マリオパーティアドバンス
【まりおぱーてぃあどばんす】
ジャンル
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パーティゲーム
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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発売元
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任天堂
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開発元
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ハドソン エーアイ アンブル
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発売日
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2005年1月13日
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定価
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4,571円(税別)
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プレイ人数
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【GBA】1~2人 【WiiU】1人
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セーブデータ
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1個(EEPROM)
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レーティング
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CERO:全年齢(全年齢対象)
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周辺機器
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GBA専用通信ケーブル対応
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配信
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バーチャルコンソール 【WiiU】2015年10月28日/702円(税8%込)
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備考
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特別ふろく「マリパボード」付き ※GBA版公式サイトからもダウンロード可能
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判定
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なし
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ポイント
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本家シリーズとは全く異なるシステム 1人でパーティゲームはさびしいかも…
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マリオシリーズ関連作品リンク
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概要
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『マリオパーティ』の名を冠しているが、本家シリーズの要素はあまり無い、外伝的な作品。
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「キノコシティ」という1人用のボードマップで、50種類の「クエスト(住民の頼みごとや悩みなど)」を解決したり「ミニゲーム」をプレイするのが主なゲーム内容。
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本家シリーズとは違い、
1~2人用
のゲームである。本家と同様に多数のミニゲームが収録されているが、その大半は1人用のもの。ライバルキャラは特定のミニゲーム以外では登場しない。
特徴・システム
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ゲームモードは、メインとなる「キノコシティ」、手に入れたミニゲームやパーティグッズで自由に遊べる「プレイランド」、多人数で対戦できる「パーティランド」、色々な課題に挑戦する「チャレンジランド」の4つを収録。
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選択できるプレイヤーキャラクターは、マリオ・ルイージ・ピーチ・ヨッシーの4人のみ。
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それぞれのキャラクターはメインモードの「キノコシティ」でのスタート地点が異なる。
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特定のキャラクターでないと進行できないクエストもあるため、どのキャラクターも十分に出番はある。
キノコシティ
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このモードはいわゆるボードマップで、全部で50種類ある「クエスト」をクリアし、シティに散らばった「ミニゲーム」や「パーティグッズ」を集めることが目的。本家シリーズのような対戦要素はまったくない、少しRPG風味なボードゲームとなっている。
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ただし、1つクエストをクリアするごとに、獲得したミニゲームなどの成績が表示されて強制的にモードが終了となるため、テンポが悪い。また、全てのクエストをクリアすると、やることが無くなってしまう。
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マップでは本家のシリーズと同様に1~10の目が出るサイコロブロックを使って移動し、止まったマスに応じて色々なイベントが起こる。
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ただし、建物のマスに来たときは、残りの移動数に関係なく自由に止まることができる。
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プレイヤーは「キノコカー」という自動車に乗りマップを移動する。この車は「キノコ」を燃料としていて、クエストをクリアする前に「キノコ」が全て無くなるとゲームオーバーとなる。なお、ゲーム開始時にはキノコを5個持っている。
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キノコは1回サイコロを叩くと1つ減るほか、マップ上の「マイナスマス」に止まったときや、ミニクッパの妨害イベント(詳しくは後述)でも減る。
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「サイコロマス」に止まるとキノコを使わずにサイコロをもう1度振ることができる。このマスはマップにかなりの数があるので思った以上に1ターンで進めることが多い。
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3ターンごとに発生する「ミニゲーム」をクリアするとキノコが3個または6個増える。「ミニゲームマス」に止まったときに発生するミニゲームをクリアしても、キノコをもらえることがある。
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コロが登場した場合には、ミニゲームクリアでキノコが2つ増える。失敗してもペナルティは無し。
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ミニクッパが登場した場合には、クリアで増えるキノコは1つだけであり、失敗するとキノコを1つ没収される。
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なお、何らかのクエストをクリアするとゲームが強制終了となる。所持キノコを引き継ぐことはできない。
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マップを移動中に、突然ミニクッパが出現しプレイヤーを妨害するイベントが起こることがある。
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イベントを完全に回避する方法はなく、どのマスにミニクッパが潜伏しているかは表示されないので、スムーズにゲームを進められるかは運任せ。
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イベント内容は「じゃんけんで勝負し、ミニクッパが勝つとキノコを強奪する」と「プレイヤーを別の場所にワープさせる」「ターンが終わるまでその場所を通れなくする」の3種類からランダムで選ばれる。
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特定のクエストは、対戦ゲームで勝利することがクリア条件となっているが、実際の対戦相手は対戦を挑んできたキャラ本人ではなく、現在のプレイヤーキャラ以外の3人からランダムで選ばれた代役が担当する(選ばれたキャラによって思考や強さが違う)。
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体格の関係から仕方のないキャラもいるが、話の流れとしてはかなり不自然である。なお、負けても何度か挑戦し続けると勝ち扱いとなり、ゲームが進む。対戦ゲームでどうしても勝てない場合の救済処置となっている。
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ただしこの救済措置はミニゲームではない対決では発生しない。クッパとの最終決戦ミニゲームでも流石に使えない。
ミニゲーム
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収録されているミニゲームは1人用が大半で、対戦用のミニゲームは2人用の「デュエルミニゲーム」のみ。
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「キノコシティ」で通常発生するミニゲームは「ひとりようミニゲーム」のみ。
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対戦ゲームや、その他のジャンルのミニゲームは特定のクエストでのみ出現する。
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この中には、3以来の復活でコインを稼ぐのが目的となる「ギャンブルミニゲーム」、指定数のミニクッパを倒すのが目的の「クッパミニゲーム」が存在する。
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メインモードの1つ「プレイランド」において、ミニゲームを自由に遊ぶことが出来る。
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ミニゲームの合図などはナレーションによるボイスではなく、ジュゲムのホイッスルとなっている。
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また、キャラクターの勝ちポーズや負けポーズは本編シリーズのものを忠実に再現している。
パーティグッズ
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「クエスト」をクリアしたり、「チャレンジランド」で溜めたコインを使ったりして入手できるおもちゃのようなアイテム。
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ただ眺めるだけのシロモノから、多人数でつかってみんなであそぶもの、それなりに楽しめたりするものまで、内容はピンキリ。ヒマを潰したいけど、ミニゲームをする気力が無いような時に。
マリパボード
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本作には、「ふろく」として2-4人でプレイする、紙のボードゲーム「マリパボード」が同梱されている。ゲーム内の「ふろく」モードとあわせて使用してあそぶ。
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GBA本体で、サイコロやミニゲームを操作しボード上のコマを進め、スターを入手したプレイヤーが勝利というルール。こちらは本家のマリオパーティっぽい内容。
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公式サイトでデータがあり、ダウンロードして印刷すれば楽しめるため、中古での購入でこれが付いていない場合や無くしてしまったり、これが付いていないWiiUのVC版でも問題なくプレイ可能。
評価点
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ミニゲームに関する評価点
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ミニゲームで使用されているBGMは『マリオパーティ3』『マリオパーティ4』で使用されていたものをGBA向けの音質にアレンジしたものが殆どを占める。
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GBAなので音源は仕方ないのだが、元のBGMが出来が良いもののためそれ程気にならない。
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「ひとりようミニゲーム」は30種類あり、いずれもスコアやタイムが記録される。殆どのミニゲームの出来は悪くなく、「フリープレイ」でなら最高記録も保存されるので、スコアアタックが好きな人なら楽しめる。
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ハイスコアが保存されるミニゲームの数はシリーズでは最多。そのため、ミニゲーム毎で最高記録を目指すというのもやりがいがある。
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「デュエルミニゲーム」は相手キャラを決められたり、「クッパミニゲーム」はミニクッパの数を自由に指定できるなど、難易度の調節が可能。
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また、本作では1カートリッジプレイに対応しており、「ミニゲーム」や「パーティグッズ」を別のGBAに転送することもできる。「デュエルミニゲーム」に至ってはGBA二台での対戦が可能。
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その他に最大100人までGBAを回してミニゲームをプレイし、優勝者を決めるモードがある。このモードにはちょっとした隠し要素がある。
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雰囲気とは裏腹に歯ごたえのある難易度
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キノコシティのルールの都合上、ミニゲームに1度失敗しただけでゲームオーバーに一気に近づくことになる。長い距離をお使いさせられるクエストは必然と長期戦となるため、苦手なミニゲームは練習しておいた方がいいほど。
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クエストタイプの1つである探偵のクエストは、一応ちゃんとした推理にはなっている。基本は3択なのでキノコさえあれば総当たりで突破も可能。
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スポーツ系のクエストにも難しいものが多い。特に野球でホームランを狙うクエストや、水泳で相手選手をギリギリで勝たせる
(つまり八百長)
クエスト等は難易度が高い。
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遊べなくはないパーティグッズ
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ただ眺めているだけのような手抜きグッズも少なくないが、それでも数が多いので暇つぶしにはなる。
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お菓子を作るグッズやスポーツをするグッズはそこそこ遊べる出来。
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登場するキャラの数はマリパシリーズの中ではかなり多い。また、本作オリジナルのキャラも多く、その皆が個性的である。
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『マリオパーティ3』でゲームのガイド役を担当した「コロ」が司会として再登場したり、出演作品が少なかった「かるがーも」や「ポチ」など、その幅は広い。
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エンディングではクエストに登場した全てのキャラクターの「その後」が語られる。短い文ではあるがクエストの内容もしっかり反映されており中々凝っている。
問題点
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セーブデータを複数作成することができない。
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従来のマリオパーティシリーズでは3以降はデータを3つまで作成することができた。しかし、今作ではセーブデータを一つしか保存できないため、全てのセーブデータを消さないと最初から遊ぶことができない。
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また、セーブデータを削除する方法が「タイトルからパスポートを選択し、自分のパスポートを消す」と分かりづらいものになっている。
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ミニゲームに関する問題点
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ミニゲーム開始前には、そのミニゲームの説明画面が表示されるが、ルール説明と操作方法が文章でしか表示されず、れんしゅうモードもないため、ミニゲームの内容やイメージを掴みにくい。
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本家には「れんしゅうモード(本番と同じゲームをプレイするが結果は記録されない)」が存在し、ゲームに慣れてから本番を遊ぶことが出来るが、本作には存在しないため、初見殺しになることもある。
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また、ミニゲームを開始してしまうと操作方法を確認することはできない。本家シリーズではスタートボタンでポーズすると操作方法を確認できるが、このゲームでは「START もどる」としか出ない。
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「チョイスアタック」でプレイすることになるミニゲームが「キノコシティ」でプレイしたときよりも難しくなっている。
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ただノルマが上がっていたり、コースが長くなっているものが多いが、一部仕様が異なっている場合もある。
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特に問題なのは「せいとんライブラリ」、問題パターンは「キノコシティ」のとは異なっており、さらに制限時間が15秒に半減と、かなり難しくなっている。
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ミニゲームが難しくなっているのはゲーム中で一切公表されていない。事前に「プラティクス」のカードで1回だけ練習できるので、どんな難易度かは確認はできる。
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逆に簡単になるミニゲームも存在しており、ゴールが右下固定の「つかんでへいこうぼう」、所持コイン46枚以上でコインが増えればクリア確定の「コインドロップ」などが挙げられる。
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フリープレイモードの問題点
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フリープレイではポーズ中にAボタンでリトライ、Bボタンで終了できるのだが、確認のメッセージ等は表示されずに行われる。
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ミニゲームの中にはミスが続かない限り、エンドレスで続くものが多く、ポーズ中に間違えて押してしまいハイスコアが無駄になる事もある。
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「ひろえスーパーレシーブ」「のりのりコウラ」など一部のミニゲームは、連続で成功した数が記録される。つまり、一度でも失敗したらその時点で終了となるため、連続でプレイしなければならない。
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他にも「あおいでしゃぼ~ん」では一度でもシャボン玉が地面についた時点で制限時間に関係なく、その時点で終了になる。これらの特別なルールについては説明で一切解説されていない。
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ギャンブルミニゲームをフリープレイモードで遊ぶことができるが、ギャンブルミニゲームをプレイしてコインを増やす「ギャンブルーム」があるため、このモードでやる意味が全くない。
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ミニクッパの妨害が理不尽
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前述したキノコシティでのミニクッパの妨害は、回避する手段も予測する手段もない。1本道の先を通せんぼで塞がれたり、キノコの没収で予想外のゲームオーバーを迎えてしまうことが多くとても理不尽。
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このミニクッパの妨害、説明はゲーム内にないがクエストのクリア率が高くなるにつれ明らかに頻度が増加する。終盤では複数ターン連続で遭遇することもり非常にクエストクリアの邪魔になる。
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逆に序盤ではほぼ遭遇しないため、簡単なクエストを後半に残しておき長いお使いクエストは最初に済ませるのが実は効率が良い。初めてのプレイでは気づけないことではあるが…
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クッパがいる拠点の場所の問題点
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各キャラクターのスタート地点はバラバラであるが、ストーリーとして重要なクッパとの対決を行うためにはまずマップ中央の拠点に必ず行かなくてはならない。拠点からクエストの進行に応じて解放されるドカンに入り、各エリアのクッパに会いに行くことになる。
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この拠点に一番近いのはヨッシー(次点でピーチ、その次がマリオ)であり、ほとんどのプレイヤーはヨッシーでクッパと戦うことになる。ルイージは全くの論外でよほどの愛がなければクッパ戦に行く理由が無い。土管でワープするのではなくそれぞれの場所で戦うシステムであれば、全キャラクターに活躍の場が用意できたのだが…
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メッセージに関する問題点
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ほとんどのモードでは、最初にモードの説明を聞くかどうか聞かれる。「しらない(遊び方を知っていますか?という問いに対して)」と答えるか、Bボタンを押してしまうと文字だけの説明を長々と最後まで聞くハメになってしまう。
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例外もあり、「パーティグッズ」であそぶモードでは進行役にオヤ・マー博士がおり、あまり長くはないがこちらも説明をしてくれる。
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ちなみに、Lボタンを押し続けると会話をオートスキップ出来る。
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サウンドテストがない
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本家マリオパーティシリーズでは恒例のおまけとなっていた、サウンドテストのモードは今作では搭載されていない。
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それに近い「パーティグッズ」が存在するが、アレンジされたタイトル画面のBGMが聞けるのみ。
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パスポートに関する問題点
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初めて電源を入れたときに、プレイヤーの「なまえ」や「かお」、「せいべつ」「しょうらいのユメ」などを入力しパスポートを作成するのだが、このうち「なまえ」はスタッフロールの最後に使用され、その他のデータは特定の対戦モードで使用される。一人でプレイするだけなら、ほとんど意味のない要素である。
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上記のデータは、通信ケーブルで他のプレイヤーとパスポートのデータを交換することができる。上記の通り、自分のパスポートを消すことでデータを削除することも可能である。
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『3』のコロの特徴であった表情のバリエーションが存在しない
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会話時のアイコンは普段の微笑んだ表情のみ。容量の都合上仕方がないとも思えるが、一方で上記パスポートの「かお」設定時には数十種類のパーツが用意されている。これでは意義の薄い要素のために既存キャラの"らしさ"を差し置いているとも解釈できてしまう。
総評
本家とは別の方向性を打ち出したゲームであるが、本作は1人用がメインであるために、本家よりもテンポの悪さやマップ上の運要素の多さが目についてしまう。
また、本家シリーズと全く異なるシステムのため、『マリオパーティ』の名前だけで内容をよく確認せず判断して購入した場合、今作のシステムにガッカリ感を感じたり戸惑ったりする可能性もある。
とはいえ、テンポの悪さや運要素の多さにさえ目を瞑れば、決してゲームとして遊べないという一線は越えておらず、それなりに遊べる作品ではある。
余談
最終更新:2022年05月10日 10:50