だい好キッス
【だいすきっす】
ジャンル
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ミニゲーム集
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対応機種
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アーケード(SYSTEM-GX)
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販売・開発元
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コナミ
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稼動開始日
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1996年3月
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プレイ人数
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1人~2人
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判定
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なし
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概要
クイズ、ミニゲームを集めたバラエティゲーム。タイトル通り恋愛要素あり。
プレイヤーは個性豊かな8人のキャラクターから1人を選択し、作中時間1年間でミニゲームをこなし、意中のキャラクターと恋愛関係に発展することが目的。
ゲームシステム
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アプローチをかけるキャラクターを7人(自分が選択したキャラ以外。条件がそろうと教師が4人増えて11人になる)から選択する。
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意中のキャラとのミニゲームが開始される。
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成績に応じて相手との好感度が上昇する。失敗するとライフが減り、0になるとゲームオーバー。ライフはミニゲーム毎に初期値(大抵2)にリセットされる。
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学期末にテストとして期末テスト(クイズ形式。英語・数学・社会などからランダムに選ばれた3教科から1つに挑む。)あり、高得点を出すともっとも好感度の高いキャラクターの好感度が上昇する。
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長期休みに突入すると質問に答える事で、その結果相性の良いキャラクターの好感度が上昇する。
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好感度を上昇させるとプレイヤーへの呼び方(あだ名)が変わったり、さらに一部のキャラは風貌も変わることがある。
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2人同時プレイ可能。1人プレイ時はCPUがライバルキャラクターとして登場する。
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ライバルキャラクターと同じキャラクターにアプローチをかけると三角関係が発生。ミニゲームで意中のキャラクターを奪うことができる。
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さらに、ライバルキャラクターに一方的にアプローチをかけられた場合(あるいはその逆の場合)も三角関係が発生する。
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1年経過した卒業式で告白をし、キャラクターの好感度を一定以上上げた状態ならばキスをして結ばれ、ゲームクリアとなる。
評価点
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プレイヤーが選択できるキャラクターは個性的で、男4人・女4人と分かれている。プレイヤーの性別や性格にあったキャラクター選択及びストーリー展開を楽しむことができる。
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選択可能キャラは8人で攻略可能キャラは12人。その組み合わせは自由である。
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つまり、男キャラクターで男キャラクターにアプローチをかけて恋愛を成熟させ、卒業式のキスに到達することもできるのである。
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保健室イベントで2人きりになり、「俺もう我慢できないよー」(暗転)して好感度が大幅上昇する本作は、コナミにしか作れないゲームと言える。
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ミニゲーム内容はパズルやもぐらたたきと言った、簡単でわかりやすいルールの物が多い。
問題点
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保健室イベントは性教育に関するクイズ
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性行為やAVについての身も蓋も無い問題が頻発する。
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難易度が高い・カップル同士でのプレイ時に気まずくなることがある……など、色々な意味でハードルの高いミニゲームである。
総評
『ときめきメモリアル』で培われた恋愛ゲームのアイデアをアーケードに持ち込み、ミニゲームと融合させ万人に遊べるよう調整したゲーム。
最終更新:2022年04月07日 17:04