メタルスラッグシリーズリンク


メタルスラッグシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
ナンバリング
AC/NG/SS/Win メタルスラッグ 偉大なシリーズ初代。純粋な戦争モノだった。
PS メタルスラッグ (PS) SS版に比べると辛いが、十分に遊べる移植度。追加要素も豊富。 なし
AC/NG/Win メタルスラッグ2 SFやオカルトの要素を明確に取り入れ、シリーズの世界観が定まった。
AC/NG/Win メタルスラッグX 『2』のリメイクと呼ぶべきアッパーバージョン。
PS メタルスラッグX (PS) 移植としては完全に落第レベル。その点を多くのおまけ要素で補っているのが特徴。 劣化
AC/NG/PS2/
Xb/360/Win/
PS3/PS4/PSV
メタルスラッグ3 旧SNK最後のシリーズ作品。史上最大の戦いが待っている。
AC/NG/
PS2/Xb
メタルスラッグ4 新体制後初の作品。使い回しが目立つなど問題はあったが、ここからシリーズの新しい歴史が始まった。 シリ不
メタルスラッグ5 ネオジオ最後のシリーズ作品。「メタスラ対メタスラ」の構図など、挑戦的な内容。 不安定
AC/PS2 メタルスラッグ6 新たな敵に挑む、アーケード最終作。『怒』シリーズからラルフとクラークが参戦。 なし
DS メタルスラッグ7 時を越え現れた未来兵器との戦いを描く、コンシューマ初のオリジナルナンバリングタイトル。 なし
PSP/360/
PS4/Win
メタルスラッグXX 『7』のリメイク版。「グラフィック縮小表示の改善」など多くの調整が施されている。
スピンオフ
NGP メタルスラッグ ファーストミッション 少ない色数と低い解像度でもシリーズらしい仕上がり。探索がメイン、ライフ制採用など独自要素多数。
メタルスラッグ セカンドミッション 正規軍新兵「ギムレット」と「レッドアイ」の転戦を描いた、ストーリー重視の一作。
GBA メタルスラッグアドバンス 任天堂携帯機初のシリーズ作品。
PS2 メタルスラッグ(3D版) シリーズで唯一のTPS。珍しくライフ制を採用している。
カップリング・オムニバス
PS2/PSP/Wii メタルスラッグコンプリート AC版7作品全てを収録した特別版。『6』を除き自動連射機能が設定できる「オートファイア」あり。
過去の貴重なイラストが閲覧できる「アートギャラリーモード」などオリジナル機能も搭載。
PS3においても、PS2アーカイブスとして配信された。海外のみWin版も存在する。
Switch メタルスラッグ ファースト&セカンドミッション ダブルパック DL専売。『ファーストミッション』『セカンドミッション』をカップリング。
NEOGEO POCKET COLOR SELECTION Vol.1 『ファーストミッション』『セカンドミッション』を収録。
Win NEOGEO POCKET COLOR SELECTION Vol.1 STEAM EDITION


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
AC エアデュエル 『メタルスラッグ』の開発チームがアイレム時代に制作した『D.A.S』シリーズ。
本シリーズの要素が『メタルスラッグ』シリーズに引き継がれる。
なし
AC/PS/SS 海底大戦争
AC/SFC アンダーカバーコップス バカゲー
AC ジオストーム(海外名:Gunforce 2)
AC/SFC ガンフォース メタスラシリーズ及び『ジオストーム』のプロトタイプと呼ばれている作品。
AC ドルフィンブルー 旧『メタルスラッグ』シリーズのスタッフが『6』以前にATOMISWAVE基板で制作した作品。
Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 有料DLCのテリー・ボガードとセットで『メタルスラッグ』関連の曲を収録。
怒シリーズ 『6』以降レギュラーに加わったラルフとクラークが主役を務めていたシリーズ。
THE KING OF FIGHTERSシリーズ 同シリーズのレオナが『メタルスラッグ』シリーズに参戦。また『MI2』にはメタスラのフィオが参戦。
SNKクロスオーバー関連作品シリーズ SNKの人気シリーズなだけに、外部出演の機会も豊富。




シリーズ解説

※メタルスラッグ1のページから移転

シリーズの特色及び問題点

  • 基本的に銃撃でも爆撃でもどの攻撃を受けても一撃で死ぬ耐久力。『2』以降はミイラ化、ゾンビ化する攻撃が出たが、異常状態の時同じ攻撃をされるとやはりアウト。ただし、ゾンビ化すると兵士の銃撃や戦車の戦車砲を浴びても耐えられるようになる。
    • 一方メタルスラッグなど乗り物(本シリーズではスラッグと呼ばれている)に乗っていると、『1』『2』『3』では2発まで耐えられるが、3発目を受けて乗り物が爆発するまでに脱出しないとミスる。『4』以降は敵の攻撃力に対して耐えられるダメージ量が設定されている。
      • また乗り物が動物だったり(通称:アニマルスラッグ)すると、アニマルスラッグ自体の当たり判定は無く、乗っているプレイヤー自体に当たり判定が存在する。
  • エクステンドがなく、初期出荷設定だと3機しかない。一発死+この仕様により凡ミスが命取りとなる。
  • 各ミッションをクリアするとステージ中の装備がリセットされ、初期状態で次のミッションがスタートする。
  • 『1』~『3』までは、乗り物に特攻させる最後の切り札「メタスラアタック」が初期シリーズではショット+ジャンプ同時押し。そのためジャンプしながら攻撃しようとしてうっかり暴発することがたまにある。
    • 『4』以降はボタン4に振り当てられ、暴発の危険は減った。煩雑にはなったが、メタスラアタック自体あまり使わないため全く問題にはなっていない。
  • キャラの見た目こそ2~3頭身であるが、人体損壊描写がシリーズを通して激しい。敵味方問わず、血しぶきや黒焦げはともかく、至近距離で砲撃されて消し飛んだり、岩で潰れたり、盛大に血反吐を吐いたり、匍匐中に戦車で頭をつぶされたり、グレネード弾で頭が吹っ飛んで体がバラバラになったり、溶かされたりする。もちろん死に際に悲鳴も上げる。
    • 心臓の弱い人は少し気をつけたほうが良さそうである。なお、これだけ過激な表現があるにもかかわらずほぼすべてのシリーズでレーティングがCERO:B(12歳以上対象)となっている。
    • グロすぎたのか、設定によって血の色が白色になったり、残酷な表現を少なくすることが可能な作品もある。

各タイトル簡易まとめ

メタルスラッグ(1996年稼動開始)

難易度 ★☆☆☆☆

軍事クーデタを企てたモーデン元帥を打ち破り、奪われた万能戦車メタルスラッグを取り戻すため、正規軍特殊部隊のマルコとターマが戦うアクションシューティング。
ネオジオスペックの限界に迫る超絶ドット絵芸。通常武器のハンドガンと比べても見た目威力ともに派手な特殊武器や、敵から奪った戦車による破壊の快感が素晴らしい。
上撃ち、下撃ち、移動射撃も自由自在であり、8方向レバー+ショット、ジャンプ、グレネード投擲の3ボタンという操作性は初代から既に完成されている。
ACTとしても良くできており以降人気シリーズに。

シリーズ初代となる本作の難易度は後継作に比べて低め。と言うより『2』『X』『3』と展開が派手になると同時にだんだん難易度が上がっていき、『4』以降はSNKの再編に巻き込まれてパワーダウンしたり元に戻ったりを繰り返していた。

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メタルスラッグ2(1998年2月稼働開始)

難易度 ★★☆☆☆

前作で死亡したはずのモーデン元帥が復活し、今度は異星生物「マーズピープル」と結託してのクーデターを企てていた。プレイヤーはその計画が大規模化する前に芽を摘み取るための秘密作戦に参加する。

プレイヤーサイドに正規軍情報部のエリとフィオ(共に女性)が加わり計4人に、かつやや華やかになった。ただし性能の差はなくステージクリア後の決めポーズと断末魔の悲鳴が異なるのみ*1
乗り物の種類が飛行機「スラグフライヤー」や、二足歩行メカ「スラグノイド」に加え、機関砲つきラクダ「キャメルスラッグ」…と増加し、敵や背景物もさらにバリエーションを増した。またミイラにやられてミイラになる、食べ過ぎてデブになる、といった状態変化が取り入れられた。
また本作は世界各地を舞台に移しているので、ストーリーがスケールアップしている。
一方、本作の演出を当時のROM容量では処理しきれず、処理落ちが多発する事態に。例えば、5機編隊の敵ヘリが飛んで来るシーンではえらいスローがかかってしまう。 ただ、本作は処理落ちのおかげでシリーズの中でもっともバランスが良いとまで言われる。

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メタルスラッグX(1999年2月稼働開始)

難易度 ★★☆☆☆

『2』のストーリーをベースに、敵配置の変更や新たな特殊武器の追加などが図られた別バージョン。ROM容量が増大したため処理落ち発生率が下がり、初代以来のシステムボイスも一新された。特に「ヘヴィーマシンガン!」や「ロォケッランチャア!」「シャッガン!」などの武器取得ボイスは非常に人気が高く、『6』で変更された時は批判も多かった。

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メタルスラッグ3(2000年5月稼働開始)

難易度 ★★★★★

世界各地で散発的に起こるモーデン軍残党の蜂起と、相次ぐ巨大生物発生などの怪事件に世界は揺れていた。その中、残党への強襲作戦と怪事件の真相調査が合同で行われることになったが、これが史上最大の戦いの幕開けになろうとは誰も予想だにしなかった。

『X』から増加した特殊武器を引き継ぎつつ生物系の敵が大量に追加され、地上戦とは勝手の異なる水中戦、空中戦とルート選択が導入される。そのボリューム及び縦横無尽の展開は「史上最大の激闘」のキャッチコピーを裏切らない。まさにシリーズ最高傑作。
しかし歯ごたえも相当のもので、こと4面ボス「ソル・デ・ロカ」は運が悪かったりダメージ調節を間違えたりすると詰む。
また生物敵の死に方が基本的にグロテスク。プレイヤーの死に方もゾンビになって腐るなど悲惨。ゾンビ状態の時、吐血で画面をなぎ払うショッキングな攻撃もある。

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メタルスラッグ4(2002年稼働開始)

難易度 ★★★★☆

当時SNKは倒産し、「プレイモア」と社名を変えた上で再編中だったため、韓国のメガエンタープライズに開発を委託し、そこからさらにノイズファクトリーに委託したという奇妙な経緯で誕生した。序盤から精密なパターン作成があまりに必要不可欠すぎ、進行が困難であるため難度は高い。かなり露骨な背景使い回しも批判の的になっている。が、音楽は良質で、新アイテムの「2H」も登場。

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メタルスラッグ5(2003年稼働開始)

難易度 ★★★★★

MVSにおけるメタスラの最終作。プレイモアが「SNKプレイモア」と社名変更し、社内開発に戻った。しかし一部ボスの弾幕が運が悪いと回避不能だったり、道中大型敵の攻撃が「至近距離からいきなりミサイル」などの応酬だったりと色々問題がある作品に。難易度はシリーズ中でも『3』と並んで非常に高い。
また敵のデザインやヘヴィメタル調のBGMはシリーズの中でも異彩を放っている。

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メタルスラッグ6(2006年稼働開始)

難易度 ★★★☆☆〜★★★★☆(キャラにより変動)

MVS基板からATOMISWAVE基板に舞台を移しての新作。アーケード最終作でもある。『怒』シリーズより『KOF』仕様のラルフとクラークが加わり、新武器のザンテツソード、武器弾数にキャラクター毎の倍率がかかり、ラルフに至っては格闘戦が強い上に1回だけ被弾してもミスにならなくなっているといったキャラごとに異なる性能、さらに、新システムのラッシュブラスターやウェポンストックシステムが追加。アクション性も復活。
しかし、このシステムの追加により1レバー5ボタンと操作系がややこしくなり、ヘヴィマシンガン標準装備&難易度ダウンのイージーモードが追加されたもののプレイのハードルが高くなってしまった感は否めないであろう(それでも前作『5』よりは難易度が抑えられている方なのだが...)。 最終面の鬼畜な難易度や複雑なシステムなどでのハードルの高さに人を極端に選ぶのも事実。ハマれれば名作中の名作だが、合わない人にはとことん合わない。

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メタルスラッグ7(2008年7月発売)

難易度 ?????


メタルスラッグXX(2009年12月発売)

難易度 ?????


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最終更新:2024年01月18日 14:22

*1 正確にはミッションの途中で出て来るクランクを回す速度が男性陣に比べて今作から追加された女性陣はやや遅いという差異はある。