右左(U-SA)

【うさ】

ジャンル 思考型パズルゲーム
対応機種 プレイステーション
発売元 アートディンク
発売日 2000年4月6日
定価 3,990円
配信 ゲームアーカイブス:2006年12月21日/600円
判定 良作


概要

プレイステーションでリリースされた、隠れた良作パズルゲーム。
非常にシンプルだがやり応えのある内容と、良質なビジュアルを持っていたのだが……

特徴

  • 左右への動きがすべて
    • 基本的には「画面内の同じ色のブロックとボール、もしくはボール同士を隣接させて消す」というまことにシンプルなもの。
    • ただし、その手法は「画面を右(左)に90度ずつ回転させ、ボール(と移動する障害物)を動かす」ことのみ。ほかの操作は一切ない。
    • 固定された障害物をよける為に左右に何度も動いてみたり、一気に大回転させてみたりとプレイヤーは色々と自分なりに攻略手段を探っていく。
  • 万華鏡のような背景
    • 画面の背景もまたクルクルと回転していき、そのたびに万華鏡のように姿を変えていく。

評価点

  • 非常にシンプルだがハマる構成
    • 「ただ回すだけ」ではあるが、複雑な操作や謎解きがないため延々と熱中できる。
    • 途中で詰まっても、ちょっと休んでからもう1回遊べば難なく解けてしまうことも多い。
    • 裏面表面合わせて100面、さらにクリエイトモードもあるためプレイ時間はかなり長く取れる。
  • ノルマなどが存在せず、自分のペースでじっくりと遊べる
    • クリアに至るまでの手数や時間に制限はなく、やり直してもペナルティはない。
    • 空いた時間にチョコチョコとやるのに最適。据え置き機より携帯機向きのコンテンツなのかもしれない。
  • 背景の美しさ
    • 前述の万華鏡のような画面はそれだけでも美しく、プレイに合わせて動くため回すのが楽しくなる。

問題点

  • 触ってみないと面白さがわかりにくい(パズルゲームは大体そうだが)ゲームなため、「タイトルさえ知らない」という人も多い。

総評

公式サイトを見ても内容がわかりにくく、発売当時はスルーされがちなタイトルだった*1
しかし遊んでみればかなりハマるタイプの作品なので、パズルが好きな方はぜひプレイしてみていただきたい。


余談

  • 2014年1月には、PSプラスのフリープレイコンテンツとしても配信されていた。
  • 2010年3月にはiPhoneアプリとしても配信されていた(現在は配信終了)。
    • iPhone/iPod touchを実際に傾けてのプレイも可能。
    • PS版にないステージも追加され、初級・中級・上級各50面ずつ、全150面。

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最終更新:2023年09月08日 10:56

*1 一応、CD-ROM付マガジンに体験版を収録するなどしてアピールしてはいたが。