ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3921 冬の日の水上まりさ
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ankoss
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『冬の日の水上まりさ』 5KB
不運 自業自得 飼いゆ 加工場 現代 タイトルに水上まりさとありますが、便宜上のもので、水上でも大丈夫なただのまりさと考えてください
不運 自業自得 飼いゆ 加工場 現代 タイトルに水上まりさとありますが、便宜上のもので、水上でも大丈夫なただのまりさと考えてください
『ゆっ…ここはどこなのじぇ…?』
ある朝、まりさが目覚めた。
『ゆゆっ!?おぼうしがないのぜ!おぼうしさん!いじわるしないででてくるのぜ!!』
『ゆふぅ~…あんよのしたにあったのぜ…ここはおみずさんのうえなのぜ?』
安堵も束の間、風がまりさを襲う。
ビュッ!
『ゆっ!!しゃ、しゃしゃ、しゃむいのぜ~!!!くそかいぬしははやくだんぼうさんをだすのぜ~…』
ガクガクガク
『ゆっ!!しゃ、しゃしゃ、しゃむいのぜ~!!!くそかいぬしははやくだんぼうさんをだすのぜ~…』
ガクガクガク
『そ、そうなのぜ!まりさはあのくさりにしばられたつまらないいえからどくっりつっ!したのぜ!!』
『まりさはひろいせかいでけんしきをひろめて、このよのはしゃとなるのぜ!せいふくおうなのぜ!!』
『もうくそかいぬしはいないのぜ!まりさをしばりつけたたくずはいつかどれいにしてやるのぜ!!』
『ゆっ!?あのにんげん、こっちをみてるのぜ!!まりささまをただでみようなんてゆるされないのぜ!!』
『いませいさいしにいくのぜ!!どれいいちごうにしてやるのぜ!!でも、かげんできないかもしれないのぜ~~?』
『ゆ~へっへっへ!!ないてわびてもおそいのぜ!!いまきのえださんをつかってそっちに…』
まりさは帽子の中からオールを取り出した。
『ゆっ!そこでまってるのぜ!!』
カツンッ!カツンッ!
カツンッ!カツンッ!
『ゆっ…?』
動かない。
カチンッ!!カチンッ!!
『どうしてすすまないのぜ!?おみずさんはいじわるしてるのぜ!?』
ガガンッ!
『いいかげんにしないとぷくーっ!するのぜ!? もうおこったのぜ!!ぷくーっ!!』
水面は何も言わない。
『どうしちぇいじわりゅしゅりゅのじぇー!!まりちゃはしゅしゅみちゃいだきぇなのじぇー!!』
まりさは泣き喚く。
まりさは泣き喚く。
「なにやってんだ?あいつ…」
公園のベンチで、男が小さな池の上で泣き叫ぶまりさを見ていた。
公園のベンチで、男が小さな池の上で泣き叫ぶまりさを見ていた。
このまりさは飼い主への反抗が酷くなり、ついに我慢の限界を迎えた飼い主にラムネで寝かされ、池の中に放置された。
奇跡的にれみりゃにも襲われず夜を越えた魔理沙だったが、現在は真冬だ。
池には氷が張り、動けなくなって今に至る…
奇跡的にれみりゃにも襲われず夜を越えた魔理沙だったが、現在は真冬だ。
池には氷が張り、動けなくなって今に至る…
「なんか突然泣き始めたし…」
早朝、散歩をしていた男がまりさを見つけた。
まりさの言うところの「どれいいちごう」候補が彼である
早朝、散歩をしていた男がまりさを見つけた。
まりさの言うところの「どれいいちごう」候補が彼である
少しして、男はまりさが動けなくなっているのは把握した。
「どんだけ馬鹿なんだよ…」
彼はゆっくりが好きではなく触りたくはないが、虐待が好きという訳でもない。
このまま死なれたら少し寝覚めが悪いので、助言をしてやることにした。
「どんだけ馬鹿なんだよ…」
彼はゆっくりが好きではなく触りたくはないが、虐待が好きという訳でもない。
このまま死なれたら少し寝覚めが悪いので、助言をしてやることにした。
『ゆぇぇえええん!!!たすけちぇおにいしゃぁぁぁん!!』
元の飼い主に助けを求めるまりさ。そこに…
元の飼い主に助けを求めるまりさ。そこに…
「おい、お前」
『ゆううぅうう!にんげんしゃん!まりしゃをたすけちぇええ!!』
「水が固いんだったら、上に乗れば出られるんじゃないか?」
『ゆっ…?』
『ゆぅううっぅう!!そうなのぜ!!そうすればでられるのぜ!!』
腐っても元飼いゆっくり、理解は早かった。
腐っても元飼いゆっくり、理解は早かった。
『にんげんさん!!ありがとうなのぜ!!かんしゃするのぜ!!』
「別に構わないよ。じゃあ、達者でな。」
男はそのまま公園を立ち去っていった。
まりさは男をせいっさいっすると言ったことは完全に忘れていた。
「別に構わないよ。じゃあ、達者でな。」
男はそのまま公園を立ち去っていった。
まりさは男をせいっさいっすると言ったことは完全に忘れていた。
『そうとわかればおりるのぜ!!まりさのかがやかしいみらいへのいっぽがいまふみだされるのぜ!!』
ピョンッ!と跳ねるまりさ
ピョンッ!と跳ねるまりさ
『……ゆゆ~?』
『ゆんぎゃあああああ!!ちゅめたいのじぇ~!!!』
まりさが飛び乗ったのは氷上。冷たいに決まっている。
それに我慢弱いゆっくりであるまりさに耐えられるはずはない
それに我慢弱いゆっくりであるまりさに耐えられるはずはない
『ちゅ、ちゅべ、ちゅ、ちゅべたいのじぇ~~!!だれかにゃんとかしゅるのじぇ~!』
転げまわるまりさ
『はやく、むこうがわへ、いくのぜ、…どぼぢであんよしゃんうごきゃにゃいにょ~~!??』
氷の冷たさでまりさのあんよは凍傷のような状態になった。
それに氷と言っても、少なからず水分は乗っている。転がったまりさの体は溶けかかっていて、もう動かない。
それに氷と言っても、少なからず水分は乗っている。転がったまりさの体は溶けかかっていて、もう動かない。
『ゆぐっゆぐっ…まりしゃのぼるとさんすらりょうがするしゅんっそくのあんよしゃんが…』
身動きの取れないまりさ。我慢できない痛みと冷たさを受けながら、ただただ泣くばかりだった。
しかし、まりさに降りかかる苦難はそれだけではすまなかった
日が昇る。今日は比較的暖かい日であった。
『にゃんかぽーかぽーかなのじぇ………ゆゆ!?どぼじてからだがおみずさんにつかってるの~!!』
つまり、氷はすぐに溶ける。
小さくなった氷は、まりさの体重を支えるには心許ない
『にゃんかぽーかぽーかなのじぇ………ゆゆ!?どぼじてからだがおみずさんにつかってるの~!!』
つまり、氷はすぐに溶ける。
小さくなった氷は、まりさの体重を支えるには心許ない
『ゆっぷ、ちゅめた、ちゅべたい!おみずさんはゆっくりできないぃ~!!!』
順調に氷は溶けて行った。本日は快晴である。
『ゆぎぇ、あんよしゃん、とけちゃだみぇ、もう、ぴょんぴょん、できなく、なるのじぇ』
もう、まりさの体は半分水につかっている
『ゆびゃ!おみずさん!あやまるのじぇ!!ごみぇん、なしゃい、なのじぇ!たすけちぇ、うっぷ、ほしいのじぇ!!』
口に水が入っていく
『ゆびゃ!おみずさん!あやまるのじぇ!!ごみぇん、なしゃい、なのじぇ!たすけちぇ、うっぷ、ほしいのじぇ!!』
口に水が入っていく
『(どぼじでごんなごどに…!)』
まりさはじぶんのゆん生を思い返す。
ペットショップで生まれバッジ教育を受けたことを。
売れ残って処分寸前だったところをに飼い主に飼われたことを。
飼い主が自分を可愛がってくれたことを。
飼いゆとしてのルールに嫌気がさして反抗を始めたことを。
躾をされているとき、噛み付いたことを。
飼い主の家を荒らして物を壊したことを。
そして、そのときの飼い主の悲しそうな顔を…
まりさはじぶんのゆん生を思い返す。
ペットショップで生まれバッジ教育を受けたことを。
売れ残って処分寸前だったところをに飼い主に飼われたことを。
飼い主が自分を可愛がってくれたことを。
飼いゆとしてのルールに嫌気がさして反抗を始めたことを。
躾をされているとき、噛み付いたことを。
飼い主の家を荒らして物を壊したことを。
そして、そのときの飼い主の悲しそうな顔を…
まりさは自分の過ちに気付いた。自分がやってはいけないことを、恩を仇で返したことを。
『ごびぇんなしゃい、おにいしゃんごびぇんにゃしゃい!!はんしぇいしちゃのじぇ、まりちゃをたすけちぇぇぇ!!』
だが、気づくのが遅すぎた。
もし今飼い主に掬われても、まりさの体は救える状態ではない。
だが、気づくのが遅すぎた。
もし今飼い主に掬われても、まりさの体は救える状態ではない。
『(ごべんなざいごべんなざいごべんなざいごべんなざい…)』
まりさは誰にも聞こえない懺悔をしながら、沈んでいった。
その顔は、とてもゆっくりできないものであった…
まりさは誰にも聞こえない懺悔をしながら、沈んでいった。
その顔は、とてもゆっくりできないものであった…
広い世界を見て、世の支配者になることを志したまりさ。
広い世界に出ることなく、小さな池すら支配出来ず、その一生を終えた。
広い世界に出ることなく、小さな池すら支配出来ず、その一生を終えた。
‐完‐
近年のゆっくりの飼い主のモラルは低下する一方です。
捨てるならきっちり潰す。または加工所に連絡しましょう。
捨てるならきっちり潰す。または加工所に連絡しましょう。
過去の作品
anko3815 はだかのれみりゃ
anko3817 みにくいれみりゃのこ
anko3826 れみりゃのカリスマ教室
anko3863 ランプの精
挿絵: