【さいばーぼっつ ふるめたるまっどねす】
ジャンル | ロボット格闘ゲーム |
対応機種 | アーケード(CPS-2) |
販売・開発元 | カプコン |
稼動開始日 | 1995年4月 |
プレイ人数 | 1人~2人 |
判定 | 良作 |
ポイント |
個性溢れる西村キヌ氏のキャラ(パイロット)デザイン 驚異的なロボットの演出や刹那の攻防もアツい |
【さいばーぼっつ ふるめたるまっどねす】
※共通項目は省略
カプコンのベルトスクロールアクションゲームのうちの一作『パワード ギア』に登場した機体を使用キャラにした対戦型格闘ゲーム(*1)。
悪く言えば『パワード ギア』の素材を利用して作り上げた低予算作品(似たようなケースでは『スーパーマッスルボマー』がある)だが、カプコンの人気デザイナーである西村キヌによる個性溢れるキャラクター(パイロット)デザインが注目を浴びた。
因みに本作は当初アーケードのみで展開する予定だったが、人気が出た為かセガサターンやプレイステーションへの移植が決定した。
時は、20XX年。
人類の多くはスペースコロニーに移住しており、コロニー連合軍は地球に残っている人々に対し、経済制裁を加えていた。
それに対抗すべく、レジスタンス軍は幾度となく戦いを続けてきた。
そんな中、連合軍の実験体の脱走や模擬戦で行われた実験機の暴走・事故等、様々な出来事が起こる。
そして連合軍は遂に、最終兵器の開発に成功し、地球に向けようとしていた。
果たして、地球の運命は?
9つのストーリーが、今、始まる!
+ | 12機+4+1機の登場機体 |
+ | パイロット達 |
+ | その神がかったシナリオの例 |
ユニークなパイロット達やV.A.には、ファンも多い。ロボット物が好きなら、迷わずプレイしてみても良いだろう。
2D格闘の隠れた逸品として、今なおファンの間で語り継がれているのも大きなポイントであるとも言える。
一部のキャラクターは後の作品でゲスト出演している。
+ | デビロットED関連(ネタバレ注意) |
*1 設定では本作の方が過去話である(あくまでも地球圏が舞台のボッツに対し、ギアは恒星間航行が可能な時代。)。
*2 詳細な設定は明らかにされていないが、通常のバリアブルメタルのハイエンド型と推測される。
*3 アーサー王伝説に登場する騎士の名前として有名。
*4 「手足を持った歩行ロボット(生命維持装置付き)の頭部のカプセル部分に入っている緑髪褐色の全裸の少女」というもの。
*5 コマンド自体が難しいわけではなく、「入力受付時間の猶予が非常に短い」という意味で難しい
*6 一応、葉隠覚悟の「瞬脱装甲弾」と言う元ネタがある。
*7 因みにシェイドのモデルはハカイダーだと思われる。声を担当しているのもハカイダーと同じ飯塚昭三氏。
*8 こちらも実際のインタビューでは「某有名RPGのア○ーナ姫一行」と名前がボカされている。
*9 女ボスのデビロット(ドロンジョ、アリーナ)、頭脳労働担当のDr.シュタイン(ボヤッキー、クリフト)、お目付け役の地獄大使(アリーナ一行のブライ)の三人組であり、三悪のトンズラー(力仕事担当)に相当するキャラクターが存在しない。