瞬間ツブツブ潰し
【しゅんかんつぶつぶつぶし】
ジャンル
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瞬間ひま潰しアクション
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対応機種
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ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)
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発売元
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Gスタイル
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配信開始日
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2010年3月3日
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価格
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200DSiポイント
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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謎のツブツブ達を潰していくアクションゲーム 暇潰しにはいいが、ゲームとしては"さっぱり淡白"
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概要
北海道に本社を置く3DCG製作メーカー、GスタイルがリリースしたニンテンドーDS(DSiウェア)ソフトの一角。
大まかな表現をするならば「直感操作でスライムっぽい物体を潰していくアクションゲーム」といえばいいのだろうか。
どういうゲームなのかは下記を参照にした方が早いと思われるので、これは割愛する。
オートセーブ方式。
主なルール
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本作は「スコアアタックプレイ」と「タイムアタックプレイ」の各モードがプレイできる。
共通ルール
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ゲームの流れ・操作系統。
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各ステージには「ツブツブ」と呼ばれる物体が画面内に複数浮遊しており、タッチ操作でこれを潰していくのが大方の目的となる。
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ツブツブには複数の種類(下記)があり、単に潰すだけでなく「ツブツブの性質を考えて潰す」操作も必要となる。
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ツブツブは潰す以外にも、スライド操作で別の位置へと移動させる事もできる。
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ツブツブを潰すと稀に2種類のアイテム(下記)を落とす。これをタッチすれば画面右上に表示されたストック欄に納められる。
ストック欄に納めたアイテムを画面内のどこかにスライドさせると、アイテムの消費と引き換えにアイテム効力が発揮される。
ストックしたアイテムは次ステージに引き継げる。また、アイテムは各種類につき1つしかストックできない。
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ツブツブの種類について。
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ステージ内には以下のツブツブが浮遊している。
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「ノーマルツブツブ」(緑)…特にこれといった特色のないツブツブ。タッチすれば普通に潰れる。
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「感染ツブツブ」(オレンジ)…これを潰すと周囲にウイルスが発生し、近くにいたノーマル・メタルツブツブを増殖させてしまう。また、時間経過で勝手に潰れてしまう。
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「タベツブツブ」(青)…近くにいるツブツブを食べて肥大する性質がある。肥大後にこのツブツブを潰すと、大量のノーマル・メタルツブツブを発生させてしまう。
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「メタルツブツブ」(銀)…複数回のタッチをしないと潰せない、耐久度の高いツブツブ。アイテムのヘルファイア効力が効かない。
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「特殊ツブツブ」(虹)…これを潰すと、他の何かのツブツブに変化する。
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「ボーナスツブツブ」(金)…スコアアタックプレイのボーナスステージ限定で登場。性質はノーマルブロックと全く同じ。
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ツブツブの中には、さらに以下の特殊なツブツブも存在する。
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「巨大ツブツブ」…ノーマル・メタル・ボーナスツブツブには、通常よりも一回り大きな状態で浮遊している場面がある。これを潰すと、各ツブツブが複数分裂を起こす。
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「巨大ツブツブ(感染)」…感染ツブツブも巨大状態で浮遊している場面がある。これに関しては潰しても分裂はしないが、ウイルスの撒布範囲が通常より広い危険性を持つ。
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「再発ツブツブ」…一部ステージではすべてのツブツブを潰しても、別のツブツブが沸いてくる場面もある。
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アイテムについて。
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アイテムの効力に関しては以下の通り。
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「ヘルファイア」(赤)…画面の広範囲に爆風が発生し、周囲にあったツブツブを潰してしまう効果。但し、メダルツブツブは潰せない。
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「スローターボム」(青)…時間差で広範囲に爆風が発生し、周囲にあったツブツブを潰してしまう効果。これを配置すると、画面内のツブツブすべてが配置位置周辺へと引き寄せられる。
各モードにおけるルール
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スコアアタックプレイ
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プレイしたステージの総計スコアを競うモード。
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各ステージ毎に定められた制限時間10秒以内にすべてのツブツブを潰せばステージクリアとなり、ノンストップで次ステージへと進める。
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逆に制限時間以内にすべてのツブツブを潰せなかった場合はゲームオーバーとなる。ゲームオーバー後はコンティニューで該当ステージからの再トライが可能(回数無制限)。
コンティニューをしても該当ステージのスコアがリセットされるだけで、すべてのスコアが失われる心配はない。
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10の倍数分のステージをクリアするとボーナスステージが挟まれる。このステージはボーナスツブツブのみの出現となり、アイテムの使用が封じられる。
通常ステージとルールは同じだが、制限時間以内にツブツブを潰せなくてもゲームオーバーにはならず、必ず次の通常ステージへと進める。
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総計100ステージ(+ 9ボーナスステージ)をすべてクリアすればオールクリアとなる。
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ゲームオーバー後のリタイア、もしくはオールクリア後にて総計スコアが好成績だった場合、スコアランキング(ベスト5)に記録される。
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スコアが稼げる要因としては「各ステージを早くクリアする」「ボーナスステージですべてのボーナスツブツブを潰す」といった点が挙げられる。
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タイムアタックプレイ
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プレイしたステージの総計タイムを競うモード。
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制限時間999秒以内にすべてのステージ(ツブツブ潰し)クリアを目指していく。制限時間の意味合いが違う・スコアの概念がない事を除けば、スコアアタックプレイと同等のプレイ感覚となる。
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ステージ内容はスコアアタックプレイと全く同じ。また、このモードではボーナスステージは発生しない。
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制限時間以内に100ステージすべてをクリアすればオールクリアとなる。逆に制限時間以内に完全クリアができないとゲームオーバー。
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オールクリア後にて総計タイムが好成績だった場合、スコアランキング(ベスト5)に記録される。
評価点
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小気味良いツブツブ潰しゲーム。
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本作は「丸っこいスライム状の物体(ツブツブ)をひたすらに潰したい」という人間の欲求を満たしてくれるゲーム(多分)。
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各ツブツブを潰すと「ぷちっ」という軽い効果音と共に消滅し、プレイを続けていくうちに「もっと"ぷちぷち"してえよ!」という中毒性に駆られていく…のか?
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知る人ぞ知る意欲作『キャノンボール』を主観視線・タッチペンによる直感操作にした感じのゲーム性。
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「丸い物体を潰していくゲーム目的」「巨大ツブツブを潰すと分裂する」「アイテム効果で攻略を有利にできる」といった部分に類似性を感じる。
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スライミーなグラフィック・BGM周り。
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「ぷるんぷるんとしたツブツブの質感」を表現したグラフィックは独特の味がある。
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カラフルなツブツブ達が画面狭しと浮遊する様が、謎の清涼感を醸し出している。感染ツブツブが潰れてウイルスがばら撒かれる様はちょっぴりグロテスクだが…。
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ポップでありながらも適度な緊張感を持つBGMに関してもなかなかいい感じ。
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ちなみに本作で使用された楽曲のほとんどは、後の同社リリースによるDSiウェアソフト『瞬間ジャンプ検定』に流用されている。
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良く言えば「詰まる事が少なく、とんとん拍子でゲームが進められる」内容。
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余計な演出は一切なく、各モードのステージをクリアすれば即次ステージに進められるテンポ感を持つ。
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一部の終盤ステージは少し頭を捻らないとクリアが難しい面もあるが、それ以外は「各ツブツブの特性を踏まえて潰しまくれば大方クリア可能」という難易度に収まっている。
問題点
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悪く言えば「テンポが良すぎて物足りない」内容。
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ただでさえ10秒以内でクリア可能なステージばかりなのに、それなりの瞬発力を持っていれば恐ろしい勢いでステージクリアを連発できてしまう。
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それ故に「ゲーム慣れした直前でオールクリア」という素っ気ない展開となり、「えっ、これだけ? 他にステージないの?」という空腹感を覚えてしまう。
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アイテムのスローターボムの性能がかなり強力で、これを発動させるだけでも難関ステージをいとも簡単にクリアできてしまう。
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この点もオールクリアの即効性に拍車をかける。
これを仕掛けると「近くにいるツブツブすべてが周辺に引き寄せられ、爆風と共にほぼ全滅」というチートっぷり。唯一の欠点は爆風までに少し時間がかかる事位しかない。
とはいえ、タイムアタックプレイにおけるクリア時間短縮効果としては有効なアイテムであり、使うのが嫌ならば縛りプレイで封印すればいい話なので、大きな問題ではないと思われる。
総評
暇潰しにツブツブ潰しを堪能できるお手軽さを持っているが、ゲームとしては良くも悪くも200円相当の出来。「"さっぱり淡白"な味付け」を好意的にみるか否かで、本作の価値観が変わるかもしれない。
最終更新:2018年05月15日 17:58