首都大学東京(原島文雄学長)は18日、同大システムデザイン学部所属の男子学生2人が
不適切な動画を制作し、動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿したとして、公式ホームページに謝罪文を掲載した。
学生2人は「ドブスを守る会」と称し、街頭で面識のない女性につきまとい、強引に撮影した映像を
ユーチューブに掲出し、視聴者から批判が集中していた。動画の最後に学生の実名が紹介されていたため、
視聴者が大学側に通報し発覚した。現在、元の動画は削除されているが、女性にモザイクをかけたコピー映像が出回っている。
首都大は「現在、事実確認を進めておりますが、詳細を把握の上、当事者に対し厳正に対処してまいります」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000646-san-soci
別ソース
卑劣な「ドブスを守る会」衝撃動画…一般女性続々被害
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100618/crm1006182016033-n1.htm


学生らの行為について、弁護士の紀藤正樹氏は「刑法上の名誉棄損罪、もしくは侮辱罪に該当し、前者なら3年以下の懲役もしくは禁固または50万円以下の罰金、
後者なら拘留または科料に処されます。いずれも被害届が必要ですが、民事訴訟でも肖像権や人格権侵害などで一定の慰謝料を請求できます」と指摘する。


 また、学生らはこのほかにも、無許可のニセ街頭募金や電車内の女性盗撮も行っており、こちらは被害届がなくとも詐欺罪や都道府県迷惑防止条例が適用される。
動画の編集には、今年3月に東大仏文科を卒業し、現在同大学院修士課程の男子学生も協力していた。


 外部の指摘で17日に一連の事実を把握した首都大学東京は、「現在詳細を調査中ですが、学生らはおおむね事実関係を認め、『安易な考えだった』と反省を述べています。
大学としては女性の人権を無視した行為を重くとらえ、すべてが明らかになった時点で対応を決めます」(山口紀子管理課長)としている。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年06月19日 19:40