【くらっしゅ ばんでぃくーふぉー さくれつ まじんぱわー】
ジャンル | アクション | |
対応機種 |
プレイステーション2 Xbox ニンテンドーゲームキューブ |
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メディア |
【PS2】CD-ROM 【Xb】DVD-ROM 【GC】8cm光ディスク |
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発売元 | コナミ | |
開発元 | Travellers Tales | |
発売日 |
【PS2】2001年12月20日 【Xb】2002年10月24日 【GC】2003年12月4日 |
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定価(税別) |
【PS2】6,800円 【GC/Xb】4,800円 |
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プレイ人数 | 1人 | |
レーティング | CERO:全年齢対象(*1) | |
廉価版 |
【PS2】PlayStation2 the Best 2002年10月17日/2,800円(税抜) |
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判定 | なし | |
ポイント |
ゲーム性は従来通りの出来 PS2版はロード時間が長い これまでと比べてもっさりアクション シリーズ凋落の始まり |
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クラッシュ・バンディクーシリーズ |
人気シリーズ『クラッシュ・バンディクー』シリーズの第4作目。PS2に進出した最初の作品である。
海外版のタイトルは『Crash Bandicoot Wrath of Cortex』であり、前作と同様にナンバリングは振られておらず、タイトルロゴ等にもシリーズ4作目であることを示すフォローはない。
ストーリー的な直接的繋がりはないが、ある程度意識されたストーリーにはなっている。PS2進出にして新体制による再出発作ということで仕切り直すような形になったと言えるか。
本作から日本の発売元がSCEからコナミとなった。開発元も『1』『2』『3』『レーシング』を制作したノーティドッグではなく、後にレゴブロックの世界観を使ったビデオゲームシリーズ(*2)で知られるイギリスのトラベラーズテイルズへ変更となった。
開発会社が変わった経緯についてはこちらを参照。
過去3回にわたってネオ・コルテックスの世界征服の野望を阻止してきたクラッシュ。
失敗を重ねてウカウカにどやされたコルテックスはクラッシュを倒すため、自身が作り出した秘密兵器であるスーパーバンディクー「クランチ」を投入する。
さらにこのクランチの力を存分に発揮すべく、ウカウカは強大な力を持つ4体の魔神たちの封印を解いてしまった。
これを知ったクラッシュは再びコルテックスの野望を打ち砕くため、新たな冒険に立ち向かうのだった。
過去作までに培ってきたゲーム性は失っておらず、アクションゲームとしての完成度は決して低くはない。
だが、前作までの完成度の高さからするとシリーズ作品として劣化してしまっているのは否めない。
またPS2版のロード時間は致命的であり、本作の評価を下げた最大の要因となっている。
もしプレイしたいのならロード時間が改善されているGC/Xb版のプレイをおすすめする。
*1 GC版で付与されたレーティングを記載。
*2 『LEGO STAR WARS』や『LEGO BATMAN』等多数の作品がある
*3 彼らは作曲家コンビとして、関わるほぼ全作品で共作している。
*4 なお、『クラッシュバンディクーカーニバル』で登場した際はクラッシュと同じくスピンアタックを使用している。
*5 今作では水の魔神の声も担当している。
*6 一方でアクアクの同じヒントが繰り返されるという問題点もある。
*7 ただし、シューティングステージの難易度は『3』に比べると大幅に下がっている。
*8 ちなみにステージ11はクラッシュが、ステージ26はココが同じ構成のステージを攻略する物になっている。
*9 ステージ30以外の5の倍数のステージは、全て要塞のような構成になっている。
*10 2の頃はドクロコースをクリア後に逆走をする必要があり、箱を全部壊して手に入るダイヤの難易度がかなり高い問題点があった。
*11 かなりの頻度で仕掛けられており、素通りしようとするとほぼ確実に食らってしまうため、落下地点直前で待たなければならない。
*12 立ち止まっている状態からジャンプするときは一瞬動きが止まってしまう。
*13 ただし、着弾時の波紋で若干攻撃範囲が広い
*14 取扱説明書に書いてあるのみ。
*15 『1』でのみ使われた黒背景の演出を踏襲している。
*16 なお、エヌ・トロピーの声優である池田勝氏は風の魔神の声優も担当している。
*17 一人称が「私」で、コルテックスを「あんた」呼ばわりするなど。
*18 同じく独特の喋り方をするエヌ・トロピーは本作ではその口調なのだが、以降の作品では普通の喋り方にされている。