ママチャリタイプ/長距離向け
■スペック・価格早見表
メーカー |
車種名 |
定価 |
実売(最安値) |
電池容量 |
電池種類 |
航続距離(メーカー公称値) |
パナソニック |
リチウムビビスペシャル7 |
オープン価格 |
約8万円~ |
7.0Ah(26.0V) |
リチウム電池 |
強27km、オート30km、エコ42km |
パナソニック |
リチウムビビDX |
10万6千円 |
約9万円~ |
8.0Ah(25.2V) |
リチウム電池 |
強28km、オート32km、エコ44km |
パナソニック |
リチウムビビDX-SD |
10万9千円 |
約9万3千円~ |
8.0Ah(25.2V) |
リチウム電池 |
強28km、オート32km、エコ44km |
パナソニック |
リチウムビビDXシティ |
10万6千円 |
約9万円~ |
8.0Ah(25.2V) |
リチウム電池 |
強28km、オート32km、エコ44km |
ヤマハ |
PASナチュラL |
10万8千円 |
約9万3千円~ |
8.1Ah(25.2V) |
長寿命リチウム |
強30km、標準36km、エコ43km |
サンヨー |
エネループバイクSPL |
13万2800円 |
約11万5千円~ |
8.0Ah(25.2V) |
リチウム電池 |
※回生、強36km、標準45km、エコ55km |
パナソニック |
リチウムビビRX-10S |
15万5000円 |
約13万2千円~ |
10.0Ah(26V) |
リチウム電池 |
※回生、強48km、オート56km、エコ97km |
※実売価格は通販最安値価格より。
片道9km前後の移動範囲
このクラスの容量だと、仮に電池が
経年劣化で半減したとしても、
片道9km前後の移動範囲は確保できる。
走行条件による距離低下も考慮
ただし、走行条件で距離は激減する。
体重軽くて平地ばかり走れば
70km弱走れる一方で、
体重重くて急坂ばかり走ると
7km強しか走れない。
同じバッテリーでも、条件次第で
10倍近くも航続距離が変わる場合もある。
過酷な条件で使う場合は、航続距離に数倍の余裕を持たせて選ぶ事。
標準ママチャリ型モデル
◆リチウムビビSS・スペシャル7《7.0Ah》(パナソニック)
※公式HP未記載の限定仕様。在庫品切れ次第終了。
■2011年モデルスペック
タイヤ |
26インチ型 |
型 番 |
BE-1ENS633 |
価 格 |
オープン価格(実売約8万円~) |
電池容量 |
7.0Ah(26V)リチウム電池 |
航続距離 |
強27km、オート30km、エコ42km |
重 量 |
25.2kg |
GD値 |
3速時GD値:5.5m 60rpm時:19.8km/h 24km/h時:毎分72.8回転 |
スプロケ |
41×21T×内装3段変速(SG-3R40) |
サイズ |
全長187.5cm、全幅58cm、軸間距離116.8cm |
適応身長 |
142cm~(サドル高:75~90.5cm) |
■主要装備
特殊 |
バックライト搭載スイッチ |
電装 |
1灯LEDライト、リア反射板 |
車体 |
低床U字型アレックス(高張力鋼)フレーム |
車輪 |
WO規格26×1+3/8インチ(幅37mm)ハードランナータイヤ、ステンレスリム&スポーク |
積載 |
樹脂バスケット、ステンレスリアキャリア(クラス25)、両足スタンド、サークル錠 |
装備 |
ミニヒップアップサドル、サドルガードマン、インサイドベル、端子カバー |
■特徴
▼特徴
パナソニック
公式HPにも記載されていない時期限定モデル。
「
ビビSSに7Ahを搭載した機種」となる。
本体はビビSSの装備と基本的に同じで、サドルとクッショングリップはビビDXの物となる。
ビビDXが持つ6灯LEDライト、かろやかスタンド&スタピタ、フルチェーンカバー等は非搭載。
▼モデル
「装備は安いビビSSので十分、ビビSSのバッテリーだけ大きくして販売してくれたらなあ…」
という声を実現したかの様な構成。装備はビビSSのまま大容量化で低価格を実現。
7Ahバッテリーは昨年のビビFXやハリヤ等に搭載されていた物で、
ビビFXが2010年の僅か1代で廃盤になり、ビビDXが8Ah化してビビFXと統合された為、
行き場の無くなった7Ahバッテリーの在庫処分も兼ねつつ、低価格のニーズにも応える。
モデルの性質上、在庫が無くなり次第終了。現在では殆どが販売終了している。
パナソニックは「秋限定特別カラー」等、時期限定モデルを毎年出すので時々チェックを。
◆リチウムビビDX《8.0Ah》・ビビDXスペシャルデザイン(パナソニック)
タイプ |
ビビDXスペシャルデザイン (26インチ) |
ビビDX(26インチ) |
ビビDX(24インチ) |
型 番 |
BE-ENDS633 |
BE-END633 |
BE-END433 |
価 格 |
10万9千円 (実売約9万3千円~) |
10万6千円 (実売約9万円~) |
電池容量 |
8.0Ah(25.2V)リチウム電池 |
航続距離 |
強28km、オート32km、エコ44km |
重 量 |
27.6kg |
26.6kg |
25.9kg |
GD値 |
3速時GD値:5.5m 60rpm時:19.8km/h 24km/h時:72.8rpm |
3速時GD値:5.1m 60rpm時:18.5km/h 24km/h時:77.9rpm |
スプロケ |
41×21T×内装3段(SG-3R40) |
サイズ |
全長187.5cm 全幅58cm 軸間距離116.8cm |
全長178cm 全幅58cm 軸間距離112.4cm |
適応身長 |
142cm~ |
140cm~ |
サドル高 |
75.5~90.5cm |
75~90cm |
■主要装備
車種 |
ビビDXスペシャルデザイン |
ビビDX(24&26インチ) |
特殊 |
バックライト搭載スイッチ |
電装 |
6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール |
車体 |
低床U字型アレックス(高張力鋼)フレーム プロムナード型ハンドル(低め) |
低床U字型アレックス(高張力鋼)フレーム セミアップハンドル(高め) |
車輪 |
WO規格26×1+3/8インチ(幅37mm) ハードランナータイヤ(サイド飴色) ステンレスリム&スポーク |
WO規格26or24×1+3/8インチ(幅37mm) ハードランナータイヤ(黒単色) ステンレスリム&スポーク |
積載 |
金属ワイヤー製丸型バスケット 極太パイプリヤキャリヤ(クラス27) かろやかスタンド2、スタピタ |
樹脂製角型バスケット ステンレスリヤキャリヤ(クラス25) かろやかスタンド2、スタピタ |
装備 |
フルチェーンカバー ミニヒップアップサドル(サイド黒色) サドルガードマン インサイドベル ドレスガード、端子カバー |
フルチェーンカバー ミニヒップアップサドル(茶色単色) サドルガードマン インサイドベル ドレスガード、端子カバー |
■特徴
▼特徴
8Ahバッテリー搭載モデルの中では
最も安価で
コストパフォーマンスが高い。
ヤマハの
「PASナチュラL」とは、値段や性能面でガチンコ勝負の
ライバル関係にある。
日常使用には十分なアシスト力と充実した装備で、
値段と性能のバランスが良い。
▼モデル構成
パナソニック製ママチャリタイプのミドルグレードにして主力商品。
基本モデル「ビビDX」に加え、豪華装備の派生バージョン「ビビDX スペシャルデザイン」も存在。
容量 |
特徴 |
パナソニック版 |
ヤマハ版 |
ブリヂストン版 |
12Ah |
強化アシスト |
ビビEX |
該当モデル無し |
該当モデル無し |
8Ah |
強化アシスト |
該当モデル無し |
PASナチュラLスーパー |
アシスタリチウムロイヤル |
8Ah |
通常アシスト |
ビビDX ビビDXスペシャルデザイン |
PASナチュラL |
該当モデル無し |
6Ah |
通常アシスト |
該当モデル無し |
PASナチュラM PASナチュラMデラックス |
アシスタリチウムDX |
5Ah |
通常アシスト |
(ビビラッテ他、派生車種) |
該当モデル無し |
該当モデル無し |
4Ah |
通常アシスト |
該当モデル無し |
PASナチュラS |
アシスタリチウム |
3Ah |
通常アシスト |
ビビSS |
PASナチュラT |
アシスタリチウムライト |
▼ビビDXとスペシャルデザインとの違い
ビビDXスペシャルデザインは、名前の通りデザインを豪華路線にした派生版。
フレーム同色の
パイプリアキャリア、ブラウンパーツの
サドル、
やはりブラウンに揃えたワイヤー製
前カゴ、
飴色サイドタイヤ、等に変更。
ビビDX標準のセミアップハンドルよりも、高さが低目の
プロムナード型ハンドルとなる。
本体の性能はビビDXと変わらないので、見た目や装備品の好みで選んで良い。
ヤマハの「PASナチュラM」と「PASナチュラMデラックス」の関係に似ている。
▼ナチュラLとの違い
フルチェーンカバーや、大光量の6連LED等、
装備品が豪華で、価格が少し
安い。
その代わり、SPECを持たず
アシスト力の差があり、
電池の長寿命保証ではナチュラLに一歩譲る。
ママチャリタイプなのでデザインの系統も似ているが、フレームの太さとラインが異なる。
ビビDXはフレームが細いパイプで、高張力鋼(鉄)フレームの弾性を活かし、「しなる」構造。
ナチュラLは太いパイプで、弾性には欠けるが軽量なアルミをふんだんに使い、剛性を高める構造。
▼アレックスフレーム
鉄フレームはアルミに比べて重くなるが、弾性があるので乗り心地はしなやかになる。
更にアレックスフレームと呼ばれる独自開発の軽量合金鋼を使い、
鉄の長所は残しつつ軽量に仕上げ、鉄とアルミの中間の性質を持たせている。
またアルミだと素材性質とコストと強度確保の理由で
溶接跡を敢えて残す事が増えるが、
鉄フレームなら継ぎ目も
ラグで繋ぐので、溶接跡が無く見た目もスッキリ。
▼フルチェーンカバー
チェーンカバーは前半分だけでなく、リアスプロケ周辺まで全部覆うフルカバータイプ。
車体や服がチェーンの油で汚れ難いだけでなく、
雨や砂埃等からチェーンを守る。
ハーフカバーを採用する他社のママチャリタイプやビビSS等の下位機種に比べ、
雨でチェーンの油が流れたり異物を噛み込む率が減り、
チェーンの保護性能が高い。
▼ライト&サドル
普通は2灯程度のLEDライトが多い中、6連LEDの大光量ライトを採用。
非常に明るく夜間走行に強い。照射範囲が広いのでライトの付け忘れに気付き易い。
ヒップアップサドルは、ペダルを漕ぐ時にお尻が左右にずれない構造。
通常のママチャリ標準装備のクッション多めのサドルと比べても、お尻が痛くなり難い形状。
▼パイプキャリア変更
従来モデルは、パイプリアキャリアのステーと荷台の繋ぎ部分が広い板状で凹凸が有った。
荷台が完全にフラットにならず、子乗せシートの固定が難しく相性が悪かった。
新型キャリアは、繋ぎ部分のパイプを少し凹ませて フラット に近い形状に改善。
ただ、パイプキャリアは社外品シートだと微妙に取り付けネジの位置をずらしたり、
ボルトの長さを変更(本来の設計と違う荷重が掛かる)する必要が出る場合があり、
「
純正オプション品(NCD329S)」以外の子供乗せシートは非推奨。
◆パスナチュラL《8.1Ah》(ヤマハ)
タイヤ |
26インチ |
24インチ |
型 番 |
PM26NL |
PM24NL |
価 格 |
10万9800円(実売約9万3千円~) |
電池容量 |
8.1Ah(25.2V)長寿命リチウム※定格7.6Ah |
航続距離 |
強30km、標準36km、エコ43km |
重 量 |
26.4kg |
25.7kg |
GD値 |
3速時GD値:5.3m 60rpm時:19.2km/h 24km/h時:毎分75回転 |
3速時GD値:5.1m 60rpm時:18.4km/h 24km/h時:毎分78.1回転 |
スプロケ |
41×22T×内装3段(SG-3R40) |
41×21T×内装3段(SG-3R40) |
サイズ |
全長189cm、全幅56cm 軸間距離117.5cm |
全長179cm、全幅56cm 軸間距離111.5cm |
適応身長 |
144cm~(サドル高:74~88cm) |
142cm~(サドル高:73~86.5cm) |
■主要装備
特殊 |
アシストレベル★×4、SPEC3 |
電装 |
0.5W×2灯白色LED、1灯LEDソーラーテールランプ |
車体 |
ステップスルー低床U字型アルミフレーム |
車輪 |
WO規格26×1+1/2インチ(幅40mm)Eマイティロード4.5タイヤ ステンレスリム&スポーク |
積載 |
丸型樹脂バスケット、ステンレス製リアキャリア(クラス27)、 かるっこスタンド、パーキングストッパー+サークル錠 |
装備 |
ふっかふかサドル、滑り止め付きペダル、ドレスガード |
■特徴
▼特徴
8Ah長寿命バッテリー搭載モデルの中では
最も安価で
コストパフォーマンスが高い。
5~6Ahモデルと実売価格は
5千円程度しか変わらないので、「どうせなら
8AhのナチュラLで…」となる。
ビビDXより僅かに価格が高い分、SPEC含めたアシスト力や長寿命バッテリー保証等で優れる。
日常の使用なら「ナチュラL」の★×4アシストでも十分であり、
値段と性能のバランスが良い。
▼モデル構成
ヤマハの場合は
「ナチュラL」「ナチュラLスーパー」の2バージョンが存在する。
「
ナチュラLスーパー」の方はアシスト★×6の強化モデルで、より高価になる。
「
ナチュラL」の場合はアシストは「ナチュラM」と同じ★×4で、バッテリーだけ8Ahに増量。
なお、ブリヂストンにはこの「ナチュラL」に相当するアシスト★×4の8Ahモデルが無い。
容量と特徴 |
ヤマハ版 |
ブリヂストン版 |
8.1Ah+強化アシスト |
PASナチュラLスーパー |
アシスタリチウムロイヤル |
8.1Ah+通常アシスト |
PASナチュラL |
該当モデル無し |
6.0Ah+豪華装備 |
PASナチュラMデラックス |
アシスタリチウムDX |
6.0Ah+通常装備 |
PASナチュラM |
該当モデル無し |
4.3Ah |
PASナチュラS |
アシスタリチウム |
2.9Ah |
PASナチュラT |
アシスタリチウムライト |
▼ナチュラMとの違い
廉価モデルの「ナチュラT」「ナチュラS」とはフレームの構造が異なり、足元が広いステップスルーフレーム採用。
その他は基本的に「ナチュラM」と同様。上位モデルの「ナチュラLスーパー」とはサドルが異なる。
▼ステップスルー低床フレーム
軽量なアルミをたっぷり使い、通常の自転車より肉厚で太いパイプで頑丈なフレーム。
ナチュラM同様、フレームを跨ぐ部分の形状をフラットにして、足抜きを容易にしている。
子供乗せタイプの「アンジェリーノ」シリーズのフレームデザインと同様の工夫。
▼フルモデルチェンジ
2011年に8年ぶりの大モデルチェンジで、従来の「
リチウムL」から「
ナチュラL」に名前変更。
「長寿命バッテリー搭載」「
ドライブユニットとフレーム3年保証」「
走行速度&電池残量デジタル表示」等が特徴。
▼電源スイッチ
新型電源スイッチパネルは、「(残り)80%」等と残量が数字で表示される。より細かい残量管理が可能。
また
走行速度を表示可能になった。サイクルコンピューター等の後付の走行速度計購入の手間が省ける。
▼高圧タイヤ
26×1+1/2や24×1+1/2インチのタイヤを採用。幅が約40mmとMTBタイヤ並(ブレイスと同じ)。
ビビDXや一般的な非電動ママチャリに使われる26×1+3/8や24×1+3/8サイズに比べ一回り太い。
普通は
太くすると耐久性が高まる代わりに
転がり抵抗が増えるのだが、
一般的なママチャリタイヤよりも
高圧空気(4.5気圧)を充填する事でカバー。
高圧にしたおかげで、太くて
耐久性が高い割に、漕いだ時の感触が
軽快になる。
その代わり、空気圧が減ると転がらない重いタイヤになってしまうので、
性能を維持するには、普通のタイヤよりもより
空気圧管理に気をつけておきたい。
▼SPEC3
SPEC3で低速ギアのアシスト範囲を最適化してあり、急坂で1速発進等に効果を発揮する。
電動アシスト自転車は元々GD値が低いので街中では1速の世話になる事は殆ど無いが、
もし激坂に差し掛かった時には、1速でもある程度高回転までアシストが落ちないのは心強い。
◆リチウムビビDX シティ《8.0Ah》(パナソニック)
型 番 |
BE-ENDT733 |
価 格 |
10万6千円(実売約9万円~) |
電池容量 |
8.0Ah(25.2V)リチウム電池 |
航続距離 |
強28km、オート32km、エコ44km |
重 量 |
25.0kg |
GD値 (27インチ) |
3速時GD値:5.8m、60rpm時:20.7km/h 24km/h到達時:ペダル毎分69.5回転 |
スプロケ |
41×21T×内装3段変速(SG-3R40) |
サイズ |
全長187.5cm、全幅57.5cm、軸間距離114.1cm |
適応身長 |
145cm~(サドル高:77~93cm) |
■主要装備
特殊 |
バックライト搭載スイッチ |
電装 |
6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール |
車体 |
スタッガード型アレックス(高張力鋼)フレーム |
車輪 |
WO規格27×1+3/8インチ(幅37mm)ハードランナータイヤ、ステンレスリム&スポーク |
積載 |
ステンレス製バスケット、片足スタンド、くるピタ |
装備 |
ソフトクッションサドル、サドルガードマン、インサイドベル、端子カバー |
■特徴
▼特徴
2010年のビビFXシティ(高耐久ハブ搭載7Ahモデル)と交替する形で登場。
高耐久ハブ搭載タイプではなくなったので低価格化。
更に8Ahの大容量化で航続距離アップ。より一般向けに使いやすくなった。
▼モデル構成
パナソニック製のスタッガード型モデルでは中堅モデルとなる。
容量 |
特徴 |
パナソニック製 ママチャリ型 |
パナソニック製 スタッガード型 |
ヤマハ&ブリヂストン製 スタッガード型 |
12Ah |
強化アシスト |
ビビEX |
ビビタフネス |
該当無し |
8Ah |
8段変速 |
該当無し |
該当無し |
PAS CITY L8 A.C.L.ロイヤル |
8Ah |
通常アシスト |
ビビDX ビビDXスペシャルデザイン |
ビビDXシティ |
該当無し |
4Ah |
通常アシスト |
該当無し |
該当無し |
PAS CITY S A.C.L. |
3Ah |
通常アシスト |
ビビSS ビビNX |
ビビSSシティ |
該当無し |
▼モデル選択
スタッガード型でDXシティより下位モデルは4Ahや3Ahしかなく、容量差がかなり開いている。
また上位モデルは、内装8段や高耐久ハブ等を搭載するので高額になっている。
「アシストや変速は普通で良いから、手頃価格で大容量が欲しい」という人には有力。
前輪回生充電型モデル
◆エネループバイクSPL《8.0Ah》(サンヨー)
タイヤ |
26インチ |
24インチ |
型 番 |
CY-SPL226 |
CY-SPL224 |
価 格 |
15万7290円(実売約11万5千円~) |
電池容量 |
8.0Ah(25.2V)リチウム電池※定格7.6Ah |
航続距離 |
強36km、標準45km、エコ55km |
重 量 |
25.3kg |
24.6kg |
GD値 |
3速時GD値:5.6m 60rpm時:20.2km/h 24km/h時:毎分71.1回転 |
3速時GD値:5.3m 60rpm時:18.9km/h 24km/h時:毎分76回転 |
スプロケ |
36×18T×内装3段変速(SG-3R40) |
サイズ |
全長186cm、全幅57cm |
全長177cm、全幅57cm |
適応身長 |
143cm~(サドル高:75~93cm) |
141cm~(サドル高:74~92cm) |
■主要装備
特殊 |
新モード回生充電機能(左ブレーキ連動前輪回生充電) (エコ充電モード機能、パワーリザーバー機能追加) |
電装 |
4灯高輝度白色LED、3灯赤色LEDテールランプ (左ブレーキ連動で点滅するストップランプ機能付き) |
車体 |
ワイヤー内蔵S字型アルミフレーム |
車輪 |
WO規格26or24×1+3/8インチ(幅37mm)高耐久タイヤ(KENDA COSMOS) ステンレスリム(Amigo)、ステンレススポーク |
積載 |
ステンレス&鉄バスケット(底面と背面が樹脂コート鉄製)、クラス25リアキャリア L字てこ付きスタンド、くるピタ |
装備 |
コンフォータブルサドル、滑り止め付ペダル、ドレスガード |
■特徴
▼モデル構成
エネループバイクSPLは
最上位クラスのフラッグシップモデル。
容量 |
特徴 |
モデル名 |
8.0Ah |
新・回生モード リチウム電池 |
エネループバイクSPL |
6.0Ah |
リチウム電池 |
エネループバイクSPA |
3.1Ah |
ニッケル水素 |
エネループバイクSPF |
▼SPAとの違い
下位モデルのSPAと違い、回生充電の制御を一新した新モード搭載。
なお、SPL用のリチウム電池とは
バッテリーの互換性が無いので注意。
↓見た目(フレームの太さ等)での判別
▼エコ充電モード
従来の「ブレーキ充電」や、「下り坂惰性走行時の自動充電(オートモード時)」機能に加え、
平地でも
普通の自転車よりペダルを重くして充電を行う
エコ充電モードを追加。
平地でも余剰エネルギーがあると判断した場合には自動充電を開始する。
自動充電中は当然、普通の自転車よりペダルが重くなるが、そこは制御の工夫で体感的抵抗感を軽減。
アシストは控え目になり、人間の負担を増やしてでも充電を優先させる。
下位モデルのSPAで平地充電するには、軽くブレーキを掛けながら漕ぐ事になるが、
これだとペダルがとてつもなく重くなる(回生ブレーキが掛かるので当然だが)。
エコ充電モードはそれよりはペダルの重くなる度合いが少ないので、まだ自然に漕げる。
あくまで電池残量が不安な時に使うモードなので、日常的に
多用するモードでは
無い。
普段はオードモードを使い、積極的アシストが欲しい時はパワーモード、と使い分けを。
▼パワーリザーブ機能
パワーリザーバー機能は、バッテリー切れ防止の表示機能。
まるで「
目覚まし時計の針を10分早めて寝坊に備える」様に、バッテリー残量を実際より1Ah分少なく表示。
バッテリーランプが点滅してアシストが一旦停止しても、表示されない残り1Ah分のリザーブ(予備)電源で走行可能。
オートバイのリザーブタンクをイメージして命名された機能で、うっかりバッテリー切れを防ぐ。
あくまで残量を過小表示してるだけの、実にローテクな仕掛けなので、バッテリー容量が増える訳では無い。
1Ahの予備電力で、パワーモードなら4km、オートモードで6kmの走行が可能。
▼予備バッテリー
別売の10Ah(定格9.5Ah)バッテリーを使えば、航続距離は
強45km-標56km-エコ68kmにアップ。
パナソニックのRX-10Sに次ぐ航続距離が可能になる。別売りオプションなので最初から選べないのが難点。
▼登坂能力
前輪駆動なので、他モデルの前輪回生機種と同様、
登り坂に弱い。
急坂では前輪に掛かっていた荷重が殆ど抜けて、後輪に殆どの荷重が集中する。
こうなると前輪モーターがいくら頑張っても、動力を地面に有効に伝えられず、
坂道ラクラクが売りの筈の電動アシストなのに、急坂では苦戦するという困った事態に。
これはエネループバイクSPLに限らず、
前輪駆動方式を採用する機種に共通の問題。
▼ストップランプ機能
テールライトはまるでオートバイのブレーキランプの様な
ストップランプ機能付き。
左ブレーキを掛けると
赤色LEDが早く点滅し、夜間走行での安全に役立つ。
家電製品メーカーだけあってか、4灯LED前照ライトの光量も高くて照射範囲が広い。
◆リチウムビビRX-10S《10Ah》(パナソニック)
型 番 |
BE-ENLR732 |
価 格 |
15万5千円(実売約13万2千円~) |
電池容量 |
10Ah(26V)リチウム電池 |
航続距離 |
強48km、オート56km、エコ97km |
重 量 |
26.1kg |
GD値 (26インチ) |
3速時GD値:5.6m、60rpm時:20.2km/h 24km/h到達時:ペダル毎分71.1回転 |
スプロケ |
41×21T×内装3段変速(SG-3R40) |
サイズ |
全長186cm、全幅58cm |
■主要装備
特殊 |
バックライト搭載スイッチ、前輪モーター型回生充電機能 2段階(ハーフorフル充電)切り替え式ブレーキ充電 |
電装 |
光量2倍化6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール |
車体 |
スタッガード型アレックス(高張力鋼)フレーム |
車輪 |
WO規格27×1+3/8インチ(幅37mm)パンクガードマンタイヤ ステンレスリム(ARAYA)、ステンレススポーク |
積載 |
Wトップステンレスメッシュバスケット、ステンレスリヤキャリヤ(クラス25)、 片足スタンド、くるピタ |
装備 |
肉厚クッションサドル、サドルガードマン、インサイドベル、端子カバー |
■特徴
▼特徴
エネループバイクと同じ前輪モーターを搭載し、
回生充電機能を搭載したモデル。
回生充電を利用した場合は、
全電動アシスト自転車中で最長の航続距離を誇る。
逆に言えば、エネループバイクSPLよりも
アシストは控え目でパワーでは劣る。
出足やパワフルさではビビDX等の後輪駆動モデルに劣るが、航続距離に特化した機体。
▼前輪駆動モーター
パナソニックの他モデルは車体中央にモーターを配置した
後輪駆動なのに対し、
RX-5Uは
前輪駆動で全くの別物。他のパナソニック製とは異質。
フレームも他モデルママチャリが採用するアレックス(高張力鋼)ではなく、アルミフレーム。
パナソニック製ママチャリタイプと言うより、「
エネループバイクSFHの10Ah版」に近い造り。
▼充電モードが2段階
作動範囲は
時速6~24km/h。24km/h以上では回生が働かない。
エネループバイクと違うのは、ブレーキ充電が2段階に分かれてる点。
左ブレーキレバーだけ握った場合は、弱い回生ブレーキの
ハーフ充電モード。
左右のブレーキを両方握った場合は、強い回生ブレーキの
フル充電モード。
ハーフ充電よりフル充電モードの方が、回生できる電力も多い。
▼登坂能力
エネループバイクと同じ
前輪駆動方式なので、やはり登り坂での荷重面で不利なのは同じ。
登り坂で前輪を地面に押し付けるグリップ力が不足し、坂道でのアシストがやや弱くなる。
更にエネループバイクよりも、航続距離重視な分アシストが控え目で、登り坂で更に苦戦しやすい。
▼航続距離
変速機を介さない前輪モーター直結なので、
アシスト走行中の燃費は悪い。
回生充電で補ってカバーしているので、
回生ありでの航続距離の長さは
最長クラスとなるが、
24km/h以上になる急坂等、
回生充電が働かない条件での航続距離はビビタフネスより劣る。
この為、回生充電を使い難い使用環境にあると、燃費が悪くパワーが弱い、となるので注意。
また回生機能が付いた分、価格も12Ahクラスのモデルに近い額になる。
「
回生充電機能の長所/短所」を参考にし、回生充電機能が必要かどうかは購入前に要検討。
最終更新:2011年08月01日 20:48