本項目では『レイトン教授と不思議な町』『レイトン教授と悪魔の箱』『レイトン教授と最後の時間旅行』について記述する。判定はいずれも良作である。
【れいとんきょうじゅとふしぎなまち】
ジャンル | ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー | |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 512MbitDSカード | |
発売・開発元 | レベルファイブ | |
発売日 |
通常版:2007年2月15日 フレンドリー版:2008年10月23日 |
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定価 | 4,800円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 3箇所 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント | 独特な世界観とパズル | |
レイトン教授シリーズ 不思議な町 / 悪魔の箱 / 最後の時間旅行 / 魔神の笛 / 奇跡の仮面 / 超文明Aの遺産 ミステリージャーニー / VS逆転裁判 |
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の開発元として一躍名を轟かせたレベルファイブが、初めてパブリッシャーとして発売したアドベンチャーゲーム。
ジャンルは公式で「ナゾトキ・ファンタジー・アドベンチャー」と題されており、ストーリーにちなんだナゾナゾ・パズルなどの「ナゾ」を解く事でストーリーを読み進めていく。
それらのナゾはベストセラー『頭の体操』をベースにしており(*1)、同書の著者である多湖輝を監修に迎えている。
独特な世界観でも目を引くのだが、このゲームの面白さはとにかく「ナゾ」解きの面白さが本質で、頭を使ったパズルやナゾナゾが好きな人なら楽しめるアドベンチャー。
しかし中には極端に難しい「ナゾ」もあるため全て解こうとするのはかなりの頭の回転の速さを持っていなければ難しい。
欧州では、その頭を使う部分が「脳トレの後継作」と捉えられ(*4)、ロングヒットを記録した。
これにより、「世界一売れたアドベンチャー」として世界中で人気を博している。
それまではドラクエの開発担当というイメージの強かったレベルファイブだが、この作品をきっかけにオリジナルの作品も数多く手掛けるようになった(*5)。
【れいとんきょうじゅとあくまのはこ】
ジャンル | ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー | |
対応機種 | ニンテンドーDS | |
メディア | 512MbitDSカード | |
発売・開発元 | レベルファイブ | |
発売日 |
通常版:2007年11月29日 フレンドリー版:2009年2月12日 |
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定価 | 4,800円(税5%込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 3箇所 | |
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | |
判定 | 良作 | |
ポイント |
大方のシステムは前作と共通 豪華な機関車と金鉱町が舞台 |
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レイトン教授シリーズ 不思議な町 / 悪魔の箱 / 最後の時間旅行 / 魔神の笛 / 奇跡の仮面 / 超文明Aの遺産 ミステリージャーニー / VS逆転裁判 |
前作『不思議な町』のヒットを受け、8ヵ月後に発売された続編(第2作)。
出題傾向に変化こそあるが、ゲームの根幹的なシステムは前作と共通。
少し広くなった世界と一新された問題を引っさげ、世に放たれた順当なる続編といえるだろう。
【れいとんきょうじゅとさいごのじかんりょこう】
ジャンル | ナゾトキ×ファンタジーアドベンチャー | ||
対応機種 | ニンテンドーDS | ||
メディア | DSカード | ||
発売・開発元 | レベルファイブ | ||
発売日 | 2008年11月27日 | ||
定価 | 5,040円(税込) | ||
プレイ人数 | 1人 | ||
レーティング | CERO:A(全年齢対象) | ||
セーブデータ | 3個 | ||
判定 | 良作 | ||
ポイント |
シナリオは本作で一旦完結 ボリュームアップした世界観とナゾの数 |
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レイトン教授シリーズ 不思議な町 / 悪魔の箱 / 最後の時間旅行 / 魔神の笛 / 奇跡の仮面 / 超文明Aの遺産 ミステリージャーニー / VS逆転裁判 |
シリーズ第3作。
レイトンと助手ルークのもとに、10年後のルークを名乗る人物から手紙が届く。
レイトンたちはタイムマシンの実験の爆発に巻き込まれて姿を消した首相といった大きな不可解な事件に遭遇していたこともあり、手紙が指し示す時計店に向かう。
しかし時計店を調べてから出るとそこは10年後のロンドンで…。
+ | ネタバレ注意 |
出題は簡単になる傾向で、問題数が増えたことによりゲーム攻略時のテンポ感は良好。
終盤の展開は好みが分かれるところであろうが、前作よりもさらにスケールアップした問題数と世界観で、前作からも堅実に進歩しつつレイトンシリーズの物語に一区切りをうった作品。