宇宙戦艦ゴモラ

【うちゅうせんかんごもら】

ジャンル シューティング
※画像はMD版
対応機種 アーケード
開発・販売元 UPL
稼働開始日 1990年
ポイント 典型的なUPLの悪い例

概要

  • 藤沢勉の手がけたUPLの横スクロールシューティングゲーム。最強の宇宙戦艦ゴモラの魔の手が新たな文明に忍び寄る! プレイヤーはそのゴモラの方を操る。

システム

  • 攻撃方法は2種類。自機そのものから発射されるごく普通のショットと、照準を操りそこに発射されるショット。
    • 前者は溜め撃ちが可能。
    • 後者は敵弾を相殺することができ、自機と照準の間にある障害物や他の敵を無視して攻撃できる。ただし、照準を操っている最中は自機を動かす事が出来ない(オートビームアイテムにより自動照準方式になっている間は自機を動かすことができる)。
  • 自機は非常に鈍重。自機の耐久度が増加すると巨大化して攻撃力が大きくなる一方で、当り判定も同じように大きくなって行く。
    • 逆に耐久度が下がると縮小化して攻撃力・当たり判定も小さくなる。耐久度がなくなると残機を1機失う。
    • 自機を守るバリア代わりのアイテムも割と大量に出現するが、一撃で破壊される上、これもまた当り判定がでかい。最大6個装備可能だが、自機上下3個づつに固定配置なので真正面・後方からの弾は防がず、破壊されたバリアの穴に弾が飛んでくると被弾する。

欠点

  • 何はともあれ敵の耐久がおかしい。
    • 元スタッフによるとこの頃のUPLは難易度を敵の耐久値で調整していた。ゴモラはそれの見本かのように耐久が異様に高い。
    • 耐久が高いにも関わらず攻撃は異様に激しい。敵の攻撃を照準で消して、隙を見て敵を攻撃して、また敵の攻撃を消して……と繰り返すので元々冗長になりがちなシステムなのにその事を一切考慮していない。

総評

 藤沢勉の手がけたゲームは総じて斬新かつ面白いアイデアのシステムを内蔵しており、独特の中毒性と稀なゲーム性を持っている。だが、上記「敵耐久」の面でのバランスの悪さが評価を低くしている。そのため、良くも悪くも藤沢勉、良くも悪くもUPLと言ったゲームである。
 しかし独特の世界観とゲーム性は他のゲームではまず味わう事が出来ない。あえてランク付けをするならば、怪作・奇作と言った類である。


家庭用移植

  • メガドライブ版(UPL、1991年9月30日)
    • 家庭用唯一の移植であり、UPLの最初で最後のMDリリースソフトでもある。