【だんすえぼりゅーしょんあーけーど】
ジャンル | リアルダンスシミュレーション |
対応機種 | アーケード |
販売・開発元 | コナミデジタルエンタテインメント |
稼動開始日 | 2012年3月27日 |
判定 | 良作 |
ポイント |
Kinectでアーケードに蘇った、全身を使う次世代型ダンスゲーム 直感的なゲームで気軽に本格ダンスを踊ろう ライセンス曲はオリジナルの振付師がモーションを担当 ゲーム本編以外のお楽しみ要素が弱い 近年のBEMANIには珍しく実力主義すぎた楽曲解禁 楽曲追加に追いつかないレベルの版権楽曲削除 現役終了後の現在も存在感を発揮している |
BEMANIシリーズ |
Xbox360で発売された『DanceEvolution』のアーケード逆移植版。BEMANIシリーズを通して家庭用からアーケード化されたゲームはこれが初めてである。
なお、Xbox360版はBEMANIシリーズにはカテゴライズされていなかったが、アーケード化に伴ってBEMANIシリーズに正式に組み込まれた。通称『ダンエボ』。
Xbox360版発売当初からアーケード化の声は多く、Xbox360版のプロデューサーを務めたNAOKI MAEDA(前田尚紀)からも「アーケード化に関する声が大きくなればできるかもしれない」といった趣旨の発言もあり、結果としてそれが叶った経緯を持つ。 アーケード化に伴い、サウンドディレクターがXbox360版で担当していた右寺修(Des-ROW)から田口康弘(TAG)に変更となった。
画面上に出てくるお手本ダンサーは左右反対の振付をしているため、画面に合わせて踊るだけでオリジナルと同じ振付ができる。
マーカーの種類は以下の通り。種類は多いが、直感的にリングを取っていくだけでもそれなりにダンスの形ができていくので、間口の広さを確保するのに成功している。
+ | 全解禁前の解禁について |
Xbox360版はスタイリッシュで本格的なダンスゲーム、として売り出していたが、アーケード化に伴ってポップでカジュアルな路線に転換したことが功を奏し、老若男女問わず気軽にプレーすることができるゲームとなった。
楽曲追加の手間が災いしてか、残念ながらアップデート終了となってしまったものの、様々な意味での遊びの幅広さ・スコア詰めの奥深さは他のBEMANIシリーズと比較しても群を抜いており、『間口は広く奥は深く』といった多様なゲーム性を構築している。
*1 REFLEC BEATシリーズへの収録と同様、実谷なな歌唱版の収録。
*2 厳密に言うと、同時に判定される不可視の複数リップルの評価を平均したものが1ポーズの評価になっている模様。
*3 Xbox360版では本来MASTER難易度が存在せず、無料DLCによって追加された経緯に因む。
*4 ちなみに『遊び方ガイド』を選ぶとチュートリアル後に『ヘビーローテーション』かんたん振り付けが遊べ、ここまで1ステージ扱いなのでさらに2曲目を選べる…という構成になっている。
*5 過去のCHALLENGEソートが復活したことと、過去イベントの解禁曲が途中の課題曲として配置され一時的に再取得可能になったことはある。
*6 「新規に振り付けをつけてくれるのはいいが、元々振り付けのある楽曲も移植してほしい」と言う声もある
*7 例えば「胃ノ熊大作戦」は当初の解禁は重かったものの後述の「TAG生誕祭」で大幅に解禁が楽になる、楽曲解禁時にVenusに扮したパステルくんやmoimoiとの掛け合いがある等、他機種も遊んだBEMANIファンを楽しませる演出があった。
*8 SDVXにはリミックス版、Beatstreamにはひなビタ♪のカバー版が収録されている。
*9 プレー曲数+解禁対象曲の新規クリア譜面+対象曲毎に設定された促進曲の回収数に応じて難易度が解禁されていく。複数曲の上位レベルが残っている場合は対象曲のうち最後にプレーした1つのみ解禁が進行していき、それが完了した場合は残った未解禁曲をプレーする必要がある。
*10 無論、「kind lady」や「Gimme a big beat」といった選曲は歓迎されている。
*11 譜面難易度を変えても振り付けは同じなので、譜面難易度ごとには設定されていない。
*12 この手のキッズ向けの曲は本来であればあかりとひかりが担当になるのだが、ふなっしーだけは何故か翔(2P側は雅人)が担当する。尚バックダンサーは女性。
*13 既に削除された『恋愛レボリューション21』もロケテではLEVEL5だったが、本稼働版ではLEVEL3と2段階降格となった
*14 楽曲の作風・シンセ音、本人同士のホクロの位置の一致等から推測。
*15 ラウンドワン板橋店において、スポッチャ内でオフライン稼働を確認(19/08/10)