ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン

【ぽけっともんすたー ふぁいあれっど・りーふぐりーん】

ジャンル RPG
ソフト単品版


ワイヤレスアダプタ同梱版
対応機種 ゲームボーイアドバンス
メディア 128MbitROMカートリッジ
発売元 ポケモン
販売元 任天堂
開発元 ゲームフリーク
発売日 2004年1月29日
定価 ワイヤレスアダプタ同梱版:4,800円
ソフト単品版:3,620円(各税別)
判定 良作
ポイント 『赤緑』を『RS』ベースでリメイク
初心者に優しいヘルプ機能付き
追加マップは薄い
ポケットモンスターシリーズ


概要

ポケットモンスター 赤・緑(以下初代もしくは原作)』のリメイク。略称は『FRLG』もしくは『FL』。
本作のシステムは『ルビー・サファイア(以下RS)』がベースになっている。
ストーリーは原作を忠実になぞりながらも、いくつかのアレンジや追加要素がある。


追加・変更要素

  • 「とくせい」やダブルバトルの導入など、基本システムが『RS』準拠になった。
    • 原作にはなかったアイテムや技、フィールドでBダッシュが可能になるランニングシューズなども追加されている。
      • わざマシンのラインナップも『RS』のものに変更され、ひでんマシンも既存の5つに「いわくだき」「たきのぼり」が追加された。そのため、ハナダのどうくつや新規マップにこれらに対応するオブジェクトがある。
    • 開始時点では本作同士でしか通信できないが、クリア後の追加シナリオでネットワークマシンを完成させると『RSE』『ポケモンコロシアム』『XD』『ポケモンボックス』とも通信可能になる。
    • 道具は種類ごとに分類され、わざマシン・きのみ専用のポケットも追加された。通常の「どうぐ」の所持枠も42枠まで拡大された。またポケモンの技の説明や道具の説明も表示されるようになった。
      • 1つの道具の最大所持数も999個までに拡大。ただし、一つの道具を999個を超えて所持することはできない。
    • 主人公を男女のいずれかから選択できるようになった。これに伴い、いくつかのセリフも若干調整されている。(女性主人公で始めると、「ぼうず」など男性に対する呼称が女性に用いる言葉になるなど)
      • 『RS』のように、選ばなかった性別の主人公がサブキャラとして登場することはない。
  • 一部トレーナーの肩書きが変更・新規トレーナーの追加。
    • 後発の作品に合わせたもの、時代背景に合わなくなったものを中心に変更されている。
      • ボーイスカウト→キャンプボーイ
      • ガールスカウト→ピクニックガール
      • ジプシージャグラー→ジャグラー
      • はぐれけんきゅういん→けんきゅういん
      • かじばどろぼう→どろぼう
    • 海上のおとなのおねえさんが全て「ビキニのおねえさん」に変更。取得賞金額は大幅に下がった。
    • アロマなおねえさんやポケモンレンジャーなど『RS』で新登場したトレーナー、ふたごちゃんやラブラブカップルと言ったダブルバトル担当のトレーナーも追加された。ドーブルを出してくる「えかき」といった新規トレーナーも追加された。
    • 「かくとうむすめ」が新登場しているが、これは『RSE』における「バトルガール」と同一扱い。(ユニオンルームでかくとうむすめに設定されているプレイヤーを『エメラルド』で見るとバトルガールとして表示される)
  • 追加マップ「ナナシマ」が登場。カントー地方の南に点在する名前通りの七つの島であり、追加ストーリーが語られる。
    • 1の島はネットワークセンターと温泉と火山がある島であり、最初に訪れる島でもある。また、ある伝説のポケモンはこちらに引っ越し。
    • 2の島は最初のポケモンに究極の技を教えるおばあさんと、ワイヤレスアダプタで遊ぶゲームセンターがある。
    • 3の島はゲームセンター店主の娘を連れてくるために訪れる事になる。スリーパーがロリコンと言われる原因にもなった島
      • クリア前は強制的にこの3島に立ち寄り、ある程度のイベントをこなす必要がある。攻略を後回しにすることは可能。
    • 4の島は四天王カンナの出身地であり、2匹のポケモンを同時に預けられる育て屋もある。
    • 5の島は民家が少なく、海に出て探索する島になっている。南にはロケットだんそうこがあり、あるキャラの秘密が聞ける。
    • 6の島は点字の謎解きや、草むらが複雑に配置されたしるしのはやし、ズバットしか出ないへんげのどうくつがある。
    • 7の島はバトルを続けて頂上までのタイムを計り、カードe+でトレーナーや階数を変えられるトレーナータワーが存在。南にはアンノーンが生息する遺跡もある。
      • これら4島は前3島のイベントをすべてクリアし、全国図鑑入手した後に行ける。登場するポケモンやBGMなどは『ポケットモンスター 金・銀(以下金銀)』出典の物が多く、追加ストーリーも『金銀』の前日談となっているが、時々『RSE』の人物や出来事の話も出てくる。
    • また、本作に登場する「ボイスチェッカー」は冒険の中で集めた重要キャラの裏話や小話を聞けるアイテムだが、こちらでも『金銀』以降の作品との連動要素・伏線があり、後発作で回収されている。カントー地方からナナシマまで隈なく色んな人と話しかけたりテレビや本棚などを小まめに調べないといけない上、シナリオの進度で途中から追加されるものもあるためコンプリートするのは少々難しいが、過去作を知ってる人をニヤリとさせる話や人物が見つかるため、やり込み要素としても中々に面白い。
  • ゲーム初心者や低年齢層を意識した機能。
    • プレイを助ける「ヘルプ機能」をLかRボタンでいつでも開くことができる。
      • フィールド・戦闘状態で表示される内容が変化し、フィールドではストーリーの進め方、戦闘ではタイプ相性や捕獲のコツなどが紹介されるようになる。設定で出ないようすることも可能。
      • 「ヘルプ機能」の必要がない人は「LR」で一部操作の割り当てにしたり、「かたて(『RS』の「L=A」と同じ物)」に切り替えて『RS』同様片手で遊ぶことも出来る。
    • プレイした経歴を確認できる4章仕立ての「あらすじ機能」も登場している。始めるたびに表示され、セーブしてやめるまで何をやってきたか確認できる。なお、Aボタンで一章ずつ、Bボタンで一気に飛ばせる。
    • インターフェイスも全体的に初心者を意識したものとなっている。特にポケモンのステータス・技・道具の解説画面は同ハードの『RS』より詳細かつ文字が大きく視認性が向上してる。
    • 他にもポケモン初心者救済用アイテム「おしえテレビ」が登場。ポケモンの捕獲方法から相性まで、ポケモンシリーズ共通の基礎を学ぶことが出来る。
    • 『RS』と比べるとHPのバーや文字が大きく調節され、見やすくなった。また男性と女性、看板などで表示される文字のフォントが多少異なっており、これは後にも先にも本作のみ。細かすぎて違いに気づかない人も多いが。
  • いくつかのイベントに修正が入った。
    • ヤマブキシティの通行ゲートは、タマムシデパートの自販機で買った飲み物ではなく、タマムシシティで手に入るイベントアイテムを使って通る必要がある。
      • 『金銀』で「もちもの」の概念が導入されたため、そのままだと「通信交換で飲み物を持たせたポケモンを連れてきてショートカット」が可能になってしまうので、それを防ぐための措置だと思われる。同時に、資金不足での進行不可を回避している。
    • 『ピカチュウ』版同様、セキチクシティのサファリゾーンに所持金がなくても入れるように。
      • もっとも後述のバトルサーチャーが登場したので、資金不足で詰んでしまうような事態はまず起こりえないが。
  • 出現するポケモンの変化。
    • 『赤』or『緑』のみで出現する設定がされていたポケモンが一部変更されている。
      • ニャース系とマンキー系が共通、コダック系とシェルダー系がファイアレッド限定で、ヤドン系とヒトデマン系がリーフグリーン限定になった。
    • ポケモンの分布や出現率も変化。ニドラン系が22番道路でなく3番道路に出現するなど。
    • ネットワークマシン完成後、最初に選んだポケモンに応じて、『金銀』の準伝説であるライコウ(ゼニガメ)・エンテイ(フシギダネ)・スイクン(ヒトカゲ)のいずれかが出現し、カントー中を駆け巡る。
  • 図鑑説明は、『ファイアレッド』は『赤緑』版、『リーフグリーン』は『青』版のものが使用されている。
    • 以降のリメイク作品でも、原作に登場したポケモンは基本的にリメイク前の図鑑説明文が使用されている。
    • なお第2世代のポケモンについては、『ファイアレッド』は『銀』版、『リーフグリーン』は『金』版の説明文を流用している。
    • 第3世代のポケモンの説明文は、文字のフォント幅の都合か、すべて新規に書き下ろされている。
  • BGMはGBAの音源に合わせたアレンジ。一部新曲あり。
    • アレンジ自体は良質。ゆったりとしたテンポになった「タマムシシティのテーマ」など、アレンジ色の強いものも一部ある。
    • なお、ジム内部、ファンファーレ等は『RS』のものを流用している。
    • 野生ポケモン戦のアレンジであるが、サンダー・ファイヤー・フリーザーとミュウツーに新規のBGMがあてはめられた。
  • わざおしえが『クリスタル』版以来の復活。本作で多数の教え技が追加され、以後のシリーズの定番にも。
    • わざマシンの中身が『RS』準拠になったため、本作では原作でわざマシンとして覚えられた技を中心に教えられるようになっている。
      一部を除いて、無料で技を覚えられるがその機会は一度きりとなっている。また、各地に点在するためすべての教え人を把握するには攻略サイトなどを頼らないと厳しい。
    • 「でんじは」「みがわり」「つるぎのまい」といった有用な変化技がラインナップに含まれていたり、当時対戦環境で最強クラスだったメタグロスが教え技で「だいばくはつ」を会得するなど、第3世代の対戦バランスに大きな影響を与えた。
    • また、最初に貰えるポケモン三匹(いわゆる御三家)の専用技も解禁された。
      • それぞれに対応したタイプの技の中では最も高い威力を持つ究極の技……とされるが、反動が発生してしまうため正直使い勝手は悪い。
      • 以後の作品では恒例としてこの「究極技」を教えて貰えるスポットが用意されている。なお、本作でこの技を教えてもらえるのは初代御三家のみ。
    • 教え技のラインナップは本作から着々と変化しているが、「ちきゅうなげ」など本作と『エメラルド』限定のものもいくらか存在。
      • その限定技を覚えたポケモンは続編以降の対戦環境にも影響を与えていた。『ORAS』では「過去作から連れてきたポケモンはレーティングバトルで使用不可」のルールが原則的なものとなっているため、日の目を見る機会は少なくなった。
  • ダンジョンなどに入る時、ロード中に一枚絵が挿入されるようになった。
  • トレーナーカードに貼り付けてもらえる「シール」という要素も登場。一種のやりこみ要素で、殿堂入りやタマゴを孵化した回数に応じてシールが更新される。
+ 配布限定のイベント
  • 2004年の劇場版前売り券でデオキシス、同年のイベント配布でホウオウ・ルギアの出現する新規マップに行けた。
    • デオキシスのフォルムチェンジは本作で初導入された。第3世代ではバージョンごとに異なる外見とパラメータになるという仕様だったが、4世代以降はそれぞれのソフト内で任意の形態にできるようになっている。
    • なお、デオキシス戦は当時ここでしか聞けなかった新規BGMが流れた。神秘さと怪しい雰囲気が漂う曲調だが、その独特のテンポから「阿波踊り」と揶揄されることも
      • 後に『ORAS』のデオキシス戦でこの曲がアレンジされて再使用されている。
    • デオキシスはホウエン図鑑に存在するポケモンではあるが『RS』に対して直接配布は行われず、最初に配布されたのは本作に対してである。

評価点

  • 細かいUIの改善
    • 「ポケモン」メニューで、フィールドで使える技を持っているポケモンを選んだ際に、常に「つよさをみる」が一番上に来るようになった。「あなをほる」「テレポート」は確認の選択肢も出るようになった。
    • どうぐの並べ替えがRS(初代)の別の道具と入れ替える方式から、直接移動させる方式に改善された。金銀クリスタルと異なり、線が表示されるようになったため、どこに挿入するかが分かりやすくなった。
      • この2点は『エメラルド』にも逆輸入されている。
  • ボックス機能の改善
    • 『RS』がベースで、1画面で1ボックスのポケモン全てを視覚的に把握でき、手持ち及びそれぞれのボックス間で自由に移動できる。リメイク元と比較すると格段に使いやすくなった要素の一つ。
    • セレクトを押してカーソルを黄色にした後、ボタンを長押しすることでまとめて移動できるようになった。
    • ボックス内のポケモンのもちものを整理できるようになった。ボックス内のポケモンのもちものを直接預かったり、手持ちの道具を持たせることができるようになった。
  • 『RS』に合わせて、持ち歩けるどうぐの容量が増加。
    • 原作ではパソコンに預けられる分を含めても常にカツカツだったため、嬉しい変更点。
    • その代わりとしてか、預けられる道具が量も種類も低下。預けられないたいせつなものやボールは並び替えができるし、わざマシンやきのみは専用の入れ物があるので大して気にならないが。
  • バトルサーチャーの登場。
    • このアイテムを使うと、一度戦ったフィールドのトレーナーと再戦できるため、これまでシリーズ通しての問題とされてきた資金や経験値稼ぎに革命をもたらした。ストーリー進行度に応じてレベルが上がる・進化する・手持ちが増えるなどの変化も楽しめる。
      • 一度使用したら歩いて充電する必要がある・屋外でしか使えないと言った制限もあり、たまにトレーナーが再戦に応じてくれない場合もある。
      • 殿堂入り後に行ける場所には、高額の賞金がもらえるトレーナー、手持ちに経験値が多くもらえるラッキーを入れてるトレーナーなども存在するため、これらを利用して稼ぐことが可能。
    • 好評だったためか、後に『DPt』でも登場した。
  • 道具毎に固有のイラストがゲーム中に表示されるようになった。CD媒体のような「わざマシン」や栄養ドリンクの様な「タウリン」など、道具の一つ一つを眺めるのが楽しい。
  • わざマシンを入手した際に技名も表示されるようになった。
  • 一定時間を置くと再配置される隠し道具があるシステムも本作が初登場。ただし本作は、一定歩数歩くと再配置されるシステムとなっている。
    • 主に換金アイテムやきのみがこの方法で手に入る。そのため、ダウジングマシンで探し出す楽しみも増えた。
  • エンディング後の追加シナリオが終了した後、ポケモンリーグに挑むと強化四天王と戦う事が出来る。
    • 手持ちのレベルは10程上がり、第2世代のポケモンが手持ちに加えられるなどの強化を得た。後の作品でも同様の要素が採用されている。
  • ワイヤレスアダプタを用いた無線通信が可能となった。
    • 有効範囲は数メートル程度だが、一つのテーブルを囲むくらいなら十分。本作のパッケージに同梱された(後に同梱されていないソフト単品版も発売された)。
    • 従来は3人以上での通信では複数の通信ケーブルを接続する必要があるため接触不良が頻発していたが、安定した通信が可能になった。
    • 通信ケーブルは4人通信が限界だったが、ワイヤレスアダプタを使ったミニゲームでは最大5人でのプレイに対応している。
    • ワイヤレス通信のロビーとして「ユニオンルーム」が登場。通信範囲内でユニオンルームに入ったプレイヤー同士が交流できる。ここでも通信交換や、制限ルールではあるが対戦も可能となっている。
    • 各地の提携店舗に設置された「ジョイスポット」に接続し、ポケモン最新情報のダウンロードができた(現在は終了)。またイベント会場での配布もスムーズに行えるようになった。
    • もちろん本作は通信ケーブルにも対応している。ワイヤレス非対応の『RS』と通信するならケーブルは必須である。

賛否両論点

  • ゲームバランスの変化
    • 『金銀』『RS』を経て、わざの増加、威力/命中/効果の変更や、「とくせい」の登場など様々な要素が追加された。また、原作でおざなりだったAIも賢くなったほか、原作で猛威を奮ったケンタロス、「はかいこうせん」や「ふぶき」といった技の命中率・効果、素早さ依存の急所率なども修正・弱体化されている。
      単純なリメイク作とは異なり、他の作品のシステムを使うタイプのリメイクであり、それに合わせての仕様変更やゲームバランスの再調整がされているので仕方ない点もあるが、ストーリー攻略から通信対戦に至るまで従来と同様のプレイは通用しない。新鮮な感覚でプレイできるとも言えるので単純な欠点ではないが、懐かしさから手に取った場合は馴染めない可能性も。
    • 本編ストーリーでは全体的に難易度が向上。
      • 原作からNPCの持っているポケモンやそのレベルは変化していないが、こちらが低レベルでもAIによって対処しやすかった原作に比べ、その隙がなくなって対処がしにくくなった終盤のボス戦で苦戦しやすい。
      • ジムリーダーや四天王などのポケモンは、原作がレベル習得技+わざマシンが少しだったのに対し、こちらはどれも習得している技が強化されている。
        わざマシンのラインナップ変更によって、ジムリーダーからもらえるわざマシン(=そのジムジーダーのポケモンが覚えているわざマシン)も変化しており、全体的にジムリーダーは強化された傾向にある。
      • ダグトリオに特性「ありじごく」が追加されたため原作でも危険だった野生のダグトリオやそれが出現するダンジョン「ディグダの穴」がさらに凶悪化した。
      • 一方、サカキの原作での切り札のサイドンがなぜか進化前のサイホーンになっているなど、設定ミスと思わしきものや妙な改変が目立つ。
      • 化石から復元したポケモンのレベルが30→5に引き下げられたため即戦力にならない。
      • なお、原作ではいわタイプのわざを使わなかったタケシのイワークは本作だと使うようになり、ヒトカゲでの突破が困難になったが、対策としてうってつけの「けたぐり」を覚えるマンキーが序盤で捕獲可能なため、相対的には難易度が下がっている。
    • 原作と比べるとトレーナーの繰り出すポケモンの技が多彩となり、結果として弱点を突かれる機会が大幅に増えている。このため御三家の中では、弱点の少ないゼニガメが相対的に強化されたとも言える。
      • 特にエリートトレーナーが原作と異なり、手持ちポケモンが5匹固定に増加しているため、かなり手ごわくなった。
  • ボイスチェッカーで聞ける噂の条件にわかりづらいものがある
    • 特に非常にわかりづらいのは、「タマゴから生まれたトゲピー(及び進化させたトゲチック)を、手持ちに入れた状態でタマゴもらった人に話しかける」というもの。
      • ただし、あくまでもおまけ要素のため、必ずしも収集する必要はない。

問題点

登場するポケモンの難点

  • 本編内で「エスパーへの対策手段」が皆無に等しい
    • 初代の151匹の時点では存在しなかったこともあり、リメイクにあたってもクリア前はエスパー技に対して抵抗を持つポケモンがエスパータイプを除けば非常に限られている。はがねタイプについては一応「金銀」から新たにタイプが変更されたコイル系統がいるものの、あくタイプに至っては一切登場しない。結果的に安全にエスパー受けが出来るポケモンは前述したように同じエスパータイプや特防のステータスが高いラッキー、カビゴンくらい。
      • この仕様の影響で、本編の範疇ではエスパータイプは再び最強の存在に。一致で弱点を付けるゴーストタイプが「どく複合のゴース系」しかおらず、対策としては不十分。そもそもゴーストタイプの技が全て物理技なのは本作でも変わっておらず、シャドーボールなどの真っ当な技こそ追加されたが、こうげきの低いゴース系では十分な力を発揮できない。
      • 特に今作の敵のフーディンは場合によっては「めいそう」をガンガン積みまくるため、出せば確実に止められるポケモンが居ないのは非常に厄介。
      • クリア後にあくタイプがようやく解禁されるが、本作で入手できるのはバンギラス・ヤミカラス(FR)・ニューラ(LG)だけ。ブラッキーは後述の問題点によって本作単体では入手できない。
  • ライコウ・エンテイ・スイクン関連
    • 遭遇できるようになるのがシナリオを全て終わらせて他作品との通信が可能になった後とかなり時間が掛かり、さらに1つのデータで1匹しか入手できないため、この作品だけで3体全て揃えようとするとかなり大変。
    • 運よく一度でも会うか通信で図鑑登録しないと図鑑の分布による捕捉ができないため、遭遇するのに一苦労する。しかも、この3体に関係する前情報やイベント、セリフなどは作中にどこにもないため、攻略本などで調べていなかったらそもそもこの3体の存在に全く気付かない可能性すらある。
      • マップを切り替えつつ、ゴールドスプレーを使っても手探りであることには変わりなく、運が悪いと数時間かけても会えない。
    • ライコウ・エンテイは相変わらず「ほえる」持ち。
      • 安定した捕獲作業に移るには、何度も遭遇してほえるのPPを枯らすか、「くろいまなざし」や「くものす」で逃走を防いだ上で「ちょうはつ」や「ねをはる」でほえる対策をする位しかない。一応、高レベルのソーナンス*1が入手可能になったことで、幾分かマシになってはいるが。マスターボールを残しているなら使ったほうが手っ取り早い。
    • 個体値が低い。
      + 個体値の詳細
    • なんと『RS』のラティオス・ラティアスと同じく、個体値*2がほぼ最低ランクで固定され、HPは通常通り0~31だが、攻撃は0~7、他は全て0。真剣な対戦で用いるには弱過ぎるとまではいかないがやはり気になる。スイクンに至ってはこのせいで似通ったステータスのミロカロスのほぼ下位互換になってしまっている。
      • 『コロシアム』ではこれら3匹が個体値がちゃんとランダムで決まるようになっているため厳選できるようになっており、GBA版での厳選はそちらで行うのが定石。
      • 一応第七世代まで持って行けば「ぎんのおうかん」「きんのおうかん」を使って個体値をカバーできるが、性格の厳選は上記の通り骨が折れる上に過去作産ということでオンラインバトルの出場に制限がかかる等であまり役立たない。そこまでするぐらいなら素直に『USUM』で厳選した方がいいだろう。
      • 『剣盾』では「ミント」によって性格補正を変更できるようになり、「バトルレギュレーションマーク」を付与すれば過去作産もオンラインバトルで出身マークの条件を満たせるようになった。二つ名の実装によって過去作限定リボンで個性を出せるようになったが、第3世代からリボンを集める場合も「ナショナルリボン」の有無で『コロシアム』産の下位互換となる。
      • 一応、『USUM』の「アローラフォトクラブ」で、ライコウ・エンテイ・スイクンで背景をカントー地方出身のポケモン限定の「セキエイ高原」にして撮影したい場合は本作産の個体でしか出来ないが、これは対戦とは無関係の要素であり、勿論個体値は影響しない。
  • ルギア・ホウオウが出現しない。
    • 上述のように本作においては幻のポケモン扱いであり、『HGSS』までは全国図鑑の完成条件からも外されている。ルギア・ホウオウが出現するマップは存在するのだが、上陸には配信限定アイテムが必要となっている。
    • そもそも『RS』の時点ではこれら2匹は全国図鑑の完成条件に含まれているので、普通に入手できる予定だったはずである。敢えて本作で配信限定にしたことには疑問が残る。
  • 時計機能がない
    • 進化条件に時間のかかわるイーブイを「エーフィ」「ブラッキー」に進化させることができない。だが、イーブイ自体が時計機能のある『RSE』には登場しないため、両ポケモンを手に入れるにはイーブイを『RSE』か『XD』に送って進化させてから戻す、もしくは『コロシアム』から連れてくるという手間をかける必要がある。
  • 全国図鑑の入手・ネットワークマシン完成に関して
    • 全国図鑑にするには殿堂入りすることに加え、ポケモンを60種類以上捕まえる必要がある。それなりの種類を捕まえたり進化させる必要があるため、時間も手間もかかる。
      • 前述のとおり、全国図鑑にしないと4~7のしまに行けないので、タマゴを発見できる育て屋の利用や強化四天王との戦闘が行えない。
      • 全国図鑑を入手してからネットワークマシンを完成させるまでのクリア後追加シナリオもそこそこ長い。
      • 60種類捕まえないと追加シナリオが始まらず、進行させることもできない。殿堂入り後の追加シナリオ進行に一定数の捕まえた数の図鑑登録が絡んでくるのは本作のみとなっている。
    • 全国図鑑にするまでゴルバット、ラッキーなど『金銀』以降で進化形が追加されたポケモンは進化ができない(進化画面になっても強制的に中断させられ、通常の進化中断と異なるメッセージが出る)。
      • しかも、全国図鑑入手までは他のカセットから通信交換を用いて原作で登場した151匹以外のポケモンやタマゴを送ることもできない。上記と同じ理由と思われるが、これを利用しタマゴから産まれたポケモンでシナリオを進めるプレイができないので自由度が低い。
    • 『RSE』『コロシアム』『XD』と通信交換するには、前述したようにネットワークマシンを完成させる必要がある。
    • また、原作では殿堂入りするだけで入れた「ハナダのどうくつ」も、ネットワークマシンを完成させないと入れないようになっている。
  • 第2世代以降のポケモンはこのソフトでは捕まえられないものが多いため、GBA版の全国図鑑を完成させるにはかなりの手間がかかる。
    • それらのポケモンのほとんどは『コロシアム』や『RSE』などで集めなければならない。
    • 『コロシアム』『XD』の通常のプレイで面倒ながらも入手できるホウオウ・ルギアも幻のポケモン扱い(図鑑完成に影響しない)であるのはせめてもの救いか。
    • また、『RSE』で初登場したポケモンは幻かつ配信限定であるデオキシス、それとソーナノとルリリしか入手できないため、交換での入手が必須。
      • ただし、(ルリリの進化後である)マリルはリーフグリーンのみ出現。ソーナノは共通。
  • 第3世代の全国図鑑全てに共通する事だが、ヤドン系統を入手できるソフトがリーフグリーンしかないため、ファイアレッドを買った人は割を食う結果となってしまった。

新要素ナナシマ

  • ナナシマ関連
    • 上記のナナシマでのイベントが従来のストーリーに編入されている。任意で後回しにすることができるが、島に上陸してしまうとイベントをクリアするまで戻れなくなる。
    • 島間・カントーから島の移動が面倒
      • カントー地方・1~3のしま・4~5のしま・6~7のしまでマップが分割され、「そらをとぶ」はその区域しか移動できない。他の区域に行けるのは船着き場の船やテレポート使用時のみ。
    • 全体的に内容が薄い。島の数だけ内容を分散した結果と言える。
      • マップは各島端から端まで草むらと水路と簡素なダンジョンのみで複雑なダンジョンやジムのような施設はない。ジョウトのポケモンが一部出現・野良トレーナーのレベルが上っただけなので、なおさらシナリオの薄さと移動のめんどくささを感じる。
        特にストーリーに関わるトレーナーの最高レベルが50止まりなので、リーグを制覇したパーティであれば「楽勝」の一言であり、作業同然となってしまう。
        一応ロケット団残党戦や四天王カンナのサブストーリーが追加されており、ロケット団残党の中には『金銀』で再起を図っていた幹部や、『金銀』のライバルを髣髴とさせる設定の「サカキの息子」を知っている人物がいたりとファンサービス要素が所々あるのだが、正直ボリューム不足。
        『初代』の直接の続編である『金銀』の要素を掘り下げるならもう少し追加要素が欲しかったところ。
    • ナナシマに出現するジョウトのポケモンは、通常の野生がLv.30後半~50なのに対し、何故かLv.10~20程度とレベルが低い。
      • 特に、ヤンヤンマやヨーギラスなど捕獲率が低いポケモンは素投げが通用しにくく、一方で弱らせるにも周囲のポケモンとレベル差がありすぎるため他のポケモンに対処できる強さのポケモンではHP削りがしづらい。レベルの低いポケモンが捕まえやすくなる「ネストボール」は本作では非売品であるため通信を用いなければ個数限定。
    • 4のしまの育て屋のみでポケモンのタマゴが見つけられるが、育て屋前のスペースが狭いのでタマゴが見つかるまでの待機が面倒。島自体も狭いため高速孵化させるためには場所替えが必須だが本作では歩数稼ぎに便利な直線道がそんなに多くなく(一番長い直線道のサイクリングロードは下りこそ早いものの登りはかなりスピードが落ちるため不便)、そもそも自転車のスピードが『RSE』のマッハ自転車ほど早くない(『RSE』のダート自転車と同程度)ためただ孵化させるだけでも時間がかかる。
    • 画面を切り替えないとタマゴが見つかったことが分からない(『RS』と同様におじいさんが前に出てる時がみつかった場合)ので、できたこともわかりづらい。
      • 厳選環境としては劣悪の一言。『RSE』と通信できるなら、そちらでやった方がはるかに効率がいい。

システム関連

  • 『RS』と比べテンポが悪化
    • 文字のフォントが大きくなって見やすくはなったが、そのせいで変なところで改行が入るようになった。
      + テキストの詳細
    • 一番分かりやすいのが特性の「いかく」。相手からいかくを受けた場合、「あいての○○のいかくで△△のこうげきりょくがさがった!」という文章になるが、
      RSの場合は以下のように一画面に収まっていた。
      あいての ○○の いかくで
      △△の こうげきりょくが さがった!
      
    • これに対し、本作では以下のように一画面に収まらなくなり、▼の箇所でボタン操作のメッセージ送りを強要されてしまう。
      これはニックネームの文字数に関係なく起き、また特性の「かいりきバサミ」で攻撃低下を防いでもメッセージ送りが必要となる。
      「しろいきり」「エフェクトガード」で防いだ場合はこのようなことは発生しない。
      あいての ○○の いかくで
      △△の▼
      こうげきりょくが さがった!
      
    • その上、NPCトレーナーの使うガーディやアーボなどの特性が全て「いかく」固定であることが煩わしさに拍車をかけている。
    • 他にも、「みやぶる」「かぎわける」が決まった時のメッセージや、ゴーストタイプが使う「のろい」でも同じことが起きてしまう。
      特に「のろい」はRSからメッセージが短縮された(「△△に のろいを かけた!」が「△△を のろった!」になっている)のにもかかわらずメッセージ送りが必要となる。
    • 「てっぺき」や「アイアンテール」などを使用すると、『RS』とは異なり、少し間を置いてから攻撃したり能力が上がるエフェクトが表示される。
    • フィールドマップ上でどうぐを使うとミニアニメが挿入される。ポケモンの頭にわざマシンをセットして技を覚えさせたり、道具を使う際になつき度が高いほど近くによって来るなど、触れ合いを意識した要素である。
      • 途中でスキップできるもののオフ機能はない。普段は気にならないが、連続してどうぐを使うとさすがにテンポが悪くなる。
  • あらすじ機能
    • ストーリー進行を忘れてしまった際等の救済処置……のはずなのだが、ショップでの買い物がいちいち記録されるなど内容はあまり有用とは言えない。
    • またスキップはできるもののオプションなどで表示できなくすることは不可能なので、起動時には必ず表示されるのが煩わしい。厳選などでリセットを繰り返している際は特に邪魔。
  • 一部わざマシンが1つしか入手できない
    • 本作では「まもる」や「おんがえし」のわざマシンなどが1つしか入手できない。また、当時の対戦で有力であった「めざめるパワー」はものひろいで低確率で拾うしか入手法がない。
      • これらは『RSE』の方である程度容易に何個も入手できるため、通信が可能ならば供給可能である。
    • その一方で『RSE』の方で1つしか入手できない「シャドーボール」「かわらわり」といったものは何度も入手できるようになっている。
  • 特定の場所でダウジングマシンを使うことで手に入る道具があるが、そのシステム及び具体的な場所については基本的にノーヒントである。
    • 1歩でもずれるとダウジングマシンを使用しても何も反応しない。直接調べた場合も同様である。
    • ある重要人物やポケモンがいた場所がヒントにはなってはいるのだが、分からないまま逃してしまうことも多い。
      • この方法で手に入る道具は、育成に重要な「きょうせいギプス」、なつき度上げに肝心の「やすらぎのすず」、他にも「たべのこし」「ポイントマックス」「せいなるはい」と有用なものばかりなのも難点。
  • 入手できるきのみの種類が少なく、さらに栽培できないため増やすこともできない。
    • 入手方法も落ちているものを拾うか(特定の場所のものは復活する)、ものひろいの特性を使うぐらいしかない。
  • 『金銀』以降、戦闘後極稀に「ポケルス」というきそポイント*3の取得量が倍加する特殊な状態異常にかかるようになったが、本作は例外的にどれだけ戦闘してもポケルスには感染しない。
    • ポケルスが完治していないポケモンを『RSE』から通信で送ってきた場合でも他のポケモンに伝染しないが、時間経過がないために手持ちに入れっぱなしでもいつまでも完治することがない。これ自体は反則的なプラス要素と言える。
    • これと関係してか、『金銀』では時間制限のあったナナミのけづくろいも、本作では一定の歩数を歩けば時間に関係なく何度でもやってもらえる。
    • 時計用の電池を搭載した『RSE』では経年による電池切れで一部プレイに支障をきたすようになっているが、もともと時計機能の無い本作の場合は現在も気にせずに遊べるという意味で利点になっているとも言える。
  • 最高ランクのじまんシールは「殿堂入り200回」など、作業レベルの反復作業を要求される。
    • やりこみ要素なので無理に達成する必要はないが、ごく一部のトレーナーから達成報告が上がっている。
  • ミニゲームのほとんどは1人でプレイできない。
    • きのみを「こな」に変える「きのみクラッシュ」は通信プレイ限定。これで手に入るこなはアイテムと交換できるので、一人プレイではそこからの入手ができなくなる。
      • 貴重な「ポイントアップ」を無制限に入手できる手段となっているので、対戦をやりこむ上では重要性が高い。なお、より多い人数でプレイすると獲得できる粉の数が多くなる仕様がある。
      • 内容としては一定時間Aボタンをひたすら連打するだけで、ゲーム性は皆無に等しい。
    • 「ミニポケモンでジャンプ」「ドードリオのきのみどり」ら2つのミニゲームも同様。それどころか、後者のミニゲームに至っては3人以上でないと遊べない。
      • こちらの景品はきのみだが、きのみ栽培ができない本作では貴重なため何とも惜しい。しかも高得点を取れたら『RSE』のコンテスト用ポロックを作るのに最適な上等でレアなきのみまで貰えたりするのも辛い。またこれで一定以上のスコアを出すことがトレーナーカードのランクアップの条件になっており、やり込み要素の必須条件の一つになってるのも痛い。人によってはかなり厳しい項目だろう。
      • 誰かが失敗することでゲーム終了となるシステムなので、目標点を達成できずに失敗を繰り返してしまうとギスギスした空気になる。かといって1人で複数台の本体を同時操作するのは通信ラグの影響でかなり厳しい。
    • 『エメラルド』にも同様に3つのミニゲームは収録されているが、一人では遊べないという点は相変わらずである。ただしトレーナーカードのランクアップには影響しない。
  • 通信対戦のBGMがなぜか『RS』のもの。
    今回のトレーナー戦BGMは非常に質の良いアレンジであるのに、対人戦で聴くことができない残念な仕様である。

総評

ゲーム業界に革新を起こした『赤緑』のリメイク作だけあって安定した出来である。
システムを『RS』に合わせて互換性を持たせた他、初心者向けの要素が多く追加されて遊びやすくなっている。

その一方で、初代からのファンは新要素の追加が蛇足に感じる所もあり、実際その新要素自体もどこか中途半端で物足りない部分がある。
また、やり込みプレイヤーからは孵化厳選のしにくさや全国図鑑完成のわずわらしさなども指摘されている。
ポケモンシリーズ初のリメイク作品で痒い所に手が届かない部分も少なくなく、後続作品のリメイクと比較するとどうしても不親切さを感じてしまう所があるのは惜しい。
それでも、旧作と互換を切った『RS』で離れてしまったユーザーを復帰させることに成功した功績は大きいだろう。


余談

  • 第2~3世代のポケモンのグラフィックはほとんど『RSE』と共通である中、ヒメグマだけは新たにグラフィックが描き下ろされている。
    • ポーズが座り姿から立ち姿に改められている。旧ポーズのままだと上述のミニゲーム「ミニポケモンでジャンプ」での動きが不自然になるため変更されたと思われる。
  • 初代世代ならご存じ「クチバのトラック」が残っている上に、ちょっとした隠しアイテムまで仕込まれている。相変わらずシナリオ途中で通信交換を使わなければ見られないが。
  • 原作ではとあるNPCから「『あなをほる』のわざマシン(28)が高かった」という発言が聞けるのにもかかわらずプレイヤーが購入することはできなかったが、本作ではタマムシデパートで購入できるようになった。ちなみに価格は2,000円と全然高くない。
  • GBAでは『青』と『ピカチュウ』のリメイクは発売されなかったが、エンディングでそれらのパッケージ風グラフィックを見ることができる。
  • 何らかの連動によって解放されるはずだったと思われる要素・没データが非常に多い。追加マップが薄いのはこれらが没になったのも原因かもしれない。
  • 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』で本作を題材としたエピソードでは『赤・緑・青』編の登場人物が再登場し、ナナシマとデオキシスを題材とした物語が描かれた。
    • ブルーは帽子と服をプレゼントされ、FRLGの女主人公のデザインに近づいた。

関連ゲーム

  • ニンテンドーDSソフト『ポケモンダッシュ』との連動で、手持ちポケモンをゲーム内の「スペシャルカップ」にコースとして登場させることができる。

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最終更新:2024年04月06日 18:33
添付ファイル

*1 特性「かげふみ」により、技無しで逃走不可にできる。

*2 ポケモン1匹ごとに異なるステータスの補正値。0~31の32段階。

*3 多くのプレイヤーから「努力値」の通称で呼ばれる、ポケモンの能力値に関わるパラメータ。