風雨来記3

【ふうらいき・すりー】

ジャンル 旅行アドベンチャー
対応機種 Windows XP/Vista/7
販売・製作元 フォグ
発売日 2013年5月31日
定価 3,800円(税別)
判定 なし
ポイント ヒロインなんて飾りです。お偉方にはそれが分からんのです
風雨来記シリーズ
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概要

旅に徹底的に拘ったシステムと、衝撃的なストーリーでギャルゲー史にインパクトを与えた風雨来記シリーズ、8年ぶりの最新作。プラットホームをPS系からPCに移しての販売となった。
しかし、シリーズの生みの親であり風雨来記そのものと言っても過言ではない浅野公一氏やキャラクターデザインの岸上氏など、主立ったメンバーが抜けて*1……というより前作に関わったメンバーがFOGの社長*2とプログラム担当の会社の社長だけという、全く新規な状態からのスタートとなった。
旧作のスタッフが関わらない点を不安視する声が発売前にはあったが……。

2014年には37ヶ所の取材スポットを新たに追加した拡張パックが配信されている。

ストーリー

主人公、榊千尋は姉からバイクを譲り受けたことでバイクツーリングに目覚め、あるサイトに載っていた「最高の一枚を目指して」との言葉に引かれて、いつの日か自分も最高の一枚を撮ってみたいと思うようになっていた。
高校から専門学校へ、すったもんだの末にある出版社の内定を得て、旅ライターの道へと歩み出す。
最初の仕事が認められ、出版界のオリンピックと言うべき心光展の新人部門「鋭明展」に会社代表として出場。題材として選んだのは、かつてライターとしての道を志すきっかけをくれた、あのサイトの主が挑戦したこともある北海道バイクツーリング。
夢と希望、そして最高の一枚を求めて、千尋の旅が今、始まる。

システム

  • 北海道全土をツーリングモードで駆け抜け、取材先に着いたらアドベンチャーモードで取材、一日が終われば記事をネットにアップして就寝という流れは従来の風雨来記と同じ。
  • ツーリングモードはバイク前方からの光景が表示され、時間が経ったらそこから前進した光景へと切り替わる。交差点では最高3枚のサムネイルが表示され、その中から選択した方向へと向かう。
    • 例えるなら強制スクロールの3Dダンジョンを駆け巡るような感じで、一作目に採用されていた方法へと原点回帰している。
  • 変更点は取材の範囲が北海道全域に広がったこと。サイトの読者からの感想がツイッター方式で帰ってくることで、千尋も積極的に返事をしている。

キャラクター

  • 榊千尋
    • 主人公。挫折を経験しながらも、ライターになって北海道の地を踏むという夢を掴み取った。もう一つの夢である「最高の一枚」を撮影するべく旅の中で少しずつヒントを得、プレイヤーの進め方によっては後述のヒロイン達との出会いと交流の中で「自分にとっての最高の一枚とは何か」を見つけていく。
    • 本作からジャンルが「恋愛アドベンチャー」ではなく「旅行アドベンチャー」へと変更されたこともあり、特徴的な設定や描写はあまり見受けられず、プレイヤーの分身としての側面が強くなっている。
    • 一方で「旅」に対しては並々ならぬ拘りを持っており、パックツアーのように決められたルートを時間通りに移動して有名な観光地のみを巡るようなスタイルを「旅行」、自分の足で気の向くままに各地を巡ってその場所の空気を肌で感じるスタイルを「旅」と区別し、自分は「旅行者」ではなく「旅人」でありたいと常々考えている。
  • 逢沢なぎさ
    • 北海道へ向かうフェリーで出会う、限定解除の大型バイクを操りこなす豪快なお姉さん。性格も陽気で明るい。
      岬巡りをしながら北上するのを旅の目的としている。
      • フェリーで撮影した彼女の写真は一番最初の記事に掲載することが出来るが、後のイベントでの展開を見る限り許可を取らずに掲載している可能性が高い*3
    • 北海道限定発売のガラナ飲料を愛飲しており、常に持ち歩いている。*4
    • 旅に対する価値観が上述した主人公のものと似通っており、それがきっかけで意気投合するようになる。
+ ネタバレ
  • 元は看護師として病院に勤めていたが、最期を看取ることとなった親友を自分の対応次第では助けられたのではないかという自責の念から心を病み、逃げるように仕事を辞めて旅へと出ていた。
  • 富村泉
    • 秘湯で遭遇する、座敷童子を彷彿とさせる印象の少女。
      見た目は幼いが精神年齢は高く、特に温泉に関しては一家言持っており、駆け出しとはいえプロのライターである主人公ですら舌を巻く程の含蓄に富んだセリフを飛ばしてくる。
    • 主人公のことを「兄上」と呼ぶなど口調は古風。また、電子機器に疎い点を初め、色々と浮世離れしたところがある。
    • 写真に撮られることを極端に嫌っており、それに関係する後味の悪いバッドエンドも存在する。
+ ネタバレ
  • その正体は温泉の神様。99年間仕事を続け、約1ヶ月の休みを貰ってこの世に現われた。
  • 水科小夜
    • とある湖畔で出会うことになる、黒髪ロングヘアの儚げな少女。
      見た目とは裏腹に無鉄砲とも呼べる程の行動力を持ち、ある事情から手元に残された正体不明のオルゴールの由来を求めて単身北海道へとやって来た。
      • 選択次第でオルゴールの由来探しに主人公が一肌脱ぐことに。

評価点

  • 定価
    • この内容で3,990円というのは非常に安価。
    • 安さの理由は中間コストを徹底的に削ったからで、半ば通販専用になっている。Amazonでも購入可能。
  • グラフィック
    • PCのゲームということもあって、ツーリング中やアドベンチャーモードでの背景が非常に綺麗になった。
    • 実写の背景と二次絵が違和感なく溶け込んでいる。
    • 本作の高い評価点のひとつ。良くも悪くも ギャルゲーから旅ゲーへの舵が過去作以上に切られ 、この部分の完成度が高まった。
    • ほぼ北海道の東半分のみしか回れなかった一作目と異なり、北海道全土を回れるようになった。
      • 北海道ならではの風景を実際にバイクで走っているような感覚が味わえる。一作目や『北へ。~Diamond Dust~』で出来なかったことが実現出来ている。
    • 取材スポットも札幌の時計台のようなメジャー系からマイナー系まで幅広く、旅慣れた人でも「こんな場所があったのか」と新鮮に感じること請け合いである。
      隠しスポットも近くを通ったから発見という単純なものばかりではなく、幾つかのフラグを立てなければいけないなど手が込んでいる。また、幾つかの取材スポットは訪れる度に別な場所へ向かう、場合によっては連続イベントへ発展するなど驚きに満ちている。
      • 隠しスポットの中には太田山神社や薫別温泉のようなヒグマ多発地帯、滑落山崩れの危険地域、携帯電話の電波が届かない地域まで含まれており、本来なら生半可な覚悟や装備では行けないような場所も仮想で体験することが出来る。
        また、シューパロ湖は2015年3月にダム湖ごと更に大きなダムで沈めるという工事が完了したため、今では現地に行って見ることが出来ない。資料的な価値がある。
  • 鋭明展
    • 一作目と異なり、鋭明展で上位入賞が狙えるようになった。
      • ただしヒロインルートに突入した場合は強制的に4位止まりとなる。
    • 1位、2位、3位とでエンディングの展開が異なり、1位になった暁には衝撃的な展開が。

問題点

  • ヒロインルートの問題点
    • なぎさは「岬」、泉は「温泉」という風に攻略に必要な場所のキーワードが設定されている。
      しかし北海道という場所の広さと、キーワードが実は曖昧で参考にならないことに愕然となること請け合いである。本作を恋愛アドベンチャーとして見た場合の難易度は高め。
    • 小夜はオルゴールの由来探しという展開上、2回目の出会い以降は次の待ち合わせ場所を事前に決めるようになるため攻略が一番楽。
      問題は泉。彼女と出会うためにはフラグを立てて秘湯を探し当てなければならないのに加え、3回目に出会える場所へ向かうためにはかなりの長距離移動を強いられる。一応ヒントとして「温泉以外」「人が多い所」「自然のある所」というキーワードが伝えられるものの、経過日数次第ではイベント発生期間中に辿り着けない危険も。
      • どのルートでも良いので一度クリアするとCGモードが解禁される。CGモードではヒロインとのイベントシーンだけでなく訪れたことがある取材スポットの背景画像も閲覧可能なので、例えばなぎさの場合は「岬巡りしながら北に向かう」というヒントと、アンロック状態の背景画像の有無からある程度イベント発生の候補地を絞り込むことは出来る。
    • 一作目では4週間のうち、前半の2週間で攻略するヒロインを決めて後半の2週間で個別ルートに突入という流れだった。
      しかし今作は恋愛ではなく旅に比重を置いていることもあり、ルートが確定されるのが遅くなっている。そのため意中のヒロインを攻略しようとした場合、ルートから外れてしまう不安が付き纏ってしまう。
  • 一人旅ルートの問題点
    • ランキング上位入賞を目指すには毎日記事を欠かさずに投稿することと、高評価の記事を書くことが重要になってくるのだが、高得点の基準が分かり難い。リプが多く付く記事が高得点だと思われがちだが、攻略本*5で照らし合わせてみると例外が多数ある。上位を狙うには攻略本必須。
  • ツーリングモード
    • またしても、オートで行けるような仕様になっていない。
      この辺りも欠点は一作目と同じ。更にコンパスが廃止されたため、地図を見なければ進行方向が把握出来ないのは辛い。
      • その代わり、大きな交差点に差し掛かると「←函館・札幌→」といったような道路標識が出てくるので盛り上がる。しかしながらローカルな場所なので、地元民や旅慣れた人はともかく初心者には理解し難い。
    • 後述する移植版ではオート移動が出来ないことを逆手に取り、太田山神社から納沙布岬までを一日で横断することで得られる隠しトロフィーが用意されている
      • 複数ある組み合わせの中から的確なルートを見つけなければ、スタミナゲージがMAXの状態でも辿り着くことは不可能。やりこみ要素としての側面に加え、地図を前にルート取りのために頭を悩ませることで、より一層バイクで旅をしているという感覚が強くなった。

シナリオ面での問題点(あるいは賛否両論点)

  • 主人公
    • 「最高の一枚」を撮りたいという動機が、プレイヤーによっては抽象的過ぎて感情移入し難いように映ってしまう。
      • ただし上述した通り、主人公の「最高の一枚」に関するスタンスは、いずれのルートでも旅の中での出会いを通じて後追いから自分だけのものへと変化していったことは明記しておく。
    • 前作主人公における「大事な人との死別」のような特徴が失われた結果、ヒロイン側の事情を追いかけていける各ヒロインルートと異なり、一人旅ルートでは盛り上がりに欠けるものがある。
      • 一人旅ルート突入時のみ発生する連続イベントは存在する。CGモードのコンプリートのためには必須。
    • 一作目では主人公の取材にヒロインが絡み、それが面白さを生んでいる部分があったのだが、今作では編集部も含めてあまり絡んでこない。*6
    • 前述のように「旅」と「旅行」を区別して考えている。確かに主人公の主張にはうなづける部分もあるのだが、やっている事は物見遊山の観点からすれば「観光客」と大差がなく見える部分もある。要は1人か複数か、旅程を他人に委ねているか否かの違いだろうか。
      • 「旅」と「旅行」の区別については非情に曖昧で、人の数だけ正解があれば間違いもある。少なくても絶対的な定義というのはない。そして、どちらかが上ということもない。
      • 問題なのは上下をつけても意味がない物に上下をつけてしまう事。この場合、自身を上の立場に置いている事がほとんどなので、流儀に優越感を覚える一方で、相容れない物について見下してしまう傾向に走ってしまう。例えるなら、カードゲームにおいて、公式かレアやスーパーレアの使用を認めているにもかかわらず、ノーマルカードオンリーのデッキしか認めないプレーヤーといったところだろうか。主人公も「旅行」について「仲間内での思い出を残すという意味でなら否定はしないが」旨の述懐をしているなど、「旅行」より「旅」を格上に見ているように受け取れるので、染まっているとは言わないまでも、片足をつっこみかけているような危うさがある。
  • なぎさシナリオ
    + ネタバレ
  • 傷心のヒロインを主人公が立ち直らせる、ある意味で王道とも言えるシナリオである。
    しかしなぎさは旅を「病院」、主人公を「医者」となぞらえ、トラウマという名の病を克服できたのだから完治した患者は病院から退院しなくてはいけないという理屈で別れてしまうことになる。
    • 主人公への依存を断ち切り人生をやり直すための決意の表れではあるのだが、プレイヤー的に釈然としない部分があるのも事実である。
  • 小夜シナリオ
    + ネタバレ
  • キャラクター描写やシナリオ展開は悪くないものの、エンディングで実はイギリス在住のクォーターであり、手術をしなければ数ヶ月後に死んでしまう身体だということが判明する。
  • 日本人なのに日本の地理に疎いという点が主人公によって早い段階から指摘されているものの、伏線が足りているとは言い難く、いきなりという感じは否めない。
    明日をも知れない病人という割には元気過ぎるように見える部分も違和感に拍車を掛けている。
    結果、ずっと一緒にいられるハッピーエンドの可能性があったにもかかわらず、風雨来記特有の「旅先で出会った男女は必ず別れる」という約束事を守らせるために設定をでっち上げたかのようにしか見えなくなっている。
    • ちなみに、シナリオ担当者は本職ではなかったようで「シナリオを書くのはこれが最初で最後です」という旨の発言をSNS上に書き込んだところ、プチ炎上した挙句アカウント閉鎖へと追い込まれてしまっている。

その他留意点

  • 駐車場やキャンプで発生するランダムイベントの数が一作目と比べて大幅に減っている。
    これだけだと問題点なのだが、攻略本でスタッフが明かしたところによると予算と製作期間の兼ね合いから「観光ポイントを増やしてイベントを削る」か「ポイントを減らしてイベントを増量する」かの二者択一に迫られて、前者を選んだとのこと。
  • シリーズのファンから人気の高い劇伴「風の轍」が未収録となっているが、これは社長が「風の轍は前作主人公の専用曲であり、前作主人公が主役を務めない以上は封印せざるを得ない」と考えたため。

総評

このシリーズのキモというべき旅システムは正常進化を果たしており、全体的なシナリオも悪くはなく、スタッフを一新しながらも健闘している。
しかしながらジャンルを恋愛アドベンチャーから旅行アドベンチャーへと変更した結果、ヒロインシナリオに前作までと同等の感動を求めると肩透かしを食らってしまう。
その部分をカバーするだけの新しい要素を生み出せていない点も辛いところ。
相対的に厳しい評価が多いのも、偉大な過去作を持つ続編が故の宿命であろう。

移植

  • 2015年2月19日にプレイステーション・ヴィータへと移植された。
    移植を担当したのは日本一ソフトウェア。移植に伴いPC版は後述の『prelude』共々生産終了となっている。
  • 新規ヒロインとして雪代明里が追加。
    彼女のルートのみ、プレイヤーの行動次第で4週目終了後に冬の北海道を旅する追加シナリオへと突入する
    • 冬場ということもあって、道中は列車などの公共交通機関による移動が中心となる。スノーモービル体験や雪と氷で造られたアイスバー、さっぽろ雪まつりのプロジェクションマッピングなど冬ならではのイベントが多数収録されている。
      また、評価には関係無いが記事を書いてアップロードし続けることも可能。
    • このシナリオは概ね好評で、北海道を舞台にした作品ながらこれまで登場していなかった「冬の景色」の醍醐味をこれでもかと見せてくれる展開や、美しい景色・写真をよく生かした内容となっており、最後まで飽きさせないでくれる。
  • ヒロインの追加に伴って幾つかの取材スポットが新たに追加されている。中には取材日程の都合などの理由でPC版では未収録となったスポットも改めて取材され収録されている。
    • しかしながらPC版の拡張パックに収録されていた追加取材スポットの多くは削除されている。
  • 新たに新サブキャラクターによる連続シナリオおよび駐車場シナリオが数点追加。
    これに際し、風雨来記・風雨来記2に参加していたライターが復帰・執筆している。
  • 後述のエピソード・ゼロも収録されており、これによって主人公への感情移入がし易くなった。
  • システム面の変更としては、取材時に用いるカメラがセミオートフォーカスからマニュアルフォーカスとなり、プレイヤーが自分で撮影しているという感じがより強くなった。
    また、地図の無段階ズームや方位磁石型に改良されたコンパスの実装といった、ツーリングモード部分の強化が行われている。

風雨来記3prelude

【ふうらいき・すりー・ぷれりゅーど】

ジャンル 旅行アドベンチャー
対応機種 Windows XP/Vista/7
販売・製作元 フォグ
発売日 2013年4月26日
定価 1,000円(税別)
判定 なし
ポイント 有料体験版

概要(prelude)

風雨来記3本編が発売される前にリリースされたファンディスク。
体験版としての側面も持っており、前述した通りユーザーの中にはスタッフ変更を理由に『3』の出来を不安視している者も少なからず存在していたが、その不安を払拭する要因となった。

  • 収録内容は『3』本編の3日目までと、主人公がライターになって北海道へと旅立つまでの前日談(エピソード・ゼロ)を描いたサウンドノベル、60種類に及ぶ壁紙、本編ではエンジンの関係で未搭載になったスポットの360度パノラマデータ。

余談

  • 主人公は「さんふらわあ さっぽろ」で北海道に渡るが、この船は元は東日本フェリーの「ばるな」で、東日本フェリーの倒産と商船三井との航路の統合に伴い移籍、改名したものである。つまり……実は「北へ。~Diamond Dust~」にも登場している。なお、後継船の投入によって2017年秋に引退する予定。
  • 本作を企画したフォグの宗清紀之は本作発売後に死去し、これが事実上の遺作となった。
    • 2021年12月7日には「株式会社フォグの解散に関するお知らせ」が公式サイトに記載された。
    • 商品サポート等は長年の盟友である日本一ソフトウェアが引き継いだ。
  • 『風雨来記4』がNintendo SwitchとPS4で2021年4月22日に発売予定…だったが延期して7月8日に発売された。
    • 日本の真ん中である岐阜が舞台となっている。
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最終更新:2022年06月27日 20:53

*1 BGM担当の風水嵯峨氏は他界されており、前作から流用。状況に応じて新作という扱いになっている

*2 FOGの社長である宗清紀之氏は平成28年2月21に他界された。

*3 本編開始後は、取材先では身分を明かした上で写真撮影の許可を取っているだけに違和感が生じてしまう

*4 後述するPSV移植版でも彼女のルートを攻略した際に獲得出来るトロフィーの名前として用いられているぐらい、逢沢なぎさというキャラクターを象徴する飲み物になっている

*5 公式サイトで通販されている攻略本形式のPDFファイルのこと。過去に出版された風雨来記関連の攻略本の体裁で作られている

*6 上司のキャラ自体は悪くはないのだが、前作と比べると淡泊に映ってしまう