BIT MAN!!

【びっとまん】

ジャンル ビデオゲーム歴史アクション(ドットイート)
対応機種 Wii(Wiiウェア)
メディア ダウンロード専売ソフト
発売元 マーベラスエンターテイメント
開発元 Bplus
発売日 2010年3月30日
定価 500Wiiポイント
プレイ人数 1~2人(同時協力プレイ可)
備考 2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み
判定 なし
ポイント よく分かるゲームグラフィックの進化の歴史
ゲーム自体は割と単調
ワールドゲームパレード
ゾンビ イン ワンダーランド/ BIT MAN!! /らくがき★ヒーロー/かたむきスピリッツ


概要

マーベラスのWiiウェアで洋ゲーを気軽に楽しむというコンセプトのブランドシリーズ『ワールドゲームパレード』第2弾ソフト。
開発はオーストリアのゲーム会社Bplus。
プレイヤーはkubi(キュービーと読むらしい)となり各ビットの世界に散らばった仲間を助けていくのが目的となる。

特徴

  • 『ビデオゲーム歴史アクション』というジャンル名にある通り、各ステージをゲーム作品に見立てており、最初のステージ(4ビット)はかなり貧相なグラフィックだが、ゲームを進めていく内に開放される各ステージではグラフィックが劇的に進化していく。
    • ゲーム創世記の4ビット、ファミコンに代表される8ビット、メガドラやスーファミの16ビット、プレステ、サターンの32ビット、64ビット、Wiiの128ビットまである。
    • グラフィック以外にもルールなどに特徴があり、4ビットだけではkubiは移動だけしかできないが8ビットからは自分から(回数制限はあるが)攻撃が出来るようになる。128ビットになるとモーションコントロールに対応。リモコンを振り上げるとジャンプする。
      • 後半戦になると障害物が出てきたり敵の種類が増えたりする。敵が小さくなって見えにくくなる事もある。
  • ゲームシステムは『パックマン』同様ドットイートで進む。
    • 『パックマン』と違う所は自分から攻撃が可能(16ビット以降)な所と十字ボタンを押した方向に障害物に当たるまで直進しない所。
  • Wiiリモコンの横持ち操作の他に、アーケード筐体を想定したのかリモコンを立てて操縦桿の様に倒して操作するジョイスティック操作がある。

評価点

  • 各ビットの説明が妙に秀逸
    • 4ビットは『BGMが無い』『色が少ない』と説明され、32ビットでは『ロードが長い』、64ビットは『可愛らしいグラフィック』とそこはかとない毒っ気を醸し出している。
    • ちなみに32ビットのステージは本当にロードが長い…というより単に動かないだけで、実際はボタンを押せばすぐにスキップが出来るダミー品だったりする。
      • 当時のWiiチャンネルでの紹介映像に関してもロードが長いことをネタにしていた。

問題点

  • どのビットのステージもゲームシステム自体はほぼ全て共通している。
    • 一応、画面が広くなったり攻撃やジャンプが追加されたりと違いは出てくるものの、結局どこもやる事は同じなので、慣れてくると単調に感じる。
  • 実際のゲーム実機のグラフィックとやや異なる点が見られる。
    • 8bitはファミコンを想定したと思われるが色味が多くゲームボーイカラーに近い、16bitはスーパーファミコンなのだろうが、やや粗い画風で強いていうならSFC初期か80年代アーケード、メガドライブと言った方がしっくりくる。

総評

ゲームグラフィックの進化の歴史がこれ1作で楽しめるが、ゲーム自体は単調なため一発ネタの趣が強い。
値段は安いので興味がある人はプレイしてみてはどうだろうか。

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最終更新:2021年09月21日 10:00