テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2
【ているず おぶ ざ わーるど れでぃあんと まいそろじーつー】
ジャンル
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ロールプレイングゲーム (シリーズ固有ジャンル名:君のためのRPG)
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対応機種
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プレイステーション・ポータブル
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メディア
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UMD 1枚
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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開発元
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アルファ・システム
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発売日
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2009年1月29日
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定価
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5,200円
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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廉価版
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PSP the Best:2010年9月30日/2,800円
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配信
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【PSP/PSV】2013年11月28日/1,800円
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判定
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なし
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ポイント
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戦闘バランスの悪さ キャラ人選にやや難あり システム面に特に不具合はなし ティアとジェイドの贔屓が酷い ユーザーによっては支持の声もあり
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テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク
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概要
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『テイルズ オブ』シリーズのキャラクターが共演する作品。前作『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』の続編だが、世界観に若干つながりがある程度でまったく別の物語であるため、前作をプレイしていなくても遊べる。
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自分で作成した主人公が、歴代シリーズのキャラ(全員ではない)と冒険するRPG。舞台的にはパラレルワールドのようなもので、ギルドを拠点としてクエストをこなしながらストーリーを進行させていく。
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ダンジョンと戦闘シーンは『テイルズ オブ ジ アビス』に似た3D表示。
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キャラメイキングにより主人公の顔つきや色、声などをかなり自由に選べる。装備によって主人公のグラフィックも変化する。主人公にデフォルトのキャラクターが設定されている他のシリーズと比べ、固有ジャンル名「君のためのRPG」が示すとおり、主人公=プレイヤーの分身であることが色濃く打ち出された外伝作品である。
問題点
システム・バトル面
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クエストは「アイテムを一定数集める」「特定の敵を必要数倒す」という単純なもので、黙々と数をこなすことが必要になる。基本的に作業ゲーが嫌いな人にこのゲームは向かない。
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料理をつくって納品するクエストで、ポトフ納品クエストの発生条件が怪しい。公式攻略本に書かれた条件を満たしても発生する場合しない場合に分かれる。公式発表では「発生条件は間違っていない」ということになっているが…。
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職業や武器のステータスのバランスが悪く、強さに差がある。
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クリティカル率や詠唱時間短縮などの戦闘スキルは、キャラ個人にではなく装備品への付加スキルとして与えられている。このため、職業の設定で装備可能アイテムが異なると、それがそのままキャラの強弱に反映されやすい。また、難易度が上がれば上がるほど、いかに強い装備品を手に入れられるかが明暗を分けてしまう。
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大剣士の攻撃力が他と比べて突出しすぎている。その一方、腕に直接武器をつける設定ゆえに腕防具が装備できず防御が低くなりがちな格闘家やモンク、「一撃のダメージの少なさを手数で補う」と言われるが手数が多いほど威力の低下するゲームの仕様で悲しい攻撃力の双剣士はかなり不利である。
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歴代シリーズキャラもそれぞれ戦闘スタイルや装備可能品が異なるため、彼らの強さの差についても同じ事が言える。大好きなあのキャラを使いたいのに、装備品のバランスや与ダメージの仕様がいまいちで二軍行き、というのはお祭りゲーとして悲しい話である。
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「コチハン」という技には石化(=戦闘不能)効果があるのだがその発生確率が非常に高い。そのためこの技を覚える『エターニア』のチャットと『シンフォニア』のコレットはマニアモードのレベル上げに必須とも言われている。
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原作の仕様上、複数の種類の武器を装備できるキャラが居るが、武器の種類による補正が一切存在しないため、単純に攻撃力の高い武器を選択することになる。これにより同系統の剣士でも斧を装備した剣士(戦闘画面では剣装備)の方が技性能は変わらないのにダメージは数段上という格差が生じている。
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一周目終了くらいまではどの職業でも支障はなく、好みの問題でいける。だがチリも積もれば何とやら、周回してレベルを上げるに従って、わずかな開きだったステータス値はどんどん間をあけ、職業の格差は広がっていく。
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難易度最高ランクの特別ダンジョン「世界樹の洞」にいたっては、大剣装備キャラや一部の術キャラ・秘奥義が優秀なキャラ以外はほとんどダメージが通らない。必然的に連れて行ける職業や歴代キャラは決まってしまうという状態に。
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『ファンタジア』『エターニア』『リバース』『レジェンディア』から参戦した歴代キャラのなかには、秘奥義の存在しない原作を再現という理由で秘奥義無しのキャラクターがいる。が、一方で同じく秘奥義がない『テンペスト』のキャラクターに新しく秘奥義が追加されている。「秘奥義が無い=カットインが存在しない」という事も含めて原作再現という名の手抜きではと見る向きがある。
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詳しく言うと『ファンタジア』『エターニア』『レジェンディア』は原作でそれらしい必殺技を持たないこと、『リバース』は「原作では二人一組で秘奥義を使うため一人では使えない」という理由で秘奥義がカットされた。無理に全員に秘奥義をつくってファンから捏造扱いされる恐れを考えたのかもしれないが、やはりないのは寂しいという声も否めない。ちなみに、後発のお祭りゲーである『バーサス』では登場キャラ全員が秘奥義が使えるようになっている。
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因みに海外版『アビス』ではゲスト参戦のミントに「タイムストップ」という秘奥義が、本作と同時期に開発していた『ヴェスペリア』では隠しボスのダオスに、海外版『アビス』の使いまわしとはいえ「スーパーダオスレーザー」という秘奥義が新たに作られている。
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また『シンフォニア』のプレセアや『アビス』のアニスは演出が目立つ隠し秘奥義や二周目からの追加秘奥義などを使用するのに対して、『エターニア』のリッドは代名詞ともいえる「極光壁→極光剣」に繋がらないなどと「ファンサービスとかじゃなくてスタッフが優遇したいから優遇してる」「スタッフはロリコン」などときつい意見も多々出てしまっている。
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リッドの秘奥義に関しては『アビス』の頃から極光壁単体である。これはかなり前から「極光壁→極光剣」にしてほしいと言われていた事だった。またプレセアはともかくアニスが二周目以降限定でしかない「殺劇舞荒拳→十六夜天舞」というリッド同様のコンボ秘奥義を使っている事から不満の声が大きくなった面がある。なおリッドの極光剣は、2012年発売の『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』にて実現した。
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秘奥義演出が微妙なものも少なくない。特に『イノセンス』の主人公ルカは不自然なモーションのせいで、秘奥義台詞「天を統べる覇者の証」をもじり「天を滑る覇者の証」と言われてしまっている。これに関しては『マイソロ3』でも修正されていない。
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また、フィリアとエステルの「セイクリッドブレイム」が原作だとそれぞれ違う演出なのにエステルはフィリアに合わせられてしまっている。これに関しては『マイソロ3』で修正がかけられた。
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『テンペスト』は該当ページを見てわかるとおりシリーズ屈指の不遇作品なので、救済サービスと考えられなくもない。他にもスキット用の顔グラフィックが作られたり戦闘以外のイベントでボイスが付いたりと、他作品では当たり前だった要素が本作で初めて叶えられている。
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容量の関係かキャラクター一人につき使用可能な術技の上限数が20程に抑えられており、原作で技が多かったキャラは割を食っている。
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『デスティニー』の主人公スタンなど、『マイソロ1』でほとんどの技を持っていたキャラも、技の数が減少している。
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ちなみに『ヴェスペリア』の主人公であるユーリの技はたった7つである。スキット登場数も、彼とヒロインのエステルは他キャラの半分以下。本作の開発時期が『ヴェスペリア』と被っており、ゲスト参戦扱いのため。(ただし、エステルの方は術のエフェクトを他キャラと同様に流用していることもあり技数は普通並み)『マイソロ3』では他キャラと同様技数が20になった。
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ストーリーに関するクエストを受けると、ストーリー上必要なキャラが1,2人強制的にパーティインすることがある。歴代キャラの加入レベルは一律Lv10(初期からのメンバーはLV1)のため、このときに強制加入キャラを育てていないと厳しい戦いになりがち。
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実際、仲間になったばかりのLv10キャラをつれてLv40近くの敵がいるマップに行くクエストがある。ルカとアニーが強制加入する「ガレット村の精霊を求めて」というクエストがそれにあたる。強制加入メンバーが複数いるクエストは多いが、アニーはこのクエストの依頼を受けて初めて使用可能になるため、あらかじめ育てておく事ができない。したがって、依頼を受けてから地道にダンジョンでアニーのレベルを上げるか、諦めて強行するかという面倒くさい感じになる。
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ただし、この点においては『マイソロジー3』で改善されている(待機しているメンバーもレベルは上がる)。
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また一回も強制任務に参加しないキャラクターもいれば、作品オリジナルヒロインのカノンノよりも多く参加するキャラクターも存在する。
キャラクター・ストーリー面
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シナリオ上でのキャラの出番の差が結構ある。重要シーンでは学者キャラしかろくに登場しない。
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話の都合上、専門的な部分を解説してくれる学者キャラが必要ではあるが、それ以外のシーンでは他のキャラクターに活躍の余地を与えても良かったのではないだろうか。
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また、学者は学者でも学生であるキールや、学者ではないものの天才的な頭脳を持つジーニアスなどは上記の扱いをほとんどされない。キールに至っては頭が固く、ほかの天才キャラに自分の意見を論破される役どころが多い。
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学者以外で出番が多いのはヒロインのカノンノと船長という立場にいるチャットぐらいである。チャットは原作での影の薄さもあり「原作よりボイスつきの台詞が多くないか?」という意見までも見られるほど。
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原作と比べて、キャラクターの性格の特徴に誇張傾向がある。
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例えば『ファンタジア』の主人公クレスは情報収集のためにギルドを一時離脱し、有益な情報を入手するのだが、後に語られる情報収集の方法が「相手にダジャレを言って和ませ、聞き込みをしやすい雰囲気にする」というもの。
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原作(特にSFC版)でもクレスがダジャレを言うシーンがない訳ではないが、なんとない発言が偶然ダジャレになってしまった程度のもので、今作のようにダジャレに自信があるそぶりは見せていない。
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ちなみにクレスのダジャレキャラ化は本作特有ではなく、お祭りゲーや予約特典DVD(『アビス』やPSP版『ファンタジア』など)でも同様の誇張がある。
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元々、PSへのリメイクの際にフェイスチャット(スキット)で追加された「僕は絶対にダオスをだおす(倒す)!」「カレーはかれぇ(辛ぇ)」が非常に有名になり、一人歩きしてしまった影響だろう。
因みにPS版が出た段階でこのダジャレには批判の意見が結構な量で上がっていたりする。(特にダオス)それでも当時は今に至るまで誇張されるとは思いもしなかった為、賛否こそあれど微笑ましいレベルで済んでいたのだが…。
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また、ダジャレとは別に原作ではその兆候すらなかった妙にホモ臭さを匂わせる一部の言動もこのダジャレキャラとの相乗効果で強く批判されることがある。
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学者たちのスキットでジェイドの「中性子爆弾は綺麗な爆弾」発言には「不謹慎だ」という批判意見が多くみられた。
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『レジェンディア』の主人公セネルの髪型がなぜかパーマに(顔グラも3Dモデルも)。『マイソロ1』では普通だったのに…。
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『D2』のカイルの髪型も
「ドリアン」
と揶揄さえるような3Dモデルになってしまっている。
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アビスキャラの持ち上げが異常。特にティア、ジェイドが顕著。
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ジェイドはストーリーでかなり目立ち、下記の「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー(以下、本文中はGV)」が大きな問題となっている。ティアも持ち上げや見下しが多い。
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よく挙げられるのは「デスティニー」のリオンを「ティア持ち上げのため猪突猛進な性格に改悪」した挙句リオンを「軍人として無能」呼ばわりしたり、素直になれないリオンの様子を疑問に思うルカに対して「他人の顔色を伺ってるルカじゃ理解できない」など。
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誤解の無いように付け足すが、リオンはリメイク版含めて入隊した経緯やその真意はともあれ、自分の実力でそれなりの地位にまで上りつめ、与えられた任をしっかりとこなしており、軍人としては非常に優秀である。むしろ、「アビス」本編や「ファンダム2」の設定や描写を見る限り、逆にティアの方がよっぽど軍人として無能と批判を浴びることも。
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そもそも、ティアは本作のように一々他人をこき下ろすような性格ではない。この傾向は『バーサス』でも見られたが『マイソロ3』では大分大人しくなった。
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エスコートタイトルではあまり参戦する機会のないキャラクターが登場したのでそれらのファンは喜んでいたのだが…。
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氷の精霊であるセルシウスが『エターニア』枠のキャラクターとして登場し仲間になるのだが、原作と全く違う性格なためほぼ別キャラと化している。寧ろその雰囲気と担当声優から『シンフォニア』でのセルシウスを元にしているのではないかとも考えられるが、それならそれでなぜ外見を『エターニア』版にしたのか。そもそも操作キャラとなるのは『なりきりダンジョン2』と『3』でのコスチューム着用時のみである。
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作品によって参戦するキャラクターの数が偏っている。キャラ扱いのほうに度を越したといえるほどの贔屓は無いといえ、お祭りゲーの宿命とでも言うべきなのだろうか…。
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『アビス』からは6名。『ファンタジア』『エターニア』からは5名。キャラ総数の多い『デスティニー』『シンフォニア』からは7名など、全体的に各作品のキャラの出演数が多いのが特徴。
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逆に『テンペスト』『レジェンディア』、そして緊急参戦の『ヴェスペリア』からは僅か2名のみ。『ヴェスペリア』は開発時期が本作と重なっていることを考えると妥協出来なくもないが、他2作の扱いは純粋に不当である。
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他作品から2名以上追加メンバーがある中、『レジェンディア』からは1名しか追加されなかったことは波紋を呼んだ。また、他作品は主人公とヒロインは全員参戦したため、『レジェンディア』からヒロインのシャーリィでなく人気の高い女性キャラであるクロエが参戦したことが物議を醸した。
ただ、シャーリィは原作での行動が(裏で複雑な事情があったとはいえ)問題視されがちでファンから批判されやすい為、それを考慮したのかもしれない。
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シリーズのお祭りゲーでは初となる作中ムービー・EDムービーが挿入されたが、もの凄く微妙なクオリティ。
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絵自体は恒例のプロダクションI.G.による美しい絵だが、まったく動かない。時折キャラの台詞があてられるたびに微妙に口元が動く程度……の連続。「紙芝居」を想像していただければ大体合っている。
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その一方で、(続編の『3』以上に)これでもかと歴代キャラを詰め込み、映像と良い感じにシンクロしたボーカル曲が流れるオープニングアニメは好評。
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ストーリーについても手放しに評価出来るとは言い難い。
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大筋は一口に言えば「自分の中の負を越える」。マイナスの感情が暴走して魔物化した人々を止めてその心を救い、最終的にはラスボスまで浄化するというもの。それ自体は悪くないのだが、極端にいえば気の持ちようひとつという内面的なテーマのため、敵陣営の各々がそれなりに目的を抱いて主人公に向かってきた前作と比べると若干地味な感じは否めない。
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負を乗り越える、という事で歴代キャラクターから3人が負の感情に取り付かれ、2人は原作再現とも言える形で取り付かれ、理由も「故郷を滅ぼした」「両親の仇」とかなり重い。だが、その中の一人である『アビス』のアニスだけ理由が「両親に甘えられなかった」と何故か妙に軽い。
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確かにアニスはそうそう両親に甘えられる立場ではなかったが、「アビス」本編で特にそれがクローズアップされていた訳ではなく、もっと重いエピソードがあった。他の歴代キャラクターにも重い設定を持つキャラクターが多くいる中、何故アニスのみこの的外れ感が否めない設定が採用されたのか。
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ラスボス「ゲーデ」のキャラクター性は実に賛否両論。いうなれば
「邪気眼」「厨二」
という表現がぴったりくるキャラクターであり、その台詞も「痛い…痛い…」「寒いよ…心が寒いんだよ…」などと、人によっては嫌悪感を示す事も少なくない。
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「世界にある負の感情の具現化」という設定を考えればこれらの言動ももっともではあるのだが、設定そのものが抽象的な上、シリーズキャラクターとの敵対動機や人物背景が希薄であり、訴える叫びが激しいわりにプレイヤーがそれを実感しにくく、「見ているこっちがサムいんだよ…」と言われかねない難儀なボスとなってしまった。
賛否両論点
「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」について
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GVとは、本編ストーリーをクリア後に「周回プレイ」ではなく「継続プレイ」を選択すると遊べるようになる、いわゆるおまけクエスト(全4回)。『シンフォニア』のゼロスを演じている小野坂氏が別作品の特典DVD内で出した提案を、スタッフがアイデアをふくらませる形で実現したもの。
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このクエストにおいて、キャラ崩壊はもはや通過儀礼。シリーズネタ・楽屋ネタ・中の人ネタ・パロディ・ネタバレ当たり前のやりたい放題なクエストとなっており、純粋にストーリーだけを楽しむタイプのファンにはややハードルが高い、というか"原作のイメージを根底から打ち壊す"ようなシーンも盛りだくさんで、受け入れられない層からは蛇蝎の如く忌み嫌われている。キャラの声優の演技も(特にジェイドの小安氏、ゼロスの小野坂氏など)、場面によっては完全に「中の人」のノリとなっている。
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そもそも元ネタがDVD特典での小話であるため、それを知っている一部のファン以外には元ネタやノリが伝わらず、完全に置いてけぼりになってしまう。
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あくまで一部ファン向けのオマケ要素であるため、「キャラ崩壊が嫌な人はやらないでください」という公式警告文が出されている。そしてネタをネタとして割り切れるプレイヤーならばそれなりに楽しめる内容であり、特典DVDネタが生かされている点は概ね好評であった。コレに関しては、非難一辺倒というよりは賛否両論が正しい。
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特典DVDネタが分からない人は、無理してクエストを受けなければいいのではないかという考えもある。しかし、問題はそこではなく、クエストを受ける「条件」である。
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このクエスト4編は、特定の条件を満たすとそれぞれイベントが発生し、受諾可能な状態になるのだが、クエストを受ける受けないに関わらず、イベントが発生した時点で各クエストに出演するキャラクター数名がギルドを離脱してしまう。という問題がある。
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再びそのキャラクターを使いたければクリアしなければならない。たとえキャラ崩壊や過激な声優ネタ、シリーズネタを見たくないとしてもうっかり発生条件を満たしたが最後、クエストに呼べる仲間が減ってしまう。仲間を全員揃えておくためには、結局クエストをクリアせざるを得ないのだ。
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ちなみに条件は、継続プレイを開始してから「ギルド内の全キャラに話しかける」「クエストを数回受ける」「次のクエストで離脱するキャラがパーティにいない」……何も知らないでプレイしていたら100%引っかかるというのは、流石に如何なものか。
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継続プレイは「本編クリア後、ギルドを去っていた主人公が戻って皆の歓待を受ける」という設定で始まる。全キャラボイス付きで祝ってくれるので、まあ普通に考えれば「あのキャラに出迎えて貰える」と全員に話しかけてみるのが人情であろう。
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「クエストを数回受ける」条件のハードルの低さは言うまでもない。ていうか条件なのかコレは
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最終的に書悪の根源であるジェイドとゼロスを戦闘で成敗し、本クエストを全て終了すると継続プレイは自動的に終了し、周回へと引き継がれる。継続プレイはストーリーをすべて消化している設定上、通行可能ダンジョンや採取可能アイテムが全て開放されており、普通の周回よりも断然やりこみプレイに向いている。なのに上記のメンバー強制離脱も含めてこうした「GVありきな仕様」でプレイが縛られてしまっているのも、GV苦手派の不満を増加させている一因になっている。
評価点
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主人公のキャラクターメイキング要素が前作から大幅に増加。せいぜい3パターンずつしかなかった声や顔パーツのバリエーションが増えて、自由度が上がった。
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また、前作では主人公の性別が変わっても扱いが変化せず、女性主人公を選ぶと不自然な会話に聞こえるシーンがあったが、今作では性別に合わせてキャラの会話の端々が適宜変わるようになった(外見の評価が「凛々しい」→「かわいい」になるなど)。
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ガイやゼロスなどは、そのキャラ設定から主人公への対応自体が性別によって異なる。
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前作の不満点の多くが改善された。
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攻撃中の軸ずれが今作で解消され、コンボ中に技が空振りする事が減った。技のTP消費量も前作の約半分ほどに軽減。モッサリ感もある程度改善された。
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演出面も強化された。歴代キャラの秘奥義には描き下ろしのカットインがつき、効果音や術技のエフェクトなども一新され前作で感じられた手抜き感はほぼなくなった。
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前作ではNPC扱いだったヒロインのカノンノが戦闘参加するようになった。
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前作では歴代キャラクターが19人しか登場せず、しかも内5人は戦闘に参加しなかったが、今作では大幅に増えて約2.5倍の50名が登場。もともと原作から非戦闘員だった『リバース』のクレアを除く全員が戦闘に参加する(内2名は仲間にはならず敵として対戦のみ)。
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前作で不評だったクエストごとのパーティ解散がなくなった。また、パーティを組むときに好感度によって加入をことわられることもなくなり、いつでも好きなキャラで自由にパーティを組めるようになった(ストーリークエストの特定キャラの強制参加は除く)。
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戦闘BGMのクオリティの大幅向上。PSPの内蔵音源で演奏されたためSFC並みの音質だった前作とは異なり、ストリーミング再生によって原曲の迫力を損なわない仕上がりとなった(↓下記の音楽の評価の項目も参照)。
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術技にスロット制を採用。戦闘中の操作キャラの術技ショートカットは十字キー+×ボタンの組み合わせによる4種類が基本だが、Lボタンを押すことで最大3つのスロットに設定された術技を瞬時に切り替えられる。わざわざメニューを開かずとも、4種類×3スロットで一度に12もの技を使用可能。
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スキットは488本と多く、この手のお祭りゲーに求められる登場人物たちのキャラ描写を大いにフォローしている。作品の垣根をこえて同じような悩みをかかえたキャラ同士が仲良くなったり、意外な相性のよさが見られたり、原作のワンシーンを再現したやりとりなど、ギャグもシリアスも両立。実際に原作をプレイしていないとわからないマイナーな小ネタも随所に仕込まれている。シリーズのファンには嬉しいスキットが多数。
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音楽の評価が高い。
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ED曲はOPの「flyaway」と同じくBACK-ONの曲だが、周回するプレイヤーへのサービスとして1周目「Where is the future?」、2周目以降「Re:start」と曲が異なる。
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本作オリジナルの戦闘BGMはこれまでテイルズ歴代作品の音楽を担当した桜庭統・椎名豪・中村和宏の3人が作曲。通常戦・ボス戦など数種のシチュエーションに応じてそれぞれ3人全員が曲をつくり、プレイ中に一定条件を満たすと好みの作曲家の曲をセレクトできるようになる。また、主人公が専用装備を手に入れる「レディアント戦」は前作では中ボス戦の戦闘曲があてがわれていたが、今作では桜庭が専用の曲「Radiant Battle」を書きおろしている。
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歴代作品からの曲は中村和宏がアレンジ(『レジェンディア』に関しては作曲者の椎名豪がセルフアレンジ。こちらも原作同様、オーケストラの音を使用したアレンジとなっている)。
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これら戦闘曲はサウンドトラックのDISC3・4に収録されている。総数50曲近い大ボリュームとなっており、聴き応えもある。
総評
本作はテイルズ オブ シリーズから派生したいわゆる「お祭りゲー」である。したがって歴代のキャラが一堂に会するオールスター作品である。同時に、主人公を自分の手で作れる、クリア後解放されるダンジョンや難易度チョイスなど周回プレイに配慮している、web連動で他のプレイヤーが育てた主人公を仲間にできる等の要素から、シリーズを離れたやり込みゲーとしても楽しめるつくりとなっている。
前者の点から見たとき、特定の作品贔屓や度をこした冷遇、キャラを壊しかねないスタッフのお遊びなど、近年のテイルズ オブ シリーズに散見される問題はこの作品でも例外ではない。後者の点では、周回を想定した点が見られるにかかわらず、周回を重ねる(レベルを上げる)ほどにゲームバランスが怪しくなりがちなのは問題。愛情でカバーしきれるかというほどキャラの強さに差が出るのは、お祭りゲーとしてどうかというところであろう。
その一方、格段に自由度の上がったキャラメイキングやゲーム性、お祭りゲーの醍醐味であるファンサービス要素、また前作で改善要望の挙がった点の多くに対して工夫が凝らされたという事実そのものについてなど、評価されるべき点も決して少なくはない。(その成果は個々のユーザーに評価を委ねるとしても、少なくともユーザーの声の一部に何らかの回答がなされたことは事実)。キャラ贔屓に関しても、傾向はあるが他の作品に比べればそこまで極端でもないという意見もある。
ガッカリという人もいれば、良作の範疇だという人もいる。プレイヤーによってかなり評価の左右される作品である。
その後
今作と『テイルズ オブ バーサス』でシリーズの作品のファンの対立がより一層激しくなってしまった。
しかし今作はお祭りゲーとしてはまだ良いほうで、問題は、今作の時点で一部キャラ贔屓・優遇不遇作品の存在・原作を軽視した描写・キャラ崩壊などがあると感じているファンが一定以上いたにもかかわらず、その問題点を無視してさらに悪化させたことである。『バーサス』で上記の問題がなくなっていれば、今作もそこまで取りざたされなかったかもしれない。
一応この作品単体でみるとシリーズ間の優遇問題はあるものの前作と比べると登場人物が格段に増え、人数が少ないシリーズもそのぶんストーリー上でいい立場にあるなど確実に問題は改善されてはいた。そのため不快に感じるファンだけでなく、次回作へ期待するファンも多かったのだが…。
そんな中、バンナムは2010年7月に次回作『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』を発表。
新職業の追加、装備品から装備品へのスキル添付、控えキャラも経験値取得などの新要素が存在するが、本作とはまた別な意味でキャラ贔屓などが発生していたり、細かな問題点も残っており、総合的には「現状維持」の域を出ない作品となっている。
余談
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川上とも子氏演じるナナリーの最終作
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上記、『テイルズ オブ バーサス』の際には川上とも子氏が病気療養中だった為にかかずゆみ氏が代役としてナナリーを演じた。病気療養中にも一部の作品には復帰していたのだが、テイルズシリーズについては再び演じる機会がないまま亡くなってしまい、以降はそのままかかずゆみ氏がナナリー役を引き継いでいる。
最終更新:2022年10月23日 01:18