。当時はまだシナリオライターではなく、本作では転がってくる樽や丸太や鉄骨などを作っていたという(参考)。
      • また、他にもプロデューサーの市川和弘氏や作曲家の阿保剛氏など、KIDや後のMAGES.作品を手掛ける錚々たる名前も見られ、後年のADVファンにはまた違う意味で感慨深いスタッフロールと言えるかもしれない。
  • こちらの作品、ペプシマン自体の人気が高いことや、現状最初で最後のペプシマンを題材としたゲーム*5であることもあり現在ではプレミア化している。
    • 中でも新品未開封品だと、原価の16倍近い5万円ほどで取引されている。
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最終更新:2023年11月29日 22:27

*1 パッケージを見て分かる通り、リニューアル後の青いデザインのペプシマンである。

*2 しかもペプシマンが立ち止まるとわざわざ停車して待つ。

*3 実際に、彼は「TV Games」と喋っているが和製英語で「Video Games」が正解。そのため英語圏のファンにとってはツッコミどころのようだ。

*4 その後で尿意を催して退場するのだが、常人ならその程度では済むまい。

*5 ちなみにペプシマンの「ゲーム初登場」は1996年8月30日発売のセガサターン版『ファイティングバイパーズ』で日本版のみに隠しキャラクターとして登場する。