凍る世界

「武器も良いし、ここは一つ優勝狙ってみるかな…ふひひ」
片手に支給品である冷凍爆弾を握り、道を歩くパフェニー。
(だが、優勝するには敵を殺さないとな…)
そう思い、辺りを見回す…。
自分より左には、森がある。
前は、まだ道が続いている。その向こうには、小さく駅が見える。
右には、崖とガードレール。
(向こうの駅に…誰かいる気がするけれど…もっといそうなのは…)
そう心の中で結論を出し、森の方を向く。
…誰かが歩いてくる。
肩に少々の血のしみが付いていることから、手負いであることが分かる。
(これはチャンスだ…!)
そう思い、人影に自分から近づく。
「おい、そこの人」
声をかけると、すぐに返事があった。
「誰かいるんだな?」
返事の声には、傷を負っていることなど気にしないような声だった。


「ふむ…阿部さんはいい男を食ってきたのか…」
「ああ。だが、今は別にいいんだ。それに…仲間が欲しいんでね。」
2人は出会った時は一瞬警戒したが、すぐに打ち解けた。
「ああ、これやるよ。いくら強いとはいえ、武器が無いんじゃ危ないぜ」
そう言い、パフェニーは冷凍爆弾を手渡す。
「…爆弾か?爆弾なら、起爆装置のような物があってもよさそうだが」
そう言いながら、爆弾を眺め回す。
「ああ、時限式なんだよ、それ」
そしてパフェニーが歩き出す。
「出発するのか?」
「トイレだ」
「なら、一緒n「断るぜ」


(さて、阿部さんは…爆弾を持ってるな。よし、これで…)
そしてパフェニーがポケットから取り出したものは…小さなスイッチ。
そう、さっきの爆弾は「時限式」と言っていたが、実は「遠隔操作式」だった。
(ごめんな阿部さん。だが、これも優勝のためだ…)
そして、小さなスイッチを…ゆっくりと、押した。
「ぐあぁっ!」
阿部が手に持っていた爆弾が炸裂し、中に入っていた冷凍剤が体1面にかかる。
(くっ…罠だったのか…だが…)
デイパックからウージーを取り出そうとするが…体が動かない。
「…凍りついてるのか…!なんてこった…」
その時点で体が凍りついているのを理解する。
全身氷に包まれ、緩やかに意識が遠のいていく…
(…正樹…せめて死ぬ時は…お前のケツの中で…)
そして、阿部の意識はプツリと途絶えた。


凍りつき、氷の塊になっている阿部を見下ろし、デイパックを拾う。
「ごめんな、阿部さん。だが、俺も優勝したいんでね)
そして、その場を足早に去った。


【一日目/早朝/G-4:道端】


【パフェニー@板対抗BR】
[状態]:健康
[装備]:冷凍爆弾@その他
[所持品]:支給品一式、不明支給品、阿部の所持品
[思考・行動]:
基本:優勝を狙う。
1:すまんね、阿部さん…

【阿部高和@ニコニコ動画 死亡】
死因:凍死

≪支給品紹介≫
【冷凍爆弾@その他】
このロワオリジナルの支給品。
リモコンで操作し、爆発すると加害範囲内にいる人間を凍りつかせる。
距離によって凍る程度は変わるが、30cm程なら確実に対象を凍死させる。

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