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ONI4 鬼神の血族
【おにふぉー きしんのけつぞく】
ジャンル
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RPG
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対応機種
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ゲームボーイ
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メディア
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2MbitROMカートリッジ
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発売元
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バンプレスト
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開発元
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パンドラボックス
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発売日
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1994年3月11日
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定価
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4,980円
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判定
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なし
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ONIシリーズリンク
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概要
時代劇RPG『ONI』シリーズの第4作。前作からほぼ1年後に発売された。
ストーリー的には『3』ではなく『2』の続編である。
ストーリー
心に響く声が聞こえる。
心に響く声が呼んでいる。
誰もしらぬ戦いが終わり、平和が訪れた。
誰も知らぬ男たちが守り、手に入れた平和の日々。
そして、戦いのない時代に生まれた少年は、その誇り高き血族に目覚め旅に出る。
「あれは僕の半身だ。僕自身なんだ」
決して放っておくことのできない大切な思いが、少年をつき動かす。
それが再び世を混乱に陥れる悪しき戦いへの旅立ちとも知らずに……。
今、鬼神の血が再び戦いに導かれてゆく。
(取扱い説明書より)
特徴
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ストーリーは『2』の15年後であり、『2』に登場した仲間キャラ達が本作でもパーティに加わる。主人公は新キャラ。
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因みに『3』は『2』の300年後なので本作より未来の話である。
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ニューゲーム時、簡単・普通・難しいの3段階の難易度調整ができる。敵のHPの多さが変化する。また「難しい」では、「相談」コマンドが殆ど機能しない。
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今回は章立てではない。また、名前を変更できるのは主人公1人のみ。
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本作では術(魔法)はレベルアップで覚える事はできない。イベントで人から教わったり、中ボスを倒す事で入手したりする。
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中ボスから入手できる「妖石」というアイテムを元に、非売品の武器防具を作る事ができる。
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当時のRPGで増えつつあった、ストーリーには関係無い「ラスボスより強い隠しボス」が登場した。
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装備品と道具は、別々のアイテム欄に入る様になった。
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戦闘中に倒れた仲間を復活させられるようになったのは、本作が初である。
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空飛ぶ乗り物が復活したが、船は失われた。
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槍・弓以外の武器でも後列から攻撃は可能になった(但し威力は落ちる)。
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セーブが不可能な場所は、「町の中」から「家の中」に変わった。
評価点
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ONI2からの恒例となったが、BGMがすごく良い。
問題点
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預かり所が無くなった。『2』で預かり役だったキャラは出てくるのに、である。
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終盤では殆どの町から人がいなくなってしまう。その際、倒すと術を教えてくれる人まで消えてしまうため、倒さずに進むと習得不可能になる。
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別に強くもないのに店で売れない武具が幾つかある(捨てることは可能)。
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最終パーティメンバーの1人・砦角は、術が苦手の戦士タイプなのだが、防御力も命中率も低い為お荷物になりがち。
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四国での一連のイベントを消化する前にたがけむら西の船着き場の船頭に話しかけると重要人物が出現せずゲームが進行しなくなるバグがある。
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特に危険なのが初見で相談コマンドが機能しない「むずかしい」を選んだ場合。バグが表面化するまでのラグが長く、意図せずに起こしてしまった人も多いと思われる。この行動を起こす前のセーブデータがなければここまで来て最初からやり直しとなる。
その他
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装備品は武器屋でしか、道具は道具屋でしか売れなくなった。
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ラストバトルは、パーティで戦ういわゆる変身前と主人公と変身したラスボスの一騎打ちという連戦の流れなのだが、一騎打ちというバランスを考慮したのか、変身後のラスボスが妙に弱い。
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他のキャラがラスボスの能力を抑えている状態で一騎打ちという演出があるので変身前より弱体化しているという理由付けにはなるが、それでももう少し歯ごたえが欲しかった。
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しかもその変身後の姿がフンドシ締めた怪獣で、はっきり言ってかっこ悪い。BGMは盛り上がる曲なのだが…。
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ラストバトルの際、主人公の妹が駆け付け、「お兄様、私は全てを思い出しました!私も力を貸します!」と言うのだが、生まれてすぐさらわれて敵の元で育てられていたのに、一体何をどう思い出したんだろうか??
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因みに彼女は敵として登場した際、「ラスボスに仕える巫女」を自称するが、再登場した際には「ラスボスの妻」を名乗る。ということは…。
最終更新:2023年03月25日 05:06