仮面ライダー 超クライマックスヒーローズ

【かめんらいだー すーぱーくらいまっくすひーろーず】

ジャンル 対戦格闘

対応機種 Wii
プレイステーション・ポータブル
発売元 バンダイナムコゲームス
開発元 エイティング
協力 デジフロイド(一部音声)
発売日 2012年11月29日
定価 6280円
判定 なし
ポイント 新ライダー・新システム搭載
オリジナルキャスト参戦
仮面ライダー対戦格闘シリーズ



さあ、ショータイムだ!



概要

クライマックスヒーローズ第5弾の本作は新規参戦となる「仮面ライダーウィザード」を筆頭に今までに無い新システムを引っさげて登場。
今までの作品から着実に進化を歩み続けた本作の登場は色んな意味でユーザー達を歓喜させた。
また、シリーズ毎の看板ライダーは新仮面ライダー「ウィザード」が務める。
主題歌はG&C MUSIC MAGIC*1が歌う「Perfect Game」、初回特典にはDCD「仮面ライダーバトル ガンバライド」で使用できる「仮面ライダーウィザード フレイムドラゴン」が付属。


登場キャラクター

原作 キャラクター 声の出演 備考
仮面ライダー 仮面ライダー新1号 稲田徹
仮面ライダー新2号 藤本たかひろ
仮面ライダーV3 仮面ライダーV3 田中大文
仮面ライダーアマゾン 仮面ライダーアマゾン 山田真一
仮面ライダーBLACK 仮面ライダーBLACK 平井啓二
シャドームーン てらそままさき 本人キャスト
仮面ライダーBLACK RX 仮面ライダーBLACK RX 平井啓二
仮面ライダークウガ 仮面ライダークウガ 松原大典
仮面ライダーアギト 仮面ライダーアギト 賀集利樹 本人キャスト
仮面ライダーG3-X 三宅淳一
仮面ライダーギルス 平井啓二 新規参戦
仮面ライダー龍騎 仮面ライダー龍騎 須賀貴匡 本人キャスト
仮面ライダーナイト 尾崎裕紀
仮面ライダーシザース 金光祥浩
仮面ライダーゾルダ 丸山徹
仮面ライダーライア 金子英彦
仮面ライダーガイ 能澤章宏
仮面ライダー王蛇 砥出恵太
仮面ライダーベルデ 松本考平
仮面ライダータイガ 田中大文
仮面ライダーインペラー 島崎信長
仮面ライダーファム 津田美波
仮面ライダーリュウガ 須賀貴匡 本人キャスト
仮面ライダーオーディン 福原耕平
仮面ライダー555 仮面ライダーファイズ 会一太郎
仮面ライダーカイザ 三浦祥朗
仮面ライダーデルタ 小川慎太郎 新規参戦
仮面ライダー剣 仮面ライダーブレイド 椿隆之 本人キャスト
仮面ライダーギャレン 天野浩成 本人キャスト
仮面ライダーカリス 森本亮治 新規参戦
本人キャスト
仮面ライダーレンゲル 北条隆博 新規参戦
本人キャスト
仮面ライダー響鬼 仮面ライダー響鬼 山本圭一郎
仮面ライダー威吹鬼 金本涼輔
仮面ライダー轟鬼 高橋剛 新規参戦
仮面ライダー斬鬼 神島正和 新規参戦
仮面ライダーカブト 仮面ライダーカブト 滝下毅
仮面ライダーガタック 佐藤祐基 本人キャスト
仮面ライダーキックホッパー 徳山秀典 本人キャスト
仮面ライダーパンチホッパー 内山眞人 本人キャスト
仮面ライダーザビー 徳山秀典
内山眞人
新規参戦
本人キャスト
仮面ライダードレイク 大坪康亮 新規参戦
仮面ライダーサソード 川上晃二 新規参戦
仮面ライダーダークカブト 滝下毅
仮面ライダー電王 仮面ライダー電王 粕谷雄太
関俊彦
遊佐浩二
てらそままさき
鈴村健一
三木眞一郎
イマジンは本人キャスト
仮面ライダーゼロノス 赤羽根健治
大塚芳忠
イマジンは本人キャスト
仮面ライダーネガ電王 緑川光 本人キャスト
仮面ライダーNEW電王 桜田通
小野大輔
本人キャスト
仮面ライダーキバ 仮面ライダーキバ 大石達也
仮面ライダーイクサ 橋詰知久
仮面ライダーサガ 滑川洋平 新規参戦
仮面ライダーディケイド 仮面ライダーディケイド 井上正大 本人キャスト
仮面ライダーディエンド 戸谷公人 本人キャスト
仮面ライダーW 仮面ライダーW 桐山漣
菅田将暉
本人キャスト
仮面ライダーアクセル 木ノ本嶺浩 本人キャスト
仮面ライダージョーカー 桐山漣 新規参戦
本人キャスト
仮面ライダースカル 神奈延年 新規参戦
仮面ライダーエターナル 松本孝平 新規参戦
仮面ライダーオーズ/OOO 仮面ライダーオーズ 渡部秀 本人キャスト
仮面ライダーバース 岩永洋昭
君嶋麻耶
本人キャスト
仮面ライダーバース・プロトタイプ タッグのみ使用可能
本人キャスト
仮面ライダーフォーゼ 仮面ライダーフォーゼ 福士蒼汰 本人キャスト
仮面ライダーメテオ 吉沢亮 新規参戦
本人キャスト
仮面ライダーウィザード 仮面ライダーウィザード 白石隼也 新規参戦
本人キャスト

特徴

  • フリーラン
    • 今までは前後のみの移動だったが本作では手前・奥の360度を自由自在に移動出来るようになった。これにより接近戦・遠距離戦に幅が出た。
    • これにより前作までに登場していたライダー、特に射撃系ライダーは大幅に性能バランスが変化することになった。またタッグバトルの環境も大幅に変わった。
  • ライダーアーツ
    • 仮面ライダー達の戦いをより再現したシステム。高速移動や飛行などから発動し、一部ライダーはそこから名場面を再現した必殺技を発動することが出来る。
  • アストロスイッチ全40種類登場
    • 前作では20番までだったアストロスイッチが本作では40番まで全て登場。
    • ただしステイツチェンジ用のスイッチは別としても、「ガトリング」「ジャイロ」「ホッピング」「ホイール」はベースステイツのフォームチェンジ(スイッチ選択)では使用できず、特定のフォームのアーツなどでのみ使用する。「パラシュート」は前作同様超必殺技の演出のみ。
  • オリジナルキャスト
    • 一部ライダーは放送当時のキャストが声を当てている。『アギト』『龍騎』『剣』『カブト』『W』からの当時の俳優が音声を収録している。
    • なお矢車ザビーの全ボイスとキックホッパーの一部ボイスはPS2版の『仮面ライダーカブト』の音声を、許可を得て流用している。
      スタッフロールに『カブト』の開発元であるデジフロイドが「協力」としてクレジットされているのは、この為。
  • スーパーヒーローズモード
    • 本作のメインモード。様々なライダーと戦っていく。バトル前にはライダー同士の会話もあり、前作からある他作品キャラの会話や、原作番組のシーンが再現された会話があったりと種類は豊富。
    • 100のミッションをこなし、使用キャラクターを成長させる要素があったり、プレイアブルキャラを増やすことが出来る。また特定のパスワードにより、新たなミッションもこなせたりする。

評価点

  • より幅の広がったバトル
    • 前述したフリーランとライダーアーツで今までの固定空間から自由に動き回ることが出来るようになった為、銃ライダーの持ち味である遠距離バトル、攻撃を掻い潜って逆転する接近戦の醍醐味がお手軽に味わえるようになった。
  • 新規参戦ライダー達
    • 今までに碌な改善をされなかったキバからはサガ、アギトからはギルスが登場。
    • 新規参戦ライダーはギルス・デルタ・カリス・レンゲル・轟鬼・斬鬼・ザビー(矢車/影山)・ドレイク・サソード・サガ・スカル・ジョーカー・エターナル・メテオと本作の看板ライダーであるウィザード、そして隠しキャラを入れた16人。
    • またジョーカーのライダーアーツには『小説 仮面ライダーW Zを継ぐ者』から、フィリップ単独で変身する仮面ライダーサイクロンが登場。
      小説などの映像化されていないライダーが他作品に出るのは史上初。なお、ボイスについては過去作のフィリップのものを流用している。
  • 新規参戦ライダーの必殺技
    • 本作から参戦したライダーの必殺技は再現度も高い上に、非常に格好よく好評を得ている。
    • ただし原作再現にこだわるあまり、必殺技ムービーが長くなってしまってるサガやエターナルといったライダーもいる。再現度は低いもののテンポは一応良好だった初代とはある意味対照的でもある。
  • オリジナルキャストの存在感
    • やはり放送当時の役者が声を当てるというのは受けが良く、作品のファン達は大喜びした。
    • 特に『勇者王』とまで皮肉られたガタックがオリジナルキャストになったのは喜ばれた。
  • 原作再現及び修正点
    • 仮面ライダーリュウガのバイザー音がようやく原作映画と同じ低く篭った音声に変更された。リュウガは『仮面ライダーディケイド』でもバイザー音は仮面ライダー龍騎のバイザー音であった。
    • 仮面ライダーキバは原作のキャラクター付けと矛盾する台詞として大不評だった「僕は人間として戦う…」が削除され、スーパーヒーローズモードのテキストで原作通りの台詞があるなどフォローされている。
    • ブレイドとカリスの対戦時の掛け合いはファンなら感動的な台詞が再現されている。またドレイクの『アルティメットメイクアップ』は再現度の高さと担当声優がなかなか似ていることもあり爆笑を誘った。
    • ウィザードも、本作発売時には原作に登場したばかりだった『ハリケーンドラゴン』がタッグ専用とはいえ搭載されていたり、フレイムドラゴンの必殺技をアーツで再現していたりと開発期間の問題がありながらも頑張っている。
  • 一部仕様の変更
    • 前作まではすぐに特定のコンボに切り替わるために、亜種でまともに戦いにくかったオーズだが、本作では自動コンボチェンジ仕様が廃止されたことにより、亜種形態でも存分に戦いやすくなった。
    • ディケイドはこれまでのシリーズでは特定のヒット数を叩きこむと、原作での癖である手を数回たたく動作が強制的に再現されてしまうことにより、大幅に隙が出来てしまっていたが、本作では強制動作を止めることが出来るようになっている。
  • 亜空間の大幅削除
    • 今までは必殺技時は背景の周りに謎の荒野が広がる『亜空間』となってしまっていたが、本作では一部を除き廃止された。
    • 背景自体はそのままではないのだが、必殺技時のみ一部オブジェクトを削除・簡略化した低容量バージョンの背景に差し替えるという方法がとられたため前作より違和感が減った。
    • なお一部のライダー(キバ、サガ、オーズタトバのような超必殺技使用の際に背景に干渉する演出を持つライダー)はこれまで通り亜空間が出る。これらのライダーと対戦した際には両キャラとも必殺技時には亜空間は出てしまう。
  • PSP版のカスタムサウンドトラック
    • 仕様が細かくなり、フォーム毎に戦闘時、クライマックスタイム時の曲を設定出来たり(アルファベット、数字、記号しか使えないが)曲のファイル名の確認も出来るようになった。

問題点

  • ライダーアーツによる間延び
    • 攻撃を当てることで発動するライダーアーツだが必殺技演出中はムービーが流れる。このムービーはカットすることが出来ないので一部プレイヤーからは「ムービーが見たいんじゃないんだ」という声も。
    • ライダーによってはがっつりムービーが入るライダーから溜め動作→キックのあっさりライダーまで様々。またモーションを使いまわした手抜きも多い。
    • なお本作の隠しライダーにもライダーアーツが新規にあり、非常に出来が良い…のだが必殺技は流用なので「アーツと必殺技が逆じゃないのか」という意見がある。
  • 未だ実装されないフォームチェンジ
    • アギトとキバにはフォームチェンジが未だに実装されていない。体験会では彼らのバトルスタイルに選べない項目があった為、「ついにフォームチェンジ実装か!」と喜ばれたが実装されたのは「タッグ」であった。
  • 一部モーションの使いまわしと不自然さ
    • ディケイドのカメンライド形態は相変わらずほとんどの動作、音声が流用である。しかもあろうことかカメンライド時のライダーアーツまで変身したライダーのライダーアーツを使いまわしている。
    • フリーラン時に後ろに下がる際のモーションが不自然。例えるなら後ろにも顔があるかのような動作をする。
    • また前作まではあったライダーゲージをチャージ中の時に出すモーションが削除され、単純にチャージする物になってしまった。
    • 前作までのような攻撃後に別ライダーのポーズを取ってしまうものはかなり減ったが一部残ってしまっている。
  • 相変わらず酷い音声関連
    • SEは相変わらず酷くアルミ缶を叩いたような金属音が出たり、軽い斬撃音など初代から一向に改善されない。また流用音声である矢車ザビーなど一部のキャラの音声はかなり聞き取りにくい。
    • 超必殺技に専用ボイスが用意されず「これで…!」「とどめだ!」「よし!」といった汎用台詞が使い回されているケースが非常に多く、この点はオリジナルキャストを呼んだキャラクターも同様であるため、不満点として挙げられることが多い。
    • ギャレンの「バーニングスマッシュ」発動時、「これで、最後だ!」と「まだまだ!」という音声が重なり、「これで、さ「まだまだ!」となってしまう(前作でも同様だったのだが、オリジナルキャストを呼んで新録した今作でも全く修正されていない)。
    • またPSP版は前作からノイズ関連は改善されず。一部セリフがノイズで聞き取りにくく、一部音が抜けていたりと酷い。
  • もはやおまけ扱いの昭和ライダー
    • 本作でも昭和ライダーが参戦しているがXやスカイライダーなどが参戦するわけでもなく、既存のシステムをライダーアーツに回された程度である。
    • その他の変更点としては、「必殺技ナレーション」のキャストに『ウィザード』のナレーションである平田広明氏が追加された程度。
  • オリジナルキャストについて
    • 前述のように、一部のライダーにはオリジナルキャストが声を当てるようになったのだが、放映当初から時間が経っている事もあり、アフレコの勘を忘れてしまっていて演技がぎこちなかったり、声質が変わってしまった人も。オリジナルなのに「なんか違う」とまで評されるライダーもいたりする。
    • 作品によってバランスが悪く、剣は主要4ライダーがオリジナルキャストとなった一方、オリジナルキャストが1人も呼ばれていない作品も。
      • まあ事務所の都合なども有るため、スタッフが呼びたいと思ったら必ず呼べると言う訳でもないので仕方ないのだが。
    • オリキャス以外の声優は変更がないため、不評であったキバの棒読みなどはそのまま。
    • これに関しては声優がクラヒシリーズ展開当時に青二を離れ新録が出来ないと言った事情もあるのだろう。(キバの声優はクラヒシリーズ展開中に青二を退所済み。)
    • またスーパーヒーローズモードではアギトのみはウィザードなどとのムービーを使った会話シーンがあるのだが、アギト以外のオリジナルキャストの剣や龍騎などには用意されていない。
    • カリスの音声は本人によるもので演技にも問題は無いが、原作のようなエフェクトがかかった声ではないため多少違和感を感じてしまう。
      • ただし、これに関しては音質の悪いPSP版ではエフェクト付きの音声が聞き取りにくくなる可能性があったため、あえてかけなかったという推測もあるが。
  • スーパーヒーローズモードの作業感
    • スーパーヒーローズモードはライダーの会話及び会話ムービーは楽しめるものの、ただキャラを解放するためにバトルを繰り返している作業感も強い。一応飽きさせないためかフィギュアのコレクション要素や、育成要素もあるが。
    • また前作のような特定条件でキャラを倒すミッションが無くなったのは痛いか。
  • (PSP版)カスタムサウンドトラックの仕様変更が原因か、カスタムサウンドトラックで戦闘時の曲を設定した状態でフォームチェンジをすると同じ曲を設定していたとしても曲の頭から再生し直されてしまう*2
    • ディケイドでカメンライドするとカメンライドしたライダーの曲が流れてしまう。
  • 長ったらしいループコンボの存在
    • 特にエターナルの「~横強強強強(RC)×n」。これだけで大ダメージ+ゲージ回収が容易な上にゲージ回収に補正がかかる50HITまでお手軽にループ出来る。適当始動RCループから相手の体力減らしてアサルト発動>(クライマックスタイム移行)>超必殺。相手は死ぬ。
      • エターナル以外でもPSP版限定のブレイドの弱×nやアクセルでのライダーアーツ>ゲージ溜め>ライダーアーツの永久コンボや、レンゲルでのエリアルコンボ>氷結>ゲージ溜め>エリアル>以下略など実用的なコンボがいくつも存在する。レンゲルの場合は何度目かのエリアルで相手の高度が下がるため永久ではないが、サポートアタックであるリモートの保証ダメージがゲージに比べて極めて高い上発動後しばらくしてからノーモーションで攻撃が発生するため追撃可能。高火力なコンボを叩き出せる。
      • 一応このゲームにはいわゆるブレイクバースト・サイクバーストであるライダーカウンターが存在するが、リスクが非常が大きいので相手にライダーカウンターを強制させる手段として考えると非常に強い。と言うかライダーカウンター使えないとラウンド終了する。
  • 格闘ゲームとしてのバランスの悪さ
    • キャラクターの性能のバランスは今作も良いとは言い難い。特にウィザードやエターナルといった一部のキャラクターは他のライダーに比べ性能がやや高い。
    • ウィザードはウォータースタイルの一部技を使うことにより、容易に敵にコンボや必殺技を決めやすくなっている。これはクラヒシリーズでは現行シリーズの主役ライダーは強キャラという掟があるのか当時の現行ライダーであったからだろう。(事実過去作のWやオーズもかなりの強さだった。)またエターナルは元のキャラ性能が他のライダーに比べ高い上に、先述のループコンボが強い。
    • 先述したコンボや汎用性の高いワープが使えるライダーアーツなどを持つエターナル、ダウン取ってマザーサガーク重ね>横必殺(ガード不能、補正が緩く追撃可能)からさらにマザーサガークを組み込んでワンチャンから8割近く奪える上リーチの長いサガ、サポートアタックである制圧力の高い青磁蛙を振ってるだけで勝てる斬鬼、無敵付きバクステ>発生速い銃撃のライダーアーツと着地硬直がほぼなく当てればダウンの取れる射撃であるJ必殺を振ってるだけで勝てるスカルなどが強キャラとされている。
    • 反面弱キャラとされているのはぶっちぎりでディエンド。今作はフィールドが360°と化し、多くの射撃系ライダーが弱くなったが、この変更によって一番の弱体化を喰らっている。
      主要攻撃である射撃が当たりにくくなった上、前作からの問題点である「カメンライドによるサポートスタイルが劣化タッグスタイル」ということは改善されないどころか、フィールドの広大化によって更に弱体化しており、射撃キャラとしてはスカルに完全に喰われている。
      ディエンドは初代では最強候補の1人であったのだが、その頃の面影は全くない。初代の頃の強さが異常だったとはいえ、ここまで弱くしてしまう理由もないと思われるのだが…。
  • バグ
    • 特定状況下でのフリーズやボイスが流れないなど様々なバグが残ってしまっている。

総評

5作目ということもあって、しっかりとした地盤は作れている。
だが、キャラクター集合ゲームの宿命と言える作品感の偏りや優劣など課題の残る出来となった。


その後の展開

  • この後、エイティング開発の平成ライダーゲームは『仮面ライダー バトライド・ウォー』シリーズに引き継がれる事となる。
  • シリーズの系譜を受け継ぐ格闘ゲームとしては、2017年に『仮面ライダー クライマックスファイターズ』、2018年に『仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ』がそれぞれ発売されている。

余談

  • 本作の発売前に『仮面ライダーウィザード』にて主役を務めている俳優の白石隼也氏が本作のWii版を一足早くプレイしている。
    • 白石氏は本作の再現度の高さや操作性をインタビューで褒めていた。フレイムドラゴンが必殺技時にフレイムスタイルに戻る仕様であることをがっかりしていた部分もあるが、非常に楽しんでいたようである。
  • 没データとしてダークキバとアナザーアギトの空ファイルが存在する。どうやら開発の納期的にオミットされた模様。 またショッカー戦闘員に扮した本郷猛やWやウィザードにカメンライドできるディケイド、パープルアイオーズ、電王ウイングフォームのデータがある。
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最終更新:2024年03月23日 22:14

*1 RIDER CHIPSと仮面ライダーGIRLSによるユニット。

*2 なお、クライマックスタイム中にフォームチェンジした場合は曲は変わらず続けて流れる。