【あいどるますたー しゃいにーふぇすた はにーさうんど/ふぁんきーのーと/ぐるーゔぃーちゅーん】
ジャンル | 新作アニメ付き・アイマスリズムゲーム | |||
対応機種 | プレイステーション・ポータブル | |||
メディア | UMD 1枚 | |||
発売・開発元 | バンダイナムコゲームス | |||
発売日 | 2012年10月25日 | |||
定価 |
各5,980円(UMD版) 各5,380円(ダウンロード版) |
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判定 | 良作 | |||
アイドルマスターシリーズ |
テレビアニメ版『アイドルマスター』(通称「アニマス」)をベースとしたリズムアクションゲーム。
『SP』と同じく3バージョンが同時発売。バージョンごとにスポットが当てられるキャラが異なっており、それぞれ4~5人の765プロ所属アイドルがメインとなって活躍する。他バージョンのキャラは、全員合唱曲およびムービーの一部に登場する。
ミュージッククリップの絵柄などに、ゲーム版『アイドルマスター2』(アイマス2)準拠のものとTVアニメ版準拠のものとが混在しているのも特徴。
ジャンルに「新作アニメ付き」とあるように、本作には「アニマス」スタッフによる新作アニメムービー(約23分)が収録されている。内容はバージョンごとに異なり、それぞれのイメージ曲(「Vault That Borderline!」「ビジョナリー」「edeN」)に沿ったストーリーが展開される。
キャッチコピーは「いろんな私たち、魅せちゃいます♪」。
アイドルマスターシリーズの新作というより、「アニマス」のファンゲームという感じの一作。
たくさんのアイマス楽曲を美麗なMCに合わせて音ゲーとしてプレイできること自体が、ファンにとっては大きな魅力である。またムービーは事実上「アニマス」の新作エピソードが一本入っているのと同じであり、それだけでお買い得と言える。
音ゲーとしては良くも悪くも難易度が低く、音ゲーマニアにとっては物足りない造りではあるが、ゲームと「アニマス」両方のアイマスが好きで、アイマス関連の楽曲が好きな方ならば、間違いなく楽しめる作品である。
また徹底して初心者に優しい造りになっているので、これから音ゲーの世界に足を踏み入れたいという入門者にも、ステップアップの最初の一歩として一応オススメはできる。たとえ元からのアイマスファンでなくても、最初にアニメムービーを見せられるので、キャラの名前と性格くらいはきっと把握できることだろう。
*1 たまに譜面ギミックの一環として、一時的に4本になることも
*2 左右のラインの形状(長さ)が違う場合もあるので、厳密には中央ではない。また判定ポイントも譜面によって複数になることがある。
*3 ただし、1つのバージョンだけで50名全員の名刺を手に入れられるようになっている。
*4 他の全員合唱曲は、5人以内のアイドルを順次切り替え表示することで13人ステージのように見せかけているが、「MUSIC♪」は本当に13人同時にステージに立っている。
*5 「無印アイマスのオーディションでは、なぜ同じアイドルが同時に複数存在するのか」「アイマス2に登場するシャドー☆アイドルは何者なのか」「Pのランクや持ち物は周回を重ねるごとに蓄積されるのに、アイドルのランクや記憶はなぜリセットされてしまうのか」などなど、言いはじめたらキリがない。
*6 ただし全員合唱新曲「待ち受けプリンス」が全てのミニアルバムに共通収録されているので、実質的には5曲1500円と言っていい。
*7 初出はパチスロ作品『アイドルマスター ライブインスロット』