HALOシリーズリンク

機種 タイトル 概要 判定
オリジナル・トリロジー
Xb/Win/Mac Halo: Combat Evolved それまでPCゲームが主流だったFPSというジャンルを家庭用ゲーム機に持ち込み、簡単な操作と映画的なストーリーで人気を博す。
新規タイトルでありながら全世界500万本以上を売り上げた傑作。
360/Win Halo: Combat Evolved Anniversary 初代のHD化リメイク。プレイ中もボタンひとつで新旧をスイッチできる脅威の仕様。シリーズ作品の開発を引き継いだ343 Industriesの初担当作。
Win版は4KUHD対応、フレームレート制限解除、マウス/キーボード対応、ウルトラワイド対応、FOVカスタマイズ可能と最適化が施されている。
Xb/Win Halo 2 グラフィックなどがさらに向上したものの、あまりにも投げっぱなしなストーリーで批判も。
360 Halo 3 次世代機にプラットフォームを移したシリーズ完結編。360で最も売れた専売タイトル。
さらに洗練された美麗なグラフィックなどで話題となったが、冷めやらぬ人気故に「第一部」完結篇になった。
リクレイマー・サーガ
360 Halo 4 新たなる3部作の始まり。『3』から4年後が舞台。
One Halo 5: Guardians コルタナを追い行方不明になったチーフと、チーフを追う新主人公の物語。
XSX/One/Win Halo Infinite リクレイマー・サーガ完結篇。マルチプレイはシリーズ初となる基本プレイ無料。
スピンオフ
360 Halo Wars 優秀なカジュアル向けRTS。もちろん、コアゲーマーの評価も高い。
One/Win Halo Wars: Definitive Edition 上記のリマスター版。360版の全DLCを収録。開発は『Dead by Daylight』のBehaviour Interactiveが担当。
One/Win Halo Wars 2 343 IndustriesとRTSの名作『Total War』シリーズで知られる、Creative Assemblyが共同開発した『Halo Wars』の続編。
時系列は『5』とほぼ同じ。「Xbox Play Anyware*1」にも対応している。
360 Halo 3: ODST 『3』の前日譚。シリーズ初のオープンワールドが採用されている。
『2』と同時系列における、コブナント艦隊の侵攻を受けたニューモンバサに降下した6人のODST(軌道降下強襲歩兵)のそれぞれの闘いを描く。
なし
Halo: Reach 『1』の前日譚。Bungie制作としては最後の『Halo』となる。360で2番目に売れた専売タイトル。
ギネスの「最も素晴らしいゲームエンディングランキング」で2位となった作品。
One/360/Win Halo: Spartan Assault 『3』と『4』の間の物語。見下ろし型2Dアクションシューティング。
Win Halo: Spartan Strike 『2』のサブストーリー。基本的なゲームシステムは『SA』と同じ。
AC Halo: Fireteam Raven 『1』のサブストーリー。4人用と2人用があるアーケードガンシューティング。Raw Thrills・Play Mechanix・343 Industriesの共同開発作品。
ATARI2600 Halo: 2600 シリーズに大きく関わったMicrosoft開発者のEd Fries氏が「Atari 2600用にコードを書いてみるのも楽しそうだ」と遊び半分で作ったゲーム。
「Classic Gaming Expo in 2010」で本作の4KBのROMが入ったatari2600カートリッジが100本限定で販売され、ブラウザでもプレイ可能だった。
カップリング・オムニバス
Xb Halo: History Pack 『1』『2』のカップリング。360向けにXbと互換するディスクも同梱。日本市場では最後のXbソフトとなった。
360 Halo: Origin Pack 『1』のリメイク版と『4』をカップリング。
One/Win Halo: The Master Chief Collection 『1』『2』『3』『4』のリマスターをまとめて収録。後に『ODST』が追加コンテンツとして配信。Win版は『Reach』~『4』までの6本セット。
One版は『1』は360版のリメイクを60fps化、『2』は新規のリマスター、『3』と『4』は360版を60fps化したもので、後から『Reach』を追加。
Win版は『Reach』のみが発売日に配信され、残りは順次追加コンテンツとして「シリーズタイトルの時系列順」で日を於きながら配信された。

関連作品

機種 タイトル 概要 判定
PS4/One/
PS3/360
Destiny BungieがMicrosoftから独立後に手掛けたオンラインFPS。Xboxハード版は日本未発売。
FPSでありながらMMORPGのようなシステムを取り入れている。
なし
One スーパーボンバーマン R One版限定でマスターチーフボンバーが登場。
アップデートver.2.2でアービターボンバー、グラントボンバーが登場。
なし
Mac Marathon Bungieが『Halo』以前の1994年~1996年にMacで発売したFPS。
スパルタンの強化外骨格「Mjolnir Mk-5」は本シリーズの「Mjolnir 4」を元ネタである。
PS5/XSX/Switch/
PS4/One/Win/
Mac/iOS/Android
FORTNITE ゲーム内でコラボレーションが行われた。
Forza Motorsportシリーズ Forza Horizon 3』『4』『5』にワートホグが登場。『4』ではコラボイベントもあり。
『Forza Motorsport 4』にも登場するが、鑑賞モード「Auto Vista」のみの登場となっている。



シリーズ概要

北米を中心に大人気を得ているFPSシリーズで、Xboxファミリーの看板タイトル。
当時のマイクロソフトの元セカンドファミリーであるBungie(現在は離脱)が開発した3部作は、合計で全世界2000万本以上を売り上げている。

ハードの性能をフルに生かした美麗なグラフィックと、近未来を舞台に描かれる壮大でダイナミックなストーリー、シンプルな操作ながらも奥深いゲーム性と綿密な調整で人気が高い。
特にその操作法は簡潔でわかりやすく、3部作にわたってほとんど変更・新操作の追加は行われなかった。第1作の時点で完成されていたと言っても良いだろう。

当初は『3』で完結する予定だったが、あまりの人気故に『ODST』『Reach』とスピンオフを2作もリリース。
さらに、シリーズの生みの親であるBungieの手を離れ、『HALO』の為に設立された343 Industriesにて新たな3部作「リクレイマー・サーガ」が制作された。
初代『HALO』のリメイク版も343 Industriesが開発したが、ゲーム中でもボタン1つで新旧切り替えが可能という、生みの親であるBungieを尊重した実装となっている。

シリーズ大半での主人公「マスターチーフ」はアメリカでは任天堂看板キャラの「マリオ」と負けず劣らずの知名度がある。
ゲームプレイヤーとして絶対に知っておかなければいけない存在と言われているほどだが、日本ではXbox本体の売上不振が祟り、知名度は非常に低い。

マイクロソフト下の開発によるものか、シリーズのプラットフォーム(AC・ATARI2600を除く)は全てXboxシリーズのゲーム機でしか発売されておらず、PC版の発売もほとんどがWindows PC向けである。
しかし、実はDSにも「Halo DS (仮称)」として開発が進められていたが、開発は中止させられてしまったという過去もある。
開発中止理由は謎のままである。一応、「流出」ということでプレイ動画も存在している。
ちなみに、マイクロソフト製のゲームが他の会社のハードに発売されるということは同時期に『ブルードラゴン プラス*2』が発売されたという前例があり、「Halo DS」の開発中止理由がライバルハードによるものではないと分かる。

なお、2022年2月1日に『1』『2』『3』の開発を担当したBungieはSIEに36億ドル(約4140億円)で買収され、PS傘下に加わった。
ただし、前述の通り『3』以降に出た作品に関しては343 Industriesが開発を担当しているため、『HALO』の続編がPSハードで出るということはない。

現在では、マイクロソフトのゲームサブスクリプションサービス「Xbox(PC) Game Pass」にて、スピンオフを含めて家庭用で発売されたすべてのシリーズ作品が提供されている*3
One/XSX/XSSの所有者はもちろん、Windows PCやXboxクラウドゲーミングサービスによりスマートフォン等でも気軽にシリーズ作品に触れることができるため、興味のある方は是非遊んでみてほしい。

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最終更新:2022年11月16日 16:00

*1 このロゴが付いたタイトルはダウンロード版に限りOne版とWin10版が入手でき、どちらのプラットフォームでもプレイが可能。

*2 『ブルードラゴン』シリーズ1作目は360で発売されたが、『プラス』『異界の巨獣』はDSで発売されている。しかし、版権はマイクロソフトが持っている。

*3 PC版未発売の『Halo 5: Guardians』のみXboxコンソールまたはXboxクラウドゲーミングでの提供。